奥大日岳 平成19年9月4日
9月4日 立山駅7;05=美女平7;25=室堂8;10〜雷鳥平テンバ9;05〜 11;20奥大日岳12;20〜14;30雷鳥沢ヒュッテ 前夜、アルプス村に車泊した。コンビニがあって便利だった。 朝、立山駅前の駐車場に移動すると大きな駐車場の半分は埋まっていた。 始発の電車までのんびりして改札に行くと切符売り場は長蛇の列ができていた。
切符の販売は早い時間から行われているのを知らなかった。 それでも何とか2番の洗車に乗れた。美女平でバスに乗り継ぎ、室堂まで1時間ほどで着いた。 雄山、立山三山に目が行くが本日の目的は奥大日岳です。
ミクリガ池、雷鳥荘、硫黄の臭いと噴煙が登る白茶けた谷間は不気味です。 反対側は緑の谷間に小さな池が点在する。天国と地獄の堺を歩く。 彩り豊かなテントを見下ろしながら雷鳥平キャンプ場まで下る。 沢を板橋で渡り、大日岳に向かう。9割は別山、剣岳に行きます。 稜線に立つと展望は開けて山崎カールと立山三山と噴煙の上る窪地、 弥陀ヶ原と称名川へ切れ落ちる岸壁と雄大な風景が一望できる。
平原に山岳道が曲がり、その奥には薬師岳が見事なコントラストだ。 分岐に剣御前に向かうご夫婦がいた。 ここからの剣岳はその近さもあって迫力満点です。谷間にヘリがホバーリングしている。 奥大日見えてくる。 足元はヨツバシオガマ、ウサギギク、ハクサンイチゲ、クルマユリ、アキノキリンソウ、などが咲いていました。 奥大日山頂は360度の展望に恵まれた。穏やかな天気で長居をして展望を満喫した。 薬師、赤牛、雲ノ平と黒部川の源流、その奥に槍、穂が圧巻です。 富山湾もはっきりと見えたし白山の存在感も見事だった。
今晩の宿は雷鳥沢ヒュッテです。少し古びた体育館のようです。 任期はいまいちか、大部屋に4人だった。 温泉は白濁の硫黄泉、いい温泉です。キャンプの人も入りに来てました。
奥大日岳は10年ほど前に称名の滝に縦走したがこんなに展望がいいという記憶がなかった。 手軽に登れて迫力の剣岳を堪能するだけでも十分楽しい、いい山でした。 |