西国33ヶ所 中山寺(24番)、清水寺(25番)、一乗寺(26番)平成12年12月20日ー26日
12月20日(水、西国1日目) 暮れになると、恒例になった西国33か所札所巡りです。 自宅を前夜(19日深夜)に出た、浜名湖SA車泊、 翌日(20日)には箕面ー中山寺を歩く予定だった。 鈴鹿が渋滞で回避休憩したら2時間の爆睡したて予定変更になった。 本日は歩くことなく猪名川の石道温泉に入った。 有馬温泉と同じ泉質だそうです。1000円の入浴料は高い、 赤茶の温泉、静かなのはよかった。道の駅「いながわ」に車泊した。 12月21日(木、西国2日目) 宝塚駅=電車=箕面7;55〜池田駅〜10;45中山寺(第24番)11;15〜宝塚駅〜12;55生瀬駅=電車=宝塚駅 道の駅「いながわ」の朝は寒く社内のウインドウに氷結が見られた。 宝塚大劇場の近くのパーキングに駐車する(24時間600円) 500mほど歩いて宝塚駅にゆく。 駅もなんとなく華やいだ雰囲気がする。 石橋乗り換えで、箕面に着く。前回雪の舞っていたのを思い出す。 通学時間、子供たちが多い。
猪名川を渡る、大鷺とカモメ、鵜、水鳥が多い。 サギは動くことなく待ち、鵜は忙しく潜り、面白い。
川西駅、清和源氏の発祥の地と知った。
宝塚に入る。山本新地公園前のおしゃれなベーカリーで朝食定食を食べる。 自転車を押しながら歩く地元のおじさんと一緒に歩く。 宝の湯に行くとのこと、この温泉がとてもいいと教えていただく。
中山寺は素晴らしく立派な寺、新しい五重塔をバックにシャッターを押す。 21日でしまい大師とのこと、甘酒の振る舞いに授かった。
宝塚駅に着く、朝駐車したところを通過して、生瀬駅まで歩いて本日の歩きを終了した。 電車で一駅、戻って車を回収する。 教えていただいた宝の湯に行きました。 綺麗な施設、自家噴の温泉は有馬温泉と同じ、やや茶色の温泉は源泉かけ流しの温湯と高湯があって 気持ちよく汗を流した。ここに4回ほど立ち寄りました。 昨日と同じ道の駅「いながわ」で車泊した。 12月22日(3日目 西国3日目) 三田駅=電車=生瀬駅7;30〜名塩8;25〜三田駅〜13;00新三田駅 =電車=三田駅 道の駅「いながわ」厳しい冷え込みだった。 三田駅まで思いのほか近かった。24時間500円のパーキングに置く。
三田駅から生瀬駅にJR宝塚線で一駅、通勤通学時間だが混雑はなかった。 清水寺に向かうが本日は到達できない、歩けるだけ先に歩を進める。 昨日の終点、生瀬駅から歩く。すぐに国道に合流すると 交通量が多く歩きには大変です。 名塩集落になるとやや街道に迂回するようになった。 赤坂峠まで緩やかに登る。西宮山口JCTの手前で高速の上を横切った。
高速道路が旧道を切り裂き、不明瞭な道で高速に沿う道に出る。 国道に出たところに吉野家があり軽食を取る。
武庫川に出ると、間もなく三田駅に着いた。コーヒー休憩しようとしたがモスバーガーが一軒だけ お店は大混雑していたのでそのまま新三田駅まで歩いた。
今日はここで終了。 三田駅に戻って車を回収、昨日と同じ宝の湯で汗を流した。 冬至でゆず湯だった。おもてなしに感謝です。 道の駅「いながわ」に車泊した。 12月23日(土、祭日 西国4日目) 三田駅=電車=新三田駅7;00〜12;05清水寺(25番) =車=13;00相野駅=電車=三田駅 道の駅「いながわ」5時30分でた、祭日で車は少なく、 昨日と同じパーキングに停めた。すいていた。 三田駅から新三田には電車で行き、歩き出した。
濃霧で霞んでいるが風もなく穏やかな朝です。 交通量の多い国道、歩道がない処は気を遣う。日本の車道は自動車優先、歩行者冷遇です。
清水バス停まで車道を歩く。つかれたので清水のバス停で休憩をした。 歩き出して時計を見ると、12:08のバスにギリギリ間に合うかもしれない。 登山道で清水寺へ、到着したらバス時刻の5分前で納経を済ませたら間に合いませんでした。 バス停での休憩が悔やまれた。14:50まで3時間ほど待つことになった。
納経を済ませて境内を一回りしたがまだ2時間以上ある。 バス停の手前に清水茶屋がありここで待つしかない。 大門の写真を撮りにバス停に行く。降りてきたご夫婦にバスに乗り遅れたのを話すと 相野駅まで乗せてもらうことができました。 これも御大師様のご利益か待ち時間もなく相野駅に、ここでも3分の待ちで電車に乗れました。 立ち寄り温泉は吉川温泉「よかたん」だった。 炭酸泉のぬる湯にゆっくりと浸かりました。 道の駅「とうじょう」で車泊した 12月24日(日 西国5日目) 花山院菩提寺(番外札所) 午後から雨の予報で休養日です。 西国33ヶ所の別院、花山院菩提寺に車で行ってみた。 雲海を見たいと思い早めに行ったが遅かったようです。 少ないが雲海が拝めた、有馬富士、千丈寺湖も霧の中に霞んでいた。
宝の湯に立ち寄る。3度目の訪問、日曜日で混雑していた。 道の駅「とうじょう」に車泊した。 12月25日(月 西国6日目) 三田駅=電車=相野駅=バス=清水寺(25番)11;05〜西国古道〜16;05社町駅=電車=19;00三田駅 相野駅発のバス時間は10時20分発だが、三田駅の安パーキング(24時間500円)に 停めるために早くやってきました。 パーキングで時間待つする間に満車になった。早く来て正解だった。 通学、通勤時間だが逆方向のため座れた。 相野駅には早く着きすぎ、バス停には兵庫陶芸美術館へのバスがいた。 運転手さんがこれが戻って来て清水行きになると教えてくれた。
バスの時間になると札所巡りらしい人が来た。東京の方で職場が私の住まいに近い、、 清水寺まで乗ったのは二人だけだった。 参詣料500円とバス代580円を運転手さんい支払った。 一昨日は歩きだったため入山料はありませんでした。
納経は一昨日に済ませたので、大講堂に手を合わせ石段を降りた。 石段の途中で社町への道が分かれるが案内は古い石標だけで読めません。 スギの落ち葉が敷き詰められていて歩く人が少ないのが感じられる。
車道に出たところに西国古道の案内があったが並行する車道を歩くと 道が離れてゆく。カーブで藪に踏み跡を見つけ、ガードレールを乗り越えた。 これが失敗だった。しばらくすると踏み跡は薄くなり藪道になった。
引き返すのも癪で、強引に突き進む。 時々、昔は歩いたらしき感じも見られたが濃い藪だった。 サルトリイバラと背丈の高いシダが行く手を塞いでいた。 ようやく藪漕ぎに解放されると、そこには西国古道の標識があり、たぶん 最初に見た古道標識に続いていると思われ、時間と労力の無駄を痛感した。
社営業所バス停への分岐付近で時間を確かめると 三田行きのバスには間に合いません。 立派な佐保神社に立ち寄り、加古川を渡り、JR社町駅に着き本日は終了です。 円形ドーム型の駅舎がユニークで風情がある駅だった。 JR加古川線で粟生駅まで、ここで神戸電鉄線で鈴蘭台へ、神戸電鉄有馬線、三田線乗り換えて三田駅に戻りました。
三田駅に戻るのに2時間以上を費やした。 バスは半分で済むのでここもロスが大きかった。 しかい、初めての路線、ローカル線に乗れたのは嬉しかった。 この旅で通いなれた宝塚の宝の湯で汗を流して、道の駅「とうじょう」で車泊した。 12月26日(火 西国7日目) 社町駅駅8;10〜10;30法華口駅11;15〜12;20一乗寺(26番)=バス=社町駅 道の駅「とうじょう」から社町駅は近い、駐車場があるのか心配したが 1日200円と格安駐車場があった。駐車スペースの番号のボックスに200円を投入 するシステムで管理人もいないのでズルができそうだ。利用者の善意で続けてもらいたい。
国道は歩きには不向き、遠回りでも並走するような昔道を探して歩く。 河西市に入る。播磨中央自転車道というサイクリング道があった。
。北条線という超ローカル線の法華口駅で休憩するです。 駅舎には米粉を使ったパン、ピザなどを売っていて、米粉たこピザを食べた。 沿線のイベントも多く、河西市民の北条線への意気込みを感じた。
坂本より徒歩道を進み法華山一乗寺に着きました。 冷たい風が落ち葉を吹き飛ばしていた。 階段の両脇には松飾りが新年を迎える準備がされていた。 国宝三重塔のところで昨日、清水寺でお会いした方に再び出会いました。 長い石段を登り切った本堂で納経を済ませる。 国宝三重塔を見下ろす風景に和み、静寂にたたずむ。
お茶のお接待所でバス待ちをする。 西国33ヶ所のポスターが所狭しと張られている。13;37のバスで社町に戻った。 吉川温泉「よかたん」で汗を流して岐路に着いた。 御在所付近は小雪が強風に飛び、 伊勢湾道を強風時に通過するのは遠慮したいので御在所SAで車泊して翌朝に走った。 100qを5日で歩くだけ、体力的には楽、だが車に戻る手段に苦労することもあった。 |