雨飾山    平成30年6月26日

 6月26日
小谷キャンプ場4;20〜荒管沢5;50〜7;45山頂8;55〜11;50キャンプ場


キャンプ場のある登山口に4時過ぎに着くと、一張りテントがあった。
出発の準備中の人に挨拶して先に歩き出した。
朝日の昇る兆し、雲が赤みを帯び天気が良くなりそうな気配です。
湿地を15分ほど歩き、登山道は登りになる。
 
日の出前、赤く染まる雲

400m間隔にナンバー杭があり目標にして歩く。
ブナ平で小休憩をする。ブナの巨木は緑濃く、気持ちがいい。
 
ブナの巨木、見上げる

荒管沢の雪渓で見上げると荒々しい峰が聳えている。
雪渓の上は天然クーラー、寒いほどです。
雨飾山はどれだろう?ここで朝、挨拶した方が追いついてきた。
この後下山までご一緒に歩いた。
 
荒管沢の雪渓

雪渓の前後は花が多い、オオバミゾホウズキ、サンカヨウ、ニリンソウが多い。
急登になって気温も上がり、立ち止まりが多くなった。
タニウツギが華やかに見える。
振り返ると高妻山、黒姫山が見えている。山頂では霞んでいたのでここが見どころだった。

 オオバミゾホウズキ
 
サンカヨウ
 
シラネアオイ、残り物

灌木になって前方が開けた。
岩場が連続して登りきると笹平に着く、金山、焼山への分岐です。
雨飾山のピークも見える。目標が確認できると元気が戻ってくる。
 
オオハナウドの咲く草原と雨飾山

アカモノが足元を埋める登山道、鞍部で雨飾温泉からの道が合流する。
花も多い、オオハナウド、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、イワオウギ、カラマツソウ、イブキジャコウソウ、ムカゴトラノオ、など気分良い花道です。
山頂直下にはオオハナウドがたくさん咲いていた。
 
アカモノ
 
ハクサンチドリ
 
タカネコウリンカ?

山頂で昨日は見られなかった白馬連山を見渡す。
金山、焼山、火打が見える。
一番乗りだったが次々とやってきた人でにぎやかになった。

山頂  

下山は蒸し暑く、荒管沢の雪渓で涼を求めた。
白馬村の温泉で汗を流した。