天狗角力取山ー障子ヶ岳  平成30年9月18日

 9月18日
駐車地7;25〜漁師の水場10;15〜13;25天狗小屋


道の駅西川で前泊して大井沢の登山口へ、南俣沢出会の駐車地入口は
最近の雨で大きな水たまりでした。
下山を考えて障子ヶ岳に進み林道の空き地に駐車した。

南俣沢登山口に戻って歩き出した。
久しぶりに避難小屋泊、若干重くなったリュックを背負った。
ふつうは一日で周回するが小屋泊にしてのんびりと歩くことにした。

若いブナの木の道、キノコが多くみられる。老木にびっしりとキノコが、ヒラタケかツキヨタケ
か気になるが手が届かないのが残念でした。
 
ツキヨタケ?

紅葉には早いがカメノキ、ナナカマド、コブシなど赤い実に秋の香りを感じた。

コブシ 
 
オオカメノキ
 
ナナカマド

ブナの実も見られるが実の付く木と付かないものがある。
サルナシと思しき実を齧ってみた。まだ若い、渋く苦い、ベロがしびれた。

漁師の水場につく、水は少ない、一休みした。
ここまでは昨年、下調べで登った。
障子ヶ岳が見渡せる無名ピーク、障子ヶ岳の尖峰が美しい、明日が楽しみです。
 
障子ヶ岳、明日の楽しみ

障子から周回してきたご夫婦に会う、一日でのルートのようだが明日の天気がいいのを
期待して小屋どまりにした。
障子への分岐、天狗小屋が樹林の中に見える。

大朝日、寒河山、以東岳の稜線が近いがピーク付近は雲が残っている。
明日はこのピークを楽しみにした。
天狗角力取山は丘に様な平地ピークの感じはなかった。
 
紅葉の奥に朝日連山

小屋はきれい、本などもあって居心地がいい。
二階に場所を決めた。寒河江の町の光を眺めながら静かな小屋。

天狗小屋 

独り占め
きれいな部屋 、

強い風がドアを鳴らし、一人泊の避難小屋の夜は寒かった。

9月19日
天狗小屋6;45〜8;35障子ヶ岳9;10〜紫ナデ10;15〜13;25車


予想通りの好天、小屋の脇のナナカマドの赤い実に送られて出発した。
分岐の栗畑で眺める朝日連山は雄大だ。
天狗角力取ー三方境への稜線は魅力があり、歩きたいな。

大朝日、西朝日、竜門 
 
寒江、以東

少し進むと、障子ヶ岳のピークは鋭くく尖り、意欲をそそる。
 
障子への稜線

切れ落ちたところもあるが眺めも最高です。蔵王連峰、船形山が遠くに横たわっていた。
障子ヶ岳の山頂は360度展望、朝日連山、蔵王、船形と楽しめる。
月山、葉山は近い。
 
障子ヶ岳

これから向かう紫ナデへの稜線は絶壁の淵、怪しく、楽しみだ。
大井沢の谷がまっすぐに伸びている、下流が登山口だろう。雪渓も見える。
東北の沢風景だ。
 
紫ナデへの切れた尾根
大井沢の源頭部

紫ナデで東に尾根方向を変えて急坂を下る。
ブナの巨木が気持ちよい。
大井沢、出会向沢の落合で坂は終わった。
沢を少しぶらつき、ナメコ、ナラタケを収穫した。
今季初のナメコを土産にした。

林道に出た。ここまで車で来られる。木材の切り出し重機が活動していた。
車に戻った。
大井沢温泉、ゆったり館で汗を流した。
 
大井沢温泉、ゆったり館