苗場山 2003年10月9日

コースタイム
三合目駐車場5;40〜湿原の始まり7;45〜山頂8;45〜12;15駐車場

台形の独特な山容は見慣れた山だが登るのは初めてです。最短ルートの小赤沢コースで登りました。浅香さんと前夜三合目の駐車場で仮眠して、ここから歩き初めです。五合目(1580m)で一休みです。登山道は歩きやすい道です。7合目を過ぎると岩場とロープが出てきますが困難ではありません。前方が開けるといきなりの大湿原に飛び出す、このときは感激です。この風景で先ず、疲れが吹っ飛びます。
展望のよいところで展望の撮影で大休憩をした。湿原一面が草モミジ底に地塘が点在し、その奥に居並ぶ山々は幾重にも深く、こんな景色が本当にあるのだと、来てよかったの一言です。
特徴のある鳥甲山と後には戸隠山、黒姫山がさらに、後には後立山連峰が鎮座する。
誰もいない、こんな風景を独り占めしていいのだろうか。

 
三合目の広い駐車場(下山時撮影)

 
湿原出でると木道が待っている

 
草紅葉、地塘、鳥甲山、後立山連峰
感動の景色
 
山頂に向かって湿原の中、木道を歩く、爽やかないい気分、ゆっくりととこの雰囲気を味わいながら歩く。途中、こんもりとした林を抜けると再び湿原が広がります。いろいろな形の地塘も味わいがある。山頂手前に広場があり休憩場所となっていた。
山頂ヒュッテが見えてきた。山頂標識があるところは樹木で展望がないのが残念です。来た道を戻るが飽きることのない風景、景色は飽きることがなかった。

駐車場に戻る、車はどうしてもピストンルートになるのが面白くない、しかし下山後が自由でよい。今回も楽養館に立ち寄り赤い温泉に入ったし、清津峡の見学と、お蕎麦屋さんで天然マイタケの入ったきのこ蕎麦を食べるなど下山後の楽しみを満喫した。車ならではの山行です。
小赤沢コースは山頂まで湿原の台地を横切るため気分の良い木道歩きを十分に楽しめるのが良い。

雲海が峰を乗り越える
 
 
展望がない山頂

 
鳥甲山をバックに記念撮影