茶臼岳ー朝日岳ー三本槍岳(1999,6/2〜3)


ロープウエーに乗る
 
 茶臼岳は那須連山の主峰で標高は1915m、
山頂周辺からはガスが噴出している、活火山です、
朝日岳は1896mで茶臼岳と三本槍岳の中間にあり、岩肌の山です、
1917mの三本槍岳は名前から判断すると尖鋭峰の感じですが、
実際にはハイマツの多い、重量感ある山です 浦和(5;29)〜黒磯(7;45)着、
黒磯駅から8;00発のバスを利用して、
那須岳山麓駅まで1時間、
ロープウェイ駅は平日でしたが、遠足の子供達と中年ハイカーで、
にぎやかです、1回待ちでした、

茶臼岳の山頂祠
 
山頂駅を出ると広場があり、踏み固められた道を5分も行くと、
牛ヶ首への道を分ける、あとはペンキの矢印に従うと山頂に着く、
山頂は岩がゴロゴロした広場で、小さな祠が立っている
山頂からの眺めは雄大です
 山頂で展望を楽しんでから、峰ノ茶屋に下る、岩の階段状の道を慎重に下る、
眼下には峰ノ茶屋が、眼前には朝日岳が見える、茶屋から朝日岳を目指す、
1ッ所雪が残るところを通過する、あとは岩場を直登し、クサリ場を過ぎると、
朝日岳の西の肩に出る、ここに荷物を置いて朝日岳を往復する
朝日岳から西の肩に戻り、小峰を超えて熊見曽根に着く、
ここで隠居倉への道を分け、右の清水平へと進む、三本槍岳を眼前にしながら
しばらく尾根を歩き、やがて木段を下ると、木道の敷かれた、清水平です、
 
流石山、三倉山の展望
 
三本槍岳
清水平からは、ハイマツの中を登る、シャクナゲとミネザクラの花が彩る、
赤平山、北温泉への道を見送り三本槍岳に到着、展望を楽しみながら、
昼食とする昼食を済ませたら大峠に向かって下る、
展望のいい尾根歩きです、ここから三斗小屋温泉までは、
お花畑が続きま、大変楽しめます 
沢を何回か渡りやがて深山ダムからの道に合うと、
そこから左にすぐ、三斗小屋温泉の小屋が見えてくる
煙草屋さんにお世話になりました、
露天風呂はよかったですが、お弁当が

今晩の宿、煙草屋さん
 
 
姥ヶ平からの茶臼岳
2日目
 茶臼岳2日目は三斗小屋温泉を出て、南月山(1776m)から白笹山(1719m)、
を縦走して、沼原湿原へと向かい、更に板室温泉に下りる、
温泉から温泉へのぜいたくなコースです
三斗小屋温泉を出て沼原分岐で峰ノ茶屋への道を分け、沼原方向に進む、
やがて橋を渡りる、この辺りにはトウゴクミツバがまだ咲き残っている、
ムシカリの花はいたるところに見られる、しばらくすると、沼原と牛ヶ首の分岐
に着く、ここを牛ヶ首に向かう、
ウバヶ平に出ると、正面に茶臼岳が大きく迫ってくる、
休憩用のテーブルに荷物を置き、木道を200m程歩くと、
御池に出る、早朝の静けさに、逆さ茶臼岳が幻想的です、
 
南月山
 ハイマツが多くなると、山頂となる、南月山山頂には、南月山神社の祠が
祀られている、展望も良い南月山から黒尾谷岳をあとにして、右の笹のなかの道を行く、
前方には、丸い形の白笹山がそびえる、コメツガとシャクナゲ混じりの道を
どんどん下がりきると鞍部に出る
シャクナゲが目立つがこの辺にはミヤマカタバミが群生していた、
鞍部から少し急登すれば、白笹山の頂上です
下山は流石山の稜線を眺めながら、北西に下る、やがて沼原池が下に見え、
シロヤシロの中を下りると、平地に出てその先を左に曲がると、
もう沼原の駐車場に出る
 
白笹山に向かう

花を見ながら沼原湿原へ
シロヤシロ
 大きな駐車場です、池側は公園になっていて家族ずれが、
お弁当を広げていました、20分ほど歩くと沼原湿原につきます、
1周1時間ほどの小さな湿原です、今日の駐車場は大変騒々しい、と言うのも昨日男性が一人遭難したため、
警察と、消防が出動し、捜索中で、ここがヘリコプターの基地になってました、
遭難した人は偶然昨日ケーブルで一緒だった、遠足に来た人でした、
2日後に無事救出されました
沼原からの下山は、車道歩きとなり、道はいいのですが暑い、それに
車が通ると埃がたまらない、でも途中から沢沿いの山道に入ることが出来、
快適でした、板室温泉にあと1,5km程のところで崩壊のため、乙女滝に迂回するように
指示が出ていました、これを無視して通ってみましたが橋が流出したり、
してかなり苦労しました
板室温泉ではグリーングリーンと言う公営の日帰り温泉寄ってみました、
なかなか良いお風呂でした、入浴料400円

ミヤマカタバミ