Okome-お米-in Nerima 97

 97.9.5

 今年のプラン田ー稲作も終わりました。最後の姿は公開しないことにします。元気で実っていた写真で報告を終わります。


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 経過記録

 6月15日 田植え 今年は事情により2種類の苗を一緒に植えた。
      「朝霞苗」、品種は「ひとめぼれ」(写真では左側)と
      「富士宮苗」、品種は不明 です。

 6月21日 折れた富士宮苗1本を元気なものと取り替える。台風の風はまったく影響なかった。

 6月26日 水中にミジンコ?発生を確認。

 6月29日 また来た台風で朝霞苗1本がぐらぐらになってしまった。支えをする。

 7月5日  すごい暑さで、細かった富士宮苗も分けつ(茎の数が増えること)はじまる。

 7月9日  化成肥料をちょっとずつ撒く。水中はミジンコでいっぱいだ。

 7月12日 農業関係者の友人が稲作資料を送ってくれた。それによるとけっこう水抜きと水入れを繰り返した方がいいらしい。思いきって水を抜く。

 7月13日 水を張る。こうすれば土に酸素が供給できて、よさそうだ。このところ気温が低くなり、朝霞苗の新葉が斑が入ったようになっている。病気じゃないよね。

 7月19日 梅雨明け。富士宮苗も目立ってしっかりしてきた。

 7月30日 朝霞苗の分けつはそろそろ終了。葉っぱの色も緑が濃く、順調。

 8月3日  朝霞苗の新葉にまた斑が入ってきた。いもち病の疑いもある。がんばれ。富士宮苗は、ゾウムシみたいな地味な虫にすこし食われてしまった。見つけ次第退治。

 8月10日 朝霞苗穂出。

 8月30日 富士宮苗出穂。すごく心配したけど、やっとここまで来た。朝霞苗はほとんど花が終わり、実が入ってきた。通常なら、8割がた黄色くなってきたところで水抜きして、実らせるんだけど、こう育ち具合がちがうとそれは無理。たぶん何千年も前の石包丁の時代みたく、穂だけを刈り取っていくしかなさそうだ。

 9月13日 富士宮苗の穂がほぼ出揃う。この日から5日間旅行に出る。水やりは瓶を逆さに立てて必要な分を土が飲むようにしたが、田植え以後の長期不在ははじめてなので心配。

 9月17日 不在から帰ってきたら、お米は鳥に食べられていました... このような結末を迎えるとは思ってもいませんでしたが、自然て甘いことばかりじゃないってこと、身に染みました。

 また来年、です。

 今年協力して下さった方々、ほんとうにありがとう。こんな結果になってごめん。


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