「合掌造り」で有名な世界遺産、岐阜県白川村荻町。
通称「白川郷」をテーマに作った歌。
う〜ん、白川村観光協会に売りつけてみようか(笑)
今後、少し歌詞を変えるつもりです・・・。
『かやぶきの屋根の下で』all produced by Domestic Y 1998.2000.

for 7.0




<歌詞>
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白い雲たなびく夏の空の下
旅人を柔らかに迎え入れ
おおらかに回る日常さえが
ここでは輝きを失わず

濁り酒やコキリコ、サラサ
みやげ物には事欠かないけれど
道に水撒くシワクチャ婆さんの
笑顔と白川弁が一番さ

季節が巡ればいつしかここは
見渡す限り、銀の世界

雪雲の上に垣間見る星座に
導かれてやがて春は来るけれど

厚い雪の下、暮らしの灯が
冬だからこそ優しさが身に沁みて
色も音もない雪国の冬に
紡がれ続ける故郷の絆


瑞々しい初夏の静かな森に
都会の雑踏が流れ着く
いいことばかりがあるわけでもないけど
隠しきれない憧れに背を押され

今を生きる僕等にとって
時代の後姿を見るのでなく
こんな萎えた時代の中に
今ある価値を見出すだけだ

川の流れが止まない限り
この思いは絶えることなく

永遠(とこしえ)に続くささやかな営み
この地平に小石を投げ入れるように!

かやぶきの屋根の下に咲く
小さな野の花を撫でてみる
風は遥かに吹き寄りて
さやかに街へとそよぎ返す

la la la・・・








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