for G2
 for mp3

いままで、HPで公開しようかどうしようか悩んだけれど、期間限定っていうことで、、、
まさに渦中にあった、その時に歌ったもの。
怒りというより悲しさか・・・
伴奏はエレアコ・・・オーケストラっぽくて好き〔笑）

---

＜歌詞＞

根も葉もない嘘や噂話を垂れ流す人々がいる
俺の名を借りて平気で他人を悪く言う人々がいる
そんな灰撒くような話に耳を貸すあなたがいる
そして居直り開き直った俺がここにいる

ストレスが俺をクサイ男に変えてゆく
病の名を借りて俺を蝕んでゆく
人々はそんな俺を嫌い避けそして遠ざかる
傷つき疲れた心は頑なになる

「美学」の二文字を貫いてきたこの十年の月日に
掴み取ったはずの「信頼」が音を立てて崩れてゆく
要は彼らを信ずるか俺を信ずるかだけのことだろうが
つまりは俺は信ずるに値しないボロゾウキン

哲学と生物学の狭間に詩を見出して
いかにきれいに生きようとしても、所詮俺も人間さ
地球を二つに割るほどに知恵のある人間の中で
暮らすことにさえも知恵が必要だとは

かつては世界の裏側まで見通した澄んだ視界の前に
近頃黒い影がいくつも立ちはだかる
なくしてゆくだけの日々陥れられる暮らしの中で
心はいつしかささくれ立ち目つきも変わってゆく

多くの占い師たちが口をそろえて忠告してきたんだ
「あなたは無口すぎるから・・・」と、なぜか哀しい顔で
そのわけがわかりすぎるほどにわかったいま
それでも黙ったまま想いを歌に託すだけ

自分と世間の狭間に真実を見出して
いかにきれいに生きようとしても、所詮俺も人間さ
思うほどに切ない両手を縛られた暮らしの中で
俺は俺と向き直り答えを探し続けてゆく

・
・
・

---

[おれのうた]に戻る

---