'64 FENDER VIBRO CHAMP-AMP
(Black Panel) SOLD

“チャンプ”のバリエーション・モデルとして'64年に発表された“バイブロ・チャンプ”。 音量を周期的に変動させることでのビブラート(トレモロ)エフェクトを装備している。 それ以外はノーマルのチャンプと同仕様で, 真空管にはプリアンプ管に12AX7A,パワー管に6V6GTA,整流管に5Y3GTを使用, スピーカーには8インチを1発,RMS出力は4ワット('69年頃からは5W,'72年頃からは6W)のアンプだ。
ちなみに'64年〜'66年頃までのバイブロ・チャンプには, ノーマルのチャンプやデラックス・アンプなどと同様に, 前面のサランネット左上部には当初から“Fender”エンブレムは取り付けられていない。
この'64年モデルのように前面のコントロール・プレートが黒いフェンダー・アンプを, 通称“ブラック・パネル”期と呼び,名機の外観的特徴のひとつとされている。 その後,'68年中期頃にはパネルが銀色(通称“シルバー・パネル”)に変更されている。
この'64年モデルほどコンディションの良いブラック・パネル期のフェンダー・アンプは, 近年は貴重なものとなっている。