'82 FENDER TWIN REVERB II
SOLD
あのポール・リベラ氏の設計により, '82年に発表された出力105Wのビルト・イン・アンプ“デラックス・リバーブII”
伝統的なフェンダーのクリーン・サウンドを継承した1チャンネルと, 3ボリューム方式によってクランチ・サウンドからハード・ディストーションまでを 生み出すことができる2チャンネルとを, コントロール・パネルのプル・スイッチおよびフット・スイッチ(付属)で瞬時に切り替えることができる。
この時期に発表されたシリーズには,ほかに“CHAMP II” “SUPER CHAMP”“PRINCETON REVERB II” “DELUXE REVERB II”“CONCERT 1-12(または2-10,4-10)”などがある。 それまでにライン・ナップしていたアンプ (通常のTWIN REV.,DELUXE REV.など)を製造中止にした上で発売したほどの自信作だったはずだが, '85年にフェンダー部門がCBSより売却されたのを契機として突然製造が打ち切られてしまうため, 意外と流通台数の少ないシリーズである。 当店で店頭試奏用アンプとして,長年,設置しているのも,このツイン・リバーブ2であるほど, 個人的にはフェンダーの歴史上,最高のアンプのひとつと考えている。
フロント・パネルのコントロールは, 1チャンネル(クリーン・チャンネル)が左から,ボリューム(ブライト・スイッチ付き),トレブル,ミドル,ベース。 2チャンネル(ディストーション・チャンネル)が左から,ボリューム(チャンネル切り替えスイッチ付き),ゲイン,マスター・ボリューム, トレブル,ミドル(ミッド・ブースと・スイッチ付き),ベース,リバーブ(両チャンネルに効く),プレゼンス(両チャンネルに効く) となっている。 リア・パネルは,向かって左からサービス・コンセント,グランド(電源位相切替)スイッチ,スピーカー接続ジャック, 外部スピーカー接続ジャック,ライン/レコーディング・アウト・ジャック,出力管バランス調整ポット, エフェクト・ループ(入力レベル調整ポット,入力ジャック,出力ジャック,出力レベル調整ポット), リバーブ・ユニット接続端子(アウト・ジャック,インプット・ジャック), フット・スイッチ接続ジャック(チャンネル切替,リバーブON/OFF),ハム(電源ノイズ)バランス調整ポットとなっている。 この'82年モデルは,比較的キレイなコンディション。 フット・スイッチも付属している。もちろん,キャスターも付属。 アメリカ国内流通AC117V仕様。
当店は,経済産業省から特別承認を受けたヴィンテージ・アンプ等の販売店です(平成18.04.11商第6号)。
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