'83 FENDER DELUXE REVERB II
SOLD

あのポール・リベラ氏の設計により, '82年に発表された出力20Wのビルト・イン・アンプ“デラックス・リバーブII”
伝統的なフェンダーのクリーン・サウンドを継承した1チャンネルと, 3ボリューム方式によってクランチ・サウンドからハード・ディストーションまでを 生み出すことができる2チャンネルとを, コントロール・パネルのプル・スイッチおよびフット・スイッチ(付属)で瞬時に切り替えることができる。
この時期に発表されたシリーズには,ほかに“CHAMP II” “SUPER CHAMP”“PRINCETON REVERB II” “CONCERT 1-12(または2-10,4-10)” “TWIN REVERB II”などがある。 それまでにライン・ナップしていたアンプ (通常のTWIN REV.,DELUXE REV.など)を製造中止にした上で発売したほどの自信作だったはずだが, '85年にフェンダー部門がCBSより売却されたのを契機として突然製造が打ち切られてしまうため, 意外と流通台数の少ないシリーズである。
フロント・パネルのコントロールは, 1チャンネル(クリーン・チャンネル)が左から,ボリューム(ブライト・スイッチ付き),トレブル,ベース。 2チャンネル(ディストーション・チャンネル)が左から,ボリューム(チャンネル切り替えスイッチ付き),ゲイン,マスター・ボリューム, トレブル,ミドル(ミッド・ブースと・スイッチ付き),ベース,リバーブ(両チャンネルに効く),プレゼンス(両チャンネルに効く) となっている。 リア・パネルは,向かって左からサービス・コンセント,グランド(電源位相切替)スイッチ,スピーカー接続ジャック, ライン/レコーディング・アウト・ジャック,フット・スイッチ接続ジャック(チャンネル切替,リバーブON/OFF), リバーブ・ユニット接続端子(アウト・ジャック,インプット・ジャック), ハム(電源ノイズ)バランス調整ポットとなっている。
スピーカーは12インチフェンダー・デザイン・オリジナル(エミネンス社製)。 真空管は,プリ管が12AX7A(7025)X5本,12AT7 X 1本,パワー管が6V6GTA X 2本。
この'83年モデルは,日本国内 AC100V仕様。 最上級の外観的コンディション。 内部パーツは完全オリジナル・パーツ(真空管は近年ものに交換)。 当時のマニュアル(英文)も付属している。


当店は,経済産業省から特別承認を受けたヴィンテージ・アンプ等の販売店です(平成18.04.11商第6号)。

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