HISTORIQUE GUITARS ORIGINAL
HGT HG-AMP III REVERB
Aged Tweed Version
オープン・プライス
(当店での販売価格はお問い合わせください。)
入荷待ち
2010年に発売された(2013年にアップ・グレード)“ヒストリーク ギターズ”オリジナル・アンプ
“HG-AMP II Up Grade”
。
2017年5月には “HG AMP III Reverb”(HGアンプ 3 リバーブ)を発表しました!
クローズ・アップ写真
(2017年6月9日 HG-Amp III Reverbがデジマート・マガジンの
製品ニュース
で紹介されました。)
HG-Amp III Reverbでは当初ブラック・トーレックス仕様でしたが、 2023年冬からはクリアー・イエロー・ラッカー塗装の施されたツイード・カバーリング(Aged Tweed)キャビネットが待望のレギュラー・モデル化。
サウンド・チェック
(Aged Tweedバージョンも、回路などのサウンドに関する仕様はブラック・トーレックスと同一です。)
〇HG-Amp III Reverbについて
“アキュトロニクス”ブランドのスプリング式リバーブ・タンク(ユニット)を採用したことで、高品位の残響効果が得られます。
独自の回路設計により「原音を損なうことなく、その外側を覆う」ようなリバーブです。 また、ゲイン・レベルによってリバーブの効き方が変化しますので、 クリーン〜クランチ〜ハード・ディストーション、それぞれのサウンドに適したリバーブが得られます。
「VOLUME」コントロール右側の「REVERB」コントロールにて、お好みの深さに調整してください。
キャビネット底部にはファンを取り付けてあります。
これにより、真空管(主に出力管JJ 6V6S)の冷却効果が得られ、真空管自体の消耗を抑えると共に、回路保護に大きく貢献しています。
なお、基本的には常時冷却ファンを回しておいていただきたいのですが、どうしてもファンの風切り音等が気になる場合は、コードを抜いて停止させることもできます (背面パネルの左端が接続プラグです)。
HG-Amp Reverbの仕様
ブランド名 HGT
モデル名 HG-Amp III Reverb
消費電力 120W
定格電圧 AC100V 50/60Hz
アンプ出力 12W (RMS)
スピーカー JENSEN C10R (10インチ、8Ω)
真空管 JJ 6V6S X 2、JJ ECC83S X 2
サイズ 高さ 35cm/幅 37cm/奥行 22cm
重量 9.3Kg
詳細は
こちら
をクリックしてください。
HG-Ampシリーズには
“AIW”スピーカー・ケーブル
を採用しています(2013年以降)。
不要な高域・低域成分が整理されることでサウンドの締まりを生み出す、音質的効果が絶大のケーブルです。
従来はA.W.G.#18とケーブルのラインナップの中で最も導体の細いタイプを使用していましたが、 2022年7月出荷分よりA.W.G.#16(#18よりも導体の太いタイプ)に変更しました。
これにより中域〜中低域の押し出しが強くなりました。
電源コードのプラグにはアース端子付きの3ピン・タイプを採用しています(2ピン変換アダプター付属)。
アース端子付きの電源コンセントが用意されている場所でしたなら、そちらへ3ピン・プラグでご使用ください。
外来ノイズが劇的に軽減されます。
なお、3ピン・プラグですが日本国内AC100V仕様です。
故障しますので、AC115〜120の電源には絶対に接続しないでください(ステップアップ・トランスは絶対に使用しないでください。)。
HG-Amp III REVERB Aged Tweed Cabinet Version
展示販売店様(2023年9月現在)
東京
渋谷
「Hoochie's」様
(商品掲載ページは
こちら
)
(サウンド動画は
こちら
または
こちら
または
こちら
または
こちら
、
こちら
)
当事業所=ヒストリーク・ギターズの商品掲載ページは
こちら
〇HG-Ampシリーズ全般の基本仕様/設計思想
HG-Ampシリーズの開発者“ヒストリーク ギターズ” 代表 今井康雅(いまい やすまさ)は、 “ギター・マガジン”本誌および“ヤングギター”別冊(ムック)をはじめとして ビンテージのギター、ベース、アンプに関する執筆者としても知られています。
しかし、ビンテージの専門家が開発したアンプだからと言って、 HG-Ampシリーズはビンテージ・アンプのレプリカ(クローン)モデルではありません。
数多く取り扱ってきたビンテージ・アンプ・サウンドの特長を活かしつつも、 全く新しい独創的なアンプに仕上がっています。
開発のコンセプトは,日本の住宅事情に合ったコンパクトなサイズと音量で 「良質なディストーション・サウンド」を楽しんでもらおうというものなのです。
代表者自身の手で1台1台ハンド・メイドで生産した自信作です。是非、お試しください。
・HG-Ampシリーズのサウンド
50年代のツイード・チャンプ等は確かにサイズ的には小さいと言えるのですが、その魅力的なサウンドが得られるのはボリュームをフル・アップにした時です。
しかし3〜4.5W(生産時期により異なる)という出力といえども、それは一般家庭ではとても出すことのできない大きな音量なのです。
その点、HG‐Ampシリーズなら、プリ・アンプ部で作り出した良質なディストーション・サウンドを、 マスター・ボリュームで音量を絞って使用することができます。
マスター・ボリューム付きのアンプのディストーション・サウンドは音の“腰の弱さ”を指摘される場合も多いですが、 そのあたりは十分に考慮して設計していますので、小さな音量でも“太い”サウンドを楽しめるはずです。
また、ひとつのチャンネルしか持たない多くのアンプでは、歪みサウンドとクリーン・サウンドの両立できていませんが(どちらかのサウンドしか良質でない)、 HG-Ampシリーズ では、クランチ〜強烈なディストーション・サウンドと、ミッド・レンジ豊かなクリーン・サウンドのいずれも高い評価をいただいております。
シャーシ内の電気回路は、いわゆる「ポイント・トゥー・ポイント」と呼ばれる配線方法で手作業で行なっています。
量産品に見られるプリント基板ものとは異なる、非常に手間のかかる工程です。
キャビネット(Made In U.S.A.)は、1950年代フェンダーのツイード・アンプなどと同様にパイン単板を使用していますので、 十分な“箱鳴り”が得られます。
バッフル板には最高峰の高級音響材として知られる“バルチック・バーチ”(フィンランド・バーチ)を使用。
これにより、サウンドの“張り”や“締り”を生み出します。
・HG-Ampシリーズの利便性
HG-Ampシリーズ は自宅専用アンプとして開発したつもりはありません。
音作りの一環として常に自分のアンプを持ち歩きたいと考えているプレイヤーが多いはずですが、 車を持っていない方ですと電車と徒歩で運搬する必要があります。
しかし、従来は高品質な真空管アンプは大型なものがほとんどでした。
HG-Ampシリーズは35p(高さ)X 37cm(幅)X 22cm(奥行)というコンパクト・サイズですので、 リハーサル・スタジオやライブ会場への運搬も比較的容易でしょう。
10インチ(約25cm)のスピーカーを搭載した12Wアンプですので(2022年9月製造分より仕様変更)、 小規模なライブ会場ならそのままでも十分な音量だとは思いますが、 音量が足らない時には、そこに設置してある大型のスピーカー・キャビネット(8Ω)を利用してみてください (スピーカー・コード接続ジャック装備)。
電気的な出力は12Wながら、聴感上は驚異的な音圧が得られるはずです。
ただし、スピーカー・インピーダンスにご注意ください。
HG-Ampシリーズ(II以降)のスピーカー・アウトは8オームとなっており、 16オームや4オームのスピーカー・キャビネットで大出力の使用は、回路を損傷させる可能性があります。 必ずインピーダンスを合わせるようにしてください。
○参考動画
初代“HG-Amp”(2008年12月発売の4.5W出力モデル。生産完了品)は、 E.W.S.ブランドから「Mini HG-Amp」というモデル名でも発売していた時期があります(完全同一仕様)。
以下はその時のプロモーション動画です。
出力(4.5W)やスピーカー・サイズ(8インチ)が異なりますが、サウンド・キャラクターは近いものですので、ご参考になさってください。
“Allen Hinds ”によるデモ
“土方 隆行”氏によるデモ1
“土方 隆行”氏によるデモ2
“土方 隆行”氏によるデモ3
“山野修作”氏によるデモ
HISTORIQUE GUITARS ホームに戻る