HISTORIQUE GUITARS ORIGINAL
HGT HG-AMP III REVERB SPECIAL
Aged Tweed Version
オープン・プライス
(当店での販売価格はお問い合わせください。)
2010年に発売された“ヒストリーク ギターズ”オリジナル・アンプ“HG-AMP II”。
2017年にはリバーブ付きモデル “HG AMP III Reverb”(HGアンプ 3 リバーブ)を発表。
(2017年6月9日 HG-Amp III Reverbがデジマート・マガジンの
製品ニュース
で紹介されました。)
そして2024年、待望のトーン・コントロール付きバージョンの“HG AMP III Reverb Special(HGアンプ3リバーブ・スペシャル)”の登場です!
クローズ・アップ写真
HG-Amp III Reverb Speciialでは、クリアー・イエロー・ラッカー塗装の施されたツイード・カバーリング(Aged Tweed)キャビネットがレギュラー仕様です。
サウンド・チェック
〇HG-Amp III Reverb Specialについて
HG-Ampシリーズの基本回路はそのままに高品位の残響効果が得られる“アキュトロニクス”製スプリング式リバーブ・タンクを搭載した「HG-Amp III Reverb」。
独自の回路設計により「原音を損なうことなく、その外側を覆う」ようなリバーブです。 また、ゲイン・レベルによってリバーブの効き方が変化しますので、 クリーン〜クランチ〜ハード・ディストーション、それぞれのサウンドに適したリバーブが得られます。
「VOLUME」コントロール右側の「REVERB」コントロールにて、お好みの深さに調整してください。
そして、今回の最新作には従来から要望の多かったトーン・コントロールを装備しました。
いわゆるスタック方式と呼ばれるトーン回路ながら、独自の回路設計により、効き幅の大きいトレブル/ミドル/ベースの各コントロールを実現。
驚くほど多彩なトーンを生みだします。
スタック方式のトーン回路を設けるとゲインが低下してしまい、ドライブ感が不足してしまいます。
ヴィンテージ期のフェンダー・チャンプ・アンプに例えると、トーン・コントロールのないツイード期には迫力十分のドライブ・サウンドを生み出せましたが、トーンを装備した後継のブラック/シルバー・フェイス期ではクリーンを重視したサウンドに変貌したことからも分かるかと思います。
今までHG-Ampにトーン・コントロールを設けなかったのは、そのゲイン低下を避けるためでした。
そこで、発想を転換して今回の新作では従来のHG-Ampのプリ・アンプ回路は残しつつ、もうひとつのスタック式トーン回路を増設するというアイディアを盛り込みました。
「VOLUME」ノブを引き上げると(スイッチ付きポットを使用)、従来のトーン・コントロールを持たないHG-Ampサウンドに切り替わりますので、まるで2台のアンプを手に入れたような満足感を得られると思います。
リバーブ付きモデルにはキャビネット底部にファンを取り付けてあります。
これにより、真空管(主に出力管JJ 6V6S)の冷却効果が得られ、真空管自体の消耗を抑えると共に、回路保護に大きく貢献しています。
なお、基本的には常時冷却ファンを回しておいていただきたいのですが、どうしてもファンの風切り音等が気になる場合は、コードを抜いて停止させることもできます (背面パネルの左端が接続プラグです)。
電源コードのプラグにはアース端子付きの3ピン・タイプを採用しています(2ピン変換アダプター付属)。
アース端子付きの電源コンセントが用意されている場所でしたなら、そちらへ3ピン・プラグでご使用ください。
外来ノイズが劇的に軽減されます。
なお、3ピン・プラグですがAC100V仕様です。
故障しますので、AC115〜120の電源には絶対に接続しないでください(ステップアップ・トランス使用不可)。
HG-Amp Reverbの仕様
ブランド名 HGT
モデル名 HG-Amp III Reverb Special
消費電力 120W
定格電圧 AC100V 50/60Hz
アンプ出力 12W (RMS)
スピーカー JENSEN C10R (10インチ、8Ω)
真空管 JJ 6V6S X 2、JJ ECC83S X 2
サイズ 高さ 35cm/幅 37cm/奥行 22cm
重量 9.5Kg
詳細は
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HG-Amp III REVERB SPECIAL
展示販売店様(2024年3月現在)
東京
渋谷
「Hoochie's」様
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(サウンド動画は
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当事業所=ヒストリーク・ギターズの商品掲載ページは
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〇 HG-Ampシリーズ全般の基本仕様/設計思想について
HG-Ampシリーズの開発者“ヒストリーク ギターズ” 代表 今井康雅(いまい やすまさ)は、 “ギター・マガジン”本誌および“ヤングギター”別冊(ムック)をはじめとして ビンテージのギター、ベース、アンプに関する執筆者としても知られています。
しかし、ビンテージの専門家が開発したアンプだからと言って、 HG-Ampシリーズはビンテージ・アンプのレプリカ(クローン)モデルではありません。
数多く取り扱ってきたビンテージ・アンプ・サウンドの特長を活かしつつも、 全く新しい独創的なアンプに仕上がっています。
開発のコンセプトは,日本の住宅事情に合ったコンパクトなサイズと音量で 「良質なディストーション・サウンド」を楽しんでもらおうというものなのです。
代表者自身の手で1台1台ハンド・メイドで生産した自信作です。是非、お試しください。
・HG-Ampシリーズのサウンド
50年代のツイード・チャンプ等は確かにサイズ的には小さいと言えるのですが、その魅力的なサウンドが得られるのはボリュームをフル・アップにした時です。
しかし3〜4.5W(生産時期により異なる)という出力といえども、それは一般家庭ではとても出すことのできない大きな音量なのです。
その点、HG‐Ampシリーズなら、プリ・アンプ部で作り出した良質なディストーション・サウンドを、 マスター・ボリュームで音量を絞って使用することができます。
マスター・ボリューム付きのアンプのディストーション・サウンドは音の“腰の弱さ”を指摘される場合も多いですが、 そのあたりは十分に考慮して設計していますので、小さな音量でも“太い”サウンドを楽しめるはずです。
また、ひとつのチャンネルしか持たない多くのアンプでは、歪みサウンドとクリーン・サウンドの両立できていませんが(どちらかのサウンドしか良質でない)、 HG-Ampシリーズ では、クランチ〜強烈なディストーション・サウンドと、ミッド・レンジ豊かなクリーン・サウンドのいずれも高い評価をいただいております。
シャーシ内の電気回路は、いわゆる「ポイント・トゥー・ポイント」と呼ばれる配線方法で手作業で行なっています。
量産品に見られるプリント基板ものとは異なる、非常に手間のかかる工程です。
(写真はHG-Amp III Reverbのシャーシ内部)
キャビネット(Made In U.S.A.)は、1950年代フェンダーのツイード・アンプなどと同様にパイン単板を使用していますので、 十分な“箱鳴り”が得られます。
バッフル板には高級音響材として知られる硬質な針葉樹材を使用。
さらに、2024年生産分以降はバッフル板を少々厚くしたことで、サウンドの張りや低域の締りに貢献しています。
・HG-Ampシリーズの利便性
HG-Ampシリーズ は自宅専用アンプとして開発したつもりはありません。
音作りの一環として常に自分のアンプを持ち歩きたいと考えているプレイヤーが多いはずですが、車を持っていない方ですと電車と徒歩で運搬する必要があります。
しかし、従来は高品質な真空管アンプは大型なものがほとんどでした。
HG-Ampシリーズは35p(高さ)X 37cm(幅)X 22cm(奥行)というコンパクト・サイズですので、リハーサル・スタジオやライブ会場への運搬も比較的容易でしょう。
10インチ(約25cm)のスピーカーを搭載した12Wアンプですので、小規模なライブ会場ならそのままでも十分な音量だとは思います。
しかし、音量が足らない時には、大型のスピーカー・キャビネット(8Ω)を利用してみてください(スピーカー・コード接続ジャック装備)。
電気的な出力は12Wながら、聴感上は驚異的な音圧が得られるはずです。
ただし、スピーカー・インピーダンスにご注意ください。
HG-Ampシリーズ(II以降)のスピーカー・アウトは8オームとなっており、 16オームや4オームのスピーカー・キャビネットで大出力の使用は、回路を損傷させる可能性があります。
必ずインピーダンスを合わせるようにしてください。
○参考動画
初代“HG-Amp”(2008年12月発売の4.5W出力モデル。生産完了品)は、 E.W.S.ブランドから「Mini HG-Amp」というモデル名でも発売していた時期があります(完全同一仕様)。
以下はその時のプロモーション動画です。
出力(4.5W)やスピーカー・サイズ(8インチ)が異なりますが、サウンド・キャラクターは近いものですので、ご参考になさってください。
“Allen Hinds ”によるデモ
“土方 隆行”氏によるデモ1
“土方 隆行”氏によるデモ2
“土方 隆行”氏によるデモ3
“山野修作”氏によるデモ
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