'76 FENDER MUSTANG BASS
Sunburst/Maple SOLD

'66年に発表された“ムスタング・ベース”は、ショート・スケール・ネック(30インチ)のベースである。 ピックアップには、スプリット・シングル・コイル・タイプを1組搭載している。
ムスタング・ギターと同様に、'69年中期までのボディ・カラー・バリエーションはホワイト、ブルー、レッド (それぞれストラトなどの上位機種でいうオリンピック・ホワイト、ダフネ・ブルー、ダコタ・レッドに近い色であるが、 ムスタング・ベースにはそれらのカラー名は与えられていない。)で、 '69年中期からはそれらカラー・バリエーションは一新され、サンバースト、コンペティション・レッド(メタリック・レッドに白のライン入り)、 コンペティション・バーガンディ( メタリック・ブルーに水色のライン入り)、コンペティション・オレンジ(オレンジ色に赤のライン入り)の4色となった。 そして、この時期からは、それまで入れられていなかったコンター加工が施されるようになった。
'75年には、ふたたびカラー・バリエーションが変更され、ストラトキャスターなどと同様のカラー・バリエーション (サンバースト、ブロンド、オリンピック・ホワイト、ブラック、ナチュラル、ウォールナットなど)が用意されるようになった。 また、同時期にはボディ材がアッシュに変更されている。
この'76年モデルのようなメイプル1ピース・ネック仕様は、 '75年からムスタング・ベースでも生産されるようになったものだが、生産比率は低いようである。