'78 GIBSON RD ARTIST BASS Sunburst SOLD

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“RDシリーズ”は， ギターに3バージョン，ベースに2バージョンのモデルが用意され'77年に発表された。 この“RDアーティスト・ベース”は，オンボード・エレクトロニクスを搭載した上級モデルである。
2個のスイッチのうち一方は，2個のハムバッキング・ピックアップをセレクトする 3ポジション・ピックアップ切り替えスイッチ(フロント/ミックス/リア)， もう一方は3ポジション・エフェクト切り替えスイッチ (コンプレッション＆エクスパンション/ノーマル/ブライト)である。 コンプレッション＆エクスパンション・ポジションでは，いわばコンプレッサーをかけたような (音量もブーストされる)サウンドが， ブライト・ポジションでは固めなサウンドが得られる。
コントロールは，各ピックアップのボリュームとトレブルおよびベースである。 アクティブ回路であるから，当然各トーン・コントロールはカットだけでなく，ブーストが可能だ。
RDアーティスト・ベースは'79年頃に，それまでの3ポジション・エフェクト切り替えスイッチから 各エフェクトのON/OFFが可能な2個のミニ・スイッチに変更されるなどしているが， '82年には生産中止になっっている。
RDシリーズは，当時は人気が低かったが， RDアーティスト・ベースに限っては，近年アクティブ回路搭載のベースが全盛であることに加え， 有名ミュージシャンが使用している影響もあって，注目を集めているモデルである。
この'78年モデルは，最上級と言えるコンディションを保っている。