'72 FENDER JAZZ BASS Sunburst/Maple
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'60年に発表されたフェンダー“ジャズ・ベース”は,一貫してローズウッド指板のみの設定だったが, '67年からはカタログ上の正式オプションとしてメイプル指板が用意されるようになった 当初はローズウッドの代わりにメイプル材を貼った通称“貼りメイプル”であったが, '69年からはネック本体と指板が一体化したメイプル1ピース・ネック仕様となった。 メイプル指板(1ピース期も含む)の場合,当初は 写真のような黒いバインディングと黒いブロック・ポジション・マークという 特徴的なルックスを持っていた。 これは,ローズウッド指板と同様の白色に共通化された'73年の初頭頃までの仕様だ。
この'72年モデルは,ネックは4本のネジでボディに固定され(通称4ボルト・ネック), ボディにはアルダー材が使用されている。 しかし,'74年後期頃からは徐々にアッシュ・ボディに変更されていく。 (ただしブロンドとナチュラル・フィニッシュに関しては'74年以前もアッシュ・ボディ。) また'75年には,ネックが3本のネジでボディに固定される方式に(通称3ボルト・ネック) 変更されている。
この'72年モデルは, ブリッジ・カバー,ピックアップ・フェンスも付属した美品(ただし,フィンガー・レストは欠品)。 フレットやナット,ネジ類など細部に至るまでオリジナル・パーツ。 ネック状態も良好で,低い弦高で快適に演奏できる。
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