'82 FENDER GOLD JAZZ BASS SOLD
'60年の発表以来，ボディ材には一貫してアルダー(ただしブロンド・フィニッシュと '72年からのニュー・カラーであるナチュラル・フィニッシュはアッシュ材) を使用していたジャズ・ベースだったが， '74年後期頃からはアッシュ材に切り換えられていったことで， それまでのアルダー・ボディのモデルとは トーン・キャラクターの異なるベースに生まれ変わったと言える。
この'82年製“ゴールド・ジャズ・ベース”は，前年の'81年に“コレクター・シリーズ”という位置付けで限定発売されたものだ。 同時発売されたモデルに“ゴールド・ストラトキャスター”，“ブラック＆ゴールド・テレキャスター”がある。
発売初年度のゴールド・ジャズ・ベースは，同時期の通常のジャズ･ベース， すなわち3ボルド・ネックにアッシュ・ボディのモデルを， ポジション･マークをドット・タイプに変更し，ボディ・フィニッシュをゴールドに， プラスティック・パーツをホワイトに，金属パーツもゴールドに変更したモデルであった。 新品発売当時に日本に入荷したモデルも，すべてこのタイプであったはずだ。 しかし，この'82年モデルは4ボルト(4点止め)ネック方式で， ピックガードもフィンガー・レストが当初から取り付けていないスタイルという，極めて珍しい仕様と言える。 恐らく，少量しか生産されていない仕様のゴールド・ジャズ･ベースだと思われる。
この'82年モデルは，やや使い込まれたルックスをしているものの， ネジ類，フレット，ナットや，ポットなどの電気パーツも含め，細部に至るまでオリジナル・パーツ。 オリジナル・ハードケース(ツイード)付属。
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'60年の発表以来，ボディ材には一貫してアルダー(ただしブロンド・フィニッシュと
'72年からのニュー・カラーであるナチュラル・フィニッシュはアッシュ材)
を使用していたジャズ・ベースだったが，
'74年後期頃からはアッシュ材に切り換えられていったことで，
それまでのアルダー・ボディのモデルとは
トーン・キャラクターの異なるベースに生まれ変わったと言える。