'70 JAZZMASTER Sunburst /Rose
SOLD

'58年の末に,当時のフェンダーの最上級モデル('62年に“ジャガー”が登場するまで)として プロダクション・ラインがスタートした“ジャズマスター”。
ネックは,当初ストラトキャスターなどと同様にドット(丸型)ポジション・マーク ('64年後期にそれまでの光沢のない通称クレイ・ドットから, 光沢のある通称パーロイド・ドットに材質変更)が入れられただけの指板だったが, 上級モデルに相応しい外観を意識して, '65年後期にはドット・ポジション・マークの指板の周囲にバインディングが巻かれるようになった (通称バインディング・ドット)。 さらに'66年中期には,より高級感を与える目的でポジション・マークがブロック(四角)に変更 (通称バインディング・ブロック)されている。
ヘッドは,'58年の発表当初からストラトキャスターよりもひとまわり大型化されていた。 しかし,その形状はのちのストラトでの通称“ラージ・ヘッド”とは異なっており, この'70年モデルのように,ストラト・タイプのラージ・ヘッドに統一されていったのは, '66年前半からのことだ。
ヘッドに貼られたブランド・ネームのデカールは,'64年前期までが通称“スパゲティ・ロゴ”, 以降は通称“トランジション・ロゴ”で, この'70年モデルのように黒文字に金色の縁取りがされた 通称“CBSロゴ”に変更されたのは'68年中期からだ。
ペグは,他機種と同様に通称“クルーソン・デラックス”が採用されていたが, '66年前期には,ストラトなどよりも先駆ける形で, フェンダー・オリジナルの通称“Fキー”に変更されている。
ブリッジ・カバーも付属した超美品。これぞ,本当のミント・コンディション!