'63 DUO-SONIC Sunburst/Rose SOLD

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'56年中期にスチューデント・モデルとして正式発表された“ミュージックマスター”と“デュオ・ソニック”。 当初は，ゴールド・アルミ・ピックガードが取り付けられた薄いベージュ色のボディに メイプル1ピース・ネックという仕様であったが， '59年後半には，ベージュ色がかった厚めの白1プライのプラスチック製ピックガードが取り付けられた 濃いベージュ色のボディに，ローズウッド指板のネックという時期を経て， '60年末にはボディ・カラーが独特なサンバースト (ボディ外周部からえび茶色〜赤〜黄色という色合い)に， ピックガードはそれからやや遅れて，純白の1プライ・タイプが装着されるようになっている。
また，62年途中までは指板とネック本体との接着面がフラットな通称スラブ・ローズウッド指板だが， 以降はこの'63年モデルのように，接着面が曲面状の通称ラウンド・ローズウッド指板となる。 (ただし'65〜'66年にかけてのデュオソニックなどでは例外的にスラブ・ローズが存在する。)
オリジナル・デュオ・ソニック('64年中期まで)では，スイッチを中央にセットすると フロント，リア両ピックアップがシリーズ(直列)接続され， いわばハムバッキング・ピックアップのような太いサウンドを生み出すことができる。