'61 MUSICMASTER Sunburst/Rose
SOLD

'56年中期にスチューデント・モデルとして正式発表されたミュージックマスターは, 当初ゴールドのアルミ・ピックガードが取り付けられた薄いベイジュ色のボディに, メイプル1ピース・ネックという仕様であった。 '59年にローズ指板が採用されるのとほぼ同時に, ボディが濃いベージュ色に, ピックガードが厚めのややベージュがかった白1プライのプラスチック製に変更されている。 さらに,'60年末になるとボディ・カラーがサンバースト, ピックガードが純白の1プライ・タイプに変更された。 '63年にはボディ・カラーにホワイト・フィニッシュ (ピックガードは赤いべっ甲模様の3プライ)が正式に追加されているが, ホワイトのミュージック・マスターは意外と数少ない仕様だ。
この'61年製ミュージックマスターのように, 指板とネック本体との接着面が'フラットなタイプ(スラブ・ローズ)は, '62年途中までのの特徴である (ただし,'65〜'66年にかけてのムスタングなどでは例外的にスラブ・ローズが存在する)。 このサンバースト・フィニッシュは,ボディ外周部からえび茶色,赤,黄色という独特な色合いである。