'65 JAZZMASTER Sunburst/Rose
SOLD
'58年の末に，当時のフェンダーの最上級モデルとして プロダクション・ラインがスタートした“ジャズマスター” (ただし'62年からは“ジャガー”が最上級モデル)。 その発表当時，ほかのフェンダー・ギター，ベースのネックはメイプル1ピース仕様であったが， ジャズマスターには最上級モデルに相応しい高級感を与える目的で， フェンダーとしては初めてのローズウッド指板が採用されている。
ポジション・マークは，'64年後期までは光沢のない丸型(通称クレイ・ドット)だが， 以降はこの'65年モデルのような光沢がありパール模様の入った丸型(通称パーロイド・ドット)になる。 そして，'65年末には指板周囲にバインディングの巻かれた通称バインディング・ドット仕様となった。 また，この'65年モデルの指板材はブラジル産のローズウッド(ハカランダ)だが， 翌'66年からは徐々にインディアン・ローズウッドに変更されていく。
ヘッドに貼られたブランド・ネームのデカールは，'64年前期までが通称“スパゲティ・ロゴ”, 以降はこの'65年モデルのような通称“トランジション・ロゴ”となる。
写真では判りづらいかもしれないが， この'65年モデルのコントロール・ノブは， 上部に“VOL”“TONE”と記された金属プレートが貼られたソンブレロ・タイプで， '65年途中からそれまでのストラトとの共用パーツに代わり採用され始めたものだ。
'58年の末に，当時のフェンダーの最上級モデルとして
プロダクション・ラインがスタートした“ジャズマスター”
(ただし'62年からは“ジャガー”が最上級モデル)。
その発表当時，ほかのフェンダー・ギター，ベースのネックはメイプル1ピース仕様であったが，
ジャズマスターには最上級モデルに相応しい高級感を与える目的で，
フェンダーとしては初めてのローズウッド指板が採用されている。