| '76 TELE. THINLINE Natural/Maple SOLD |
“テレキャスター・シンライン”は,レギュラーのテレキャスターのバリエーション・モデルとして
'68年中期に登場したギターである。ボディ内部に空洞部分やボディ6弦側にFホールを持つものの,
ギブソンのES-335TDに代表されるセミ・アコースティック・ギターとは構造が異なり,
ソリッド・ボディ内部の両サイドをくり貫いた“セミ・ソリッド・ギター”と位置付けられる。
発表当初は,レギュラーのテレキャスターと共通の2シングルコイル・ピックアップ仕様であったが,
'72年初頭('71年末との説もあり)には2ハムバッキング・ピックアップに仕様変更された。
このハムバッキング・ピックアップは,
ギブソンのハムバッキング・ピックアップを開発したことで有名な
“セス・ラバー”氏がデザインしたものだ。