'83 BULLET H-2 Walnut/Maple SOLD

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それまでのテレキャスターに似たボディ・シェイプから, '82年にストラトに似たシェイプに変更された“ブレット・シリーズ”のセカンド･バージョン。 テレキャスター・スタイルのファースト・バージョンでは時期により， ローズウッド指板ネックとメイプル1ピース・ネック仕様が存在するが， このセカンド・バージョンからはメイプル1ピース・ネックのみの設定となっている。 セカンド・ バージョンのブレットは，発売当時の日本にはほとんど輸入されておらず， また'83年には製造中止となることもあって，意外と目にする機会の少ないモデルである。
セカンド・バージョンのブレット・シリーズには，以下の5モデルが用意されていた。 2シングルコイル・ピックアップでブリッジ・プレートと一体となった金属製ピックガード仕様の“ブレット”， 1ハムバッキング・ピックアップでブリッジ・プレートと一体となった金属製ピックガード仕様の“ブレットH-1”， 2シングルコイル・ピックアップでプラスティック製ピックガードと分離したブリッジ・プレート仕様(以下同じ)の“ブレットS-2”， 3シングルコイル・ピックアップ仕様の“ブレットS-3”， 2ハムバッキング・ピックアップ仕様の“ブレットH-2”の5機種である。 ボディ・カラーは，ブレットとH-1に関しては“アイボリー”と“レッド”の2色のみだったが， S-2，S-3およびH-2に関しては“アイボリー”と“レッド”のレギュラー・カラーに加え， 割増料金のオプション・カラーとして“ブラウン・サンバースト”と “ウォルナット”が用意されていた。
このブレットH-2に搭載されているハムバッキング・ピックアップは， 互いに逆磁極のポールピースと逆巻きのコイルを持ったふたつのシングル・コイル・ピックアップを， 直列に接続して構成したものである。 コントロールはマスター・ボリューム，マスター・トーン。 ストラト・スタイルの3ウェイ・レバー・スイッチで，ピックアップを選択する。 スイッチ横のふたつのプッシュ/プッシュ式ミニ・スイッチは， 各ピックアップ個別のコイル・タップ・スイッチ。 これにより，通常のハムバッキング・サウンドから シングルコイル・サウンドへと切り替えることができる。


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