'82 LEAD III Black/Maple SOLD
'79年後期に発表された“リード”シリーズは， 当初1ハムバッキング・ピックアップ仕様の“リードI(1)”と 2シングル・コイル・ピックアップ仕様の“リードII(2)”でスタートしたが， '81年には2ハムバッキング・ピックアップ仕様の“リードIII(3)”が加えられた。
リード・シリーズは，当初はリード・オリジナル・スタイルのヘッド形状であったが， '82年からは，この'82年モデルのようにストラト・スタイルのスモール・ヘッドも登場している。 ただし、従来のヘッド形状のリードも引き続き並行して生産された。
リード3のコントロール部に設置されたスイッチは， ひとつがピックアップ切り替えの3ポジション・タイプ(フロント/フロント+リア/リア)， もうひとつは各ハムバッキング・ピックアップのコイル・タップ用の3ポジション・タイプである。 通常コイル・タップ・スイッチには2ポジション・タイプが使用されることが多いが， リード3では3ポジション・タップ・スイッチを次のように機能させている。
1. フロント・ピックアップのコイル・タップ 2. 機能しない(両ピックアップがハムバッカーのまま) 3. リア・ピックアップのコイル・タップ
このリード3は， '81年後半製のものよりもボディのコンター(ひじと腹が当たる部分のえぐれ)が大きめで， ネック・グリップが薄め(ナット幅はそれまで同様約41mm)となっている。 これはリード・シリーズに限らず，'82〜3年製のフェンダー・ギター共通の特徴的仕様だ。
アッシュ・ボディのメイプル1ピース・ネック仕様。
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'79年後期に発表された“リード”シリーズは，
当初1ハムバッキング・ピックアップ仕様の“リードI(1)”と
2シングル・コイル・ピックアップ仕様の“リードII(2)”でスタートしたが，
'81年には2ハムバッキング・ピックアップ仕様の“リードIII(3)”が加えられた。