'79 STRATOCASTER Olympic White/Rose SOLD
'54年の発表以来,ストラトキャスターはサンバーストがスタンダード・ボディ・カラーだったが, その後サンバースト以外のボディ・フィニッシュを“カスタム・カラー”と呼び, 割増料金のオプション・カラーとして生産され続けてきた。 そして'75年には,遂にすべてのボディ・カラーがスタンダード・フィニッシュとして, 同一価格で販売されるようになった関係で, '75年以降はサンバースト以外のボディ・カラーの生産比率が,比較的高くなっている。 しかし,オリンピック・ホワイト・フィニッシュにローズウッド指板という仕様は, 現在でこそ人気が高いが,特に当時はメイプル1ピース・ネックに人気が集中していた関係で, 意外と希少な仕様と言える。
なお,この'79年モデルは'79年の前期製であるため,まだ未施行品だが, この後'79年の後期からはオリジナル仕様として, ピックアップ,コントロール及びジャック・キャビティ内に導電塗料が塗られるようになる。
この'79年モデルは,やや使い込まれたルックスをしているが, パーツ類はペグ,ピックアップ,ブリッジ,ピックガードなどの主要パーツはもちろん, フレットやナット,ネジ類などもオリジナルを残している。 ただし,トレモロ・アーム(棒部分のみ)は交換品。また,トレモロ・スプリング・カバーは欠品。 フェンダー純正ハード・ケースが付属するが,'80年から採用されたやや大型のモールド・タイプ。
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