'65 FIREBIRD I [Non-Reverse] Sunburst
SOLD

'65年中期,ファイアバードはそれまでのリバース・タイプから ノン・リバース・タイプへとモデル・チェンジされた。 リバース・タイプは,一般のダブル・カッタウェイ・ボディのギターとは逆に1弦側ホーンが長かったが, ノン・リバース・タイプでは一般的な6弦側ホーンが長いスタイルになったわけである。
ノン・リバースのファイアバードの場合は,“I”がP-90ピックアップ2基, “III”がP-90ピックアップ3基, “V”がミニ・ハムバッキング・ピックアップ2基, “VII”がミニ・ハムバッキング・ピックアップ3基モデルである。
ノン・リバース・モデルのピックアップ・セレクター・スイッチは,当初は写真のように 3ポジション・スライド・タイプだったが, '66年途中からはリバース・モデル時代のトグル・スイッチ (レスポール・モデルなどで一般的なタイプ)に戻されている。 また“I”と“III”に取り付けられるP-90ピックアップのマウント方式は, 当初は写真のようにボディ木部へネジ止めだったが, '66年頃にはピックガードから吊り下げられるようになっている。 その後'69年にノン・リバース・ファイアバードは製造中止になった。