'66年からのラージ・ピックガード(ボディの左右に大きく広がったタイプ)期を経て,'72年後期に,
'66年以前のスモール・ピックガード・スタイルに戻された“SGカスタム”およびに“SGスタンダード”。
新たなSGは,それまで標準仕様であったトレモロ・ユニットは装着されず,
ストップ・テールピースが採用された。
またブリッジには通称“ワイド・トラベラー・ブリッジ”と呼ばれる
オクターブ調整の可変範囲の広いタイプが採用されている。
SGカスタムというとホワイト・フィニッシュの強いが,
このカスタムのように'69年からは,少量ながらウォールナット・フィニッシュも登場している。