'35 GIBSON L-50 Sunburst
SOLD
'32年に発表されたアーチトップ・アコースティック・ギター“L-50”。
発表当初のL-50は,ボディ・サイズが14 3/4インチ幅,17 1/2長で,ボディ・バックがフラット, サウンド・ホールがフラットトップ・ギターのような丸型といった仕様だったが, '34年にボディ・サイズが19 1/4インチ長に,サウンド・ホールが“fホール”に変更された。 写真のような16インチ幅のボディに変更されたのは'35年のことで, '35年後期にはボディがアーチ・バック仕様となった。 翌'36年にはブランコ・テールピースに“ひし形”のレリーフが入り, '46年頃にはバインディング入りネック,トラピーズ型(逆台形)ポジション・マーク, バインディング入りピックガードに, '49年には4プライ(黒/白/黒/白)タイプになるなど,頻繁な仕様変更が行われている。 その後'71年まで生産が続けられたロングセラー・モデルであるが, '60年代以降になると極端に生産本数が少なくなるようで, 特に'65年以降のL-50は見かける機会が少ない。
写真のL-50は,16インチ幅のフラット・バック・ボディ仕様の'35年モデル。 ヘッドに入れられた“Gibson”ロゴはスクリプト・タイプ(筆記体)。
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