'46年に発表された“ES-125”。
16 1/4インチ幅,3 3/8インチ厚(深胴)のボディに,24 3/4インチ・スケールのネックをジョイントした
エレクトリック・ホローボディ・ギターである。
'49年頃までの最初期は,マホガニー・トップおよびマホガニー・サイド&バックのボディ,
トラピーズ型(逆台形)ポジション・マーク
(ただしこれは'40年代後期まで,以降はドット・ポジション・マークとなっている),
ノン・アジャスタブルのP-90タイプのピックアップ(1基)というような仕様だったが,
'50年頃からは,メイプル・トップ&バック,P-90ピックアップ(アジャスタブル)に変更されている。
この'52年モデルのような19フレット仕様なのは'55年中期頃までで,
以降は20フレット仕様となっている。
ES-125の姉妹機種として,
'56年に発表された1 3/4インチ厚(薄胴)ボディの“ES-125T(T=Thinボディの意)”,
'57年のES-125Tの2ピックアップ・バージョン“ES-125TD(D=Dual Pickupの意)”,
'60年のES-125Tのカッタウェイ・ボディ・バージョン“ES-125TC(C=Cutawayの意)”などがある。
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