SG(SOLID GUITARの略)シリーズのピックガードは,
'66年にはこのようにボディ左右に大きく広がった通称“ラージ・ピックガード”仕様となった。
また,この'67年モデルのネックは1ピース構造のマホガニー製だが,
'69年前半にはマホガニー3ピース構造になる。
本来,ラージ・ピックガード期のSGには板バネ式のトレモロ・ユニットが標準装備されているが,
この'67年モデルは過去の所有者の意志で,それが取り外され,ストップ・テールピースが装着されている。
これは,実用性重視の改造と言えるが,それにより特別価格となっている。
そのほかピックアップを含め,ほとんどのパーツが交換されている。
ちなみに,現在のピックアップは“ダンカン”の“JB”。
ヘッド部などの木部の損傷はない。
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