'80 GIBSON ES-350T Sunburst Lefty
SOLD

“ES-350T”は,ラミネイト・メイプル・トップ及びサイド&バックの 17インチ幅,2 1/4インチ厚のアーチトップ・ギターである。
'55年に発表された後,'57年中期のピックアップ変更(P-90からハムバッカーへ), '60年後期のカッタウェイ形状変更(ラウンドからシャープ・カッタウェイ)を経て, 一旦'63年に製造中止となった。 そして,長い製造中止期間ののちの'77年にハムバッカー仕様, ラウンド(ベネチアン)カッタウェイ・ボディという,いわば'57年から'60年の間に生産されたスタイルで 再生産が開始されたという歴史を持つモデルである。 ただし,オリジナル・モデル('55〜'63年)は23 1/2インチのショートスケール・ネックだったのに対して, 再生産モデルは,ほかの上級ホロー・ボディ・モデルと同様に 25 1/2インチのフルスケール・ネックとなっている(写真)。
カタログにはES-350Tのレフト・ハンド仕様は掲載されていないことや, 取り付け用のネジ穴すら開けられていないオリジナル・ノン・ピックガード仕様ということなどから, このレフティは完全な特注品と思われる。
コンディション最上級。