'81 G&L F-100 II Brown Sunburst/Ebony SOLD

フェンダー社の創始者“レオ・フェンダー”が, ミュージックマン”に関与していた時期を経て,'80年に設立した“G&L”。 設立初期に発表されたG&Lのモデルは,ミュージック・マンに似たヘッド形状を特徴としている
そのG&Lの記念すべき最初のモデル“F-100”は,'80年の中期に発表された。 モデル名の最後の“II ”は, '70年代〜'80年代初頭のミュージック・マンのギターと同様に,指板のアール(R)を意味しており, この“II”は,きつめな7 1/2インチR。 もうひとつ用意されていた“I”は緩めの12インチRとなっている。 伝統的なフェンダー・ギターが7 1/2インチRだった関係で, F-100は,このIIの生産比率が高いようだ。
ピックアップには,マグネットの磁界に工夫の凝らされた “マグネティック・フィールド・デザイン・ハムバッカー”と呼ばれるタイプである。 ハイ・パワーでありながら,高域特性に優れたピックアップだ。
トグル・スイッチはピックアップ切り換え用で, ミニ・スイッチは,上からブライト・スイッチとフェイズ・アウト・スイッチとなっている。 コントロールは,上からマスター・ヴォリューム, フロント・ピックアップ用ハイカット, マスター・ミッドレンジ・コントロールである。 これらスイッチやコントロール類によって, パッシブ・タイプながら変化に富んだサウンドを生み出している。
F-100は,フィニッシュに応じて異なるボディ材を使用しており, このブラウン・サンバースト・フィニッシュやブラック・フィニッシュなどはマホガニー材, ナチュラル・フィニッシュはアッシュ材となっている。 ネックは,このようなエボニー指板仕様(ネック本体はメイプル)と メイプル1ピース仕様が用意されていた。

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