「ハルモニア」試写会レポ

(過去、リアルタイムで書いたレポなんですが、コンサート以外で光ちゃんを近くで見るのが初めてだった
管理人のどきどきぶりが笑えるので復活させてみました)


'98.7.9(木)11:30〜 後楽園ホールにて                       

悩みに悩んだ挙げ句、一緒に行って下さると声をかけて下さった方々のおかげで、私も初めて試写会なるものに参加する決心がつきました。


<8:30>

日に照らされ、風も無いビルの谷間に並ばされてさすがに皆がグロッキーになってきた時、いきなりなんの伝達もなくわさわさと前列が立ち始めるではありませんか。主催側も(後にワイドショーでもさんざん指摘されてましたが)認識が甘かったためにかなりの混乱をきたしていたようで、全てがなんだか唐突な指示でした。予定外のはやさで定員に達してしまったために入場時間を繰り上げたそうです。確かにあれ以上あそこにいたら確実に倒れる人続出だったでしょう。


<11:30>

私たちの整理番号は250番前後。ステージから4列目の中央よりとなりました名称はアリーナ席(爆)、実はただのパイプ椅子の羅列・・。
トイレに行くのに30分並ぶという(しかも男子トイレにも!)状況の中、やっと!やっと試写会が始まりました。

伊武雅刀さん、大坂俊介、矢田亜希子、堂本光一、中谷美紀、手塚理美さん、篠田節子さんの順で壇上に現われ、会場は総立ち状態。でもこれは、先に注意事項を延べていた司会のお姉さんが「ちょっとは立ってもいいでしょう」なんて発言をして下さったせい。座っていれば問題もなかったでしょうけど、立つと身長の低い私は泣きを見るんですよねー・・。しくしく。

ワイドショーでご覧になった方はもうお分かりの通り、伊武さん&俊ちゃん(+篠田さん)意外は皆さんノースリーブでございました!光ちゃん可愛い!

光一: 黒のTシャツ(ノースリーブ)がインナーに襟付き黒のノースリーブベスト(左襟にのみ2ヶ所に金のファスナー付き)、黒の皮パン、黒のスニーカー(靴底のみ白)、銀のペンダント
大坂: インナーは同じく黒、白の7分袖カーディガン、黒のパンツ、銀の羽根型ペンダント(インディアン風?)
矢田さん: 黒のノースリーブ(裾の辺りがAライン)、白のパンツ
中谷さん&手塚さん: ややシルエットの異なる黒のノースリーブワンピ。
伊武さん: 水色の詰め襟シャツ(画家が着るようなの。スモッグ・・じゃなくって、なんというのでしたっけ・・?)、黒パン

意図的だと思うんですけど、ほとんど黒で統一!しかもノースリーブの皆様は華奢!めちゃくちゃ美形集団が壇上に勢揃いしたわけですが、あまりの奇麗な一団に既にくらくらしてました。その中にあってなお、中心人物としてのオーラを放っている光ちゃんを目の当たりにすると、改めて「この子は主役級のアイドルなんだなぁ」と実感してしまいました。背が左右の矢田ちゃんと中谷さんと同じくらいというのがとってもツボでした。しかも、やっぱり人見知りする光ちゃんは、まだ中谷さんとは触れ合うのは苦手らしく、ほんっとに矢田ちゃんにぴっとりくっついてました。(可愛い) 一度懐くとどこまでも、という証明のようでした。

案の定、あまりの盛り上がり様に光ちゃんもやや俯き加減で表情も硬い感じ。他の皆さんは、馴れない黄色い声援にタジタジ。それでもなんとか始まりました、舞台挨拶。

司会「ではお一人ずつ自己紹介と役柄についてお願いします。まず堂本光一さんから・・。」
光一「どうも。私(ワタクシ)が堂本光一です。よろしくお願いします。えー、もうすぐオンエアの日を迎えるわけですけど。えー、今回僕はチェロの役を・・・、チェロっていっても僕がチェロになっているわけじゃなくって、チェロを弾く役なんですけど。僕もチェロのレッスンとかして結構大変な撮影だったんですが、今までの僕がやってきたドラマ中では、僕の役柄は、んー、ちょっと大人っぽいほうかなと思ってるんですけども。今回の映像とかは他のドラマには類をみないものになってますので、その辺も見ていただきたいな、と。2回目くらいまではドラマの中での説明が多いかもしれませんが、ぜひ最後まで見て下さい。あの、家に帰ってからも(オンエアを)見て下さいね。いいですか?」
司会「光一くんにちょっとに質問をしてもいいですか?チェロの練習が大変とおっしゃってましたが、どんなところがどんな風に?」
光一「あのですねー、レッスンといっても基本から教わるわけじゃなくって、ドラマの中に出てくる曲を‘これはこんな風に弾くんだぞ’って教わっただけなので、あれ弾けこれ弾けと言われても弾けません!」
妙に胸張って言う光ちゃんが可愛いでしゅ。
司会「他の番組で光一くんがギターを弾いている所は見たことがあるんですが、ギターとは違うんですか?」
光一「いや、もう、ぜんっぜん!違いますよー。」
苦笑してそう言ったっきり、なぜか沈黙が流れるステージの上。その間が可笑しくて観客席から笑いが・・。それに対して光ちゃん、低い声で一言。
光一そこ、笑うとこちゃう。
いや、そんなん言われたら余計可笑しいってば。
司会「共演者の方々とはどうですか?」
光一「共演者ですか?そうですねー、今回ロケとかありますけど、いい感じでやってますよ。はい。」
司会「はい、ありがとうございました。」

さて、ここまでは必死にメモを取ってましたが、その後ははっきり言って光ちゃんを見るのに必死でした。のため、既に他の共演者のコメントがあやふやでーす。えっへん。(ごめんなさい)

中谷さんは「光一くんのファンが凄いのでびっくりしています。」とコメント。
大坂くんは「僕、こんな所に立っていていいんですかね・・?」と例のおどおど(というよりマイペース)トーク。伊武さんはかなりハイテンションのめっちゃユニークな方で「光一くんより上手なチェロの腕前です!一杯練習しました。そこのところをよくチェックして下さい。」と冗談を飛ばしてました。(というのも、伊武さんのチェロ弾くシーンはほんの一瞬なのだ。)

ちなみに中谷さんの時の司会者からの質問は、
司会「中谷美紀さんもチェロの練習をされたわけですが、美紀ちゃんと光一くんとどちらが上達しましたか?
その質問に「はいー?」とばかりに司会者を振り返った光ちゃんに、
司会「いえ、美紀ちゃんに聞いているんですけど?」
光ちゃんマイクをつかわずに、「あ、そう」というジェスチャー。一方美紀ちゃんはそのやりとりを見てくすくす笑いながら、あっさり
中谷競いあってます。
と答え、慌てて光一さんは頭と手をぶんぶん横に振ってらっしゃいました。

また、大坂くんに対しての質問は
司会「光一くんから先輩として何か指導は受けましたか?」
それを聞いた光ちゃん、両手を腰に当てて、目一杯ふんぞり返ってみせたりします。(全然偉そうに見えないってば)
大坂「あ、はい。色々。」
司会「例えばどんなことですか?」
大坂「えー・・と、心臓マッサージ・・」
おい!それは違うやろー!(笑) それは先輩としての指導じゃないって。皆受けてました。

最後にもう一度光ちゃんから締めの挨拶があり、会見は終わりとなります。
その時「僕のファンにとっては、もしかしたらどっきりするような場面もあるかもしれませんが、そこはわーとかぴーと言って騒がないように。」と釘をさしてました。多分矢田ちゃんとのちゅーシーンと、美紀ちゃんを抱きしめるシーンのことでしょうけど、私にとってはひたすら大喜びのシーンでした。まぁ、違う意味で騒いだかも・・。
だって、ちゅーシーンは光ちゃんの泳ぐ目線もそうですけど、その後のセリフがめっちゃ可愛いんですもの。ここは要チェックです。あと、美紀ちゃんを抱きしめる寸前の光ちゃんの表情なんて、奇麗としか言いようがなくて。髪が乱れているし!切なげだし!まさにビューティホー!

この会見の後、ひとしきりスチール撮影が行われ(30人くらいのカメラマンがひしめきあってた)全員のショット、光一&矢田亜希子&中谷美紀の3ショット、光一オンリーと3パターンで撮られました。それにしても3ショットなんて、背の感じも一緒のせいか、どう見ても3姉妹(爆)。可愛くてほっそりしている美形姉妹でしたわ・・。しかもなぜか三女に見える!(矢田ちゃんの方が次女)
気になったのは光ちゃんの右腕の土方焼け(笑)。左手は比較的まんべんなく焼けていたので、運転焼けとも考えられますが。
後ろ向きの撮影(つまり観客席をバックに撮る)もありましたが、微動だにしないその後ろ姿にはプロ根性を見ました。やっぱり自分の体一つで稼いでいるだけあるなぁ、と変な感動をしてしまいました。(だって、ひしめきあっているカメラマン全員が「こっちに目線ちょうだい!」って強要するのに、大人しく淡々とこなしてましたからねー。これはマジで格好良かったです。)

最後に舞台を去り際に会場に向かって手を振ってくれた光ちゃん。ありがとう。(感涙)

以上生光ちゃんレポでした。コンサートの時と違って、ちょっと堅い雰囲気で、声もすごく低くてびっくりしましたが、中谷さんと並んでも違和感ないくらい細くて、柔らかそうな感じでした。(ボキャブラリーが乏しくてごめんなさい・・)



ハルモニアへの道

ハルモニア本放送に向けて、毎日数分だけ流れた番宣です。

<第1回>

矢田亜希子ちゃんによる光ちゃんへのインタビュー
これはつぼだらけの、めっちゃ可愛いやりとりじゃありませんでしたか?矢田ちゃんの顔見ていない時はもう俯くしかないって感じで。未だにカメラ見るのに照れまくりなんですね、この方。コンではあんなに堂々と正面から客席睨み付けるのになぁ。
当然ここでも一度は言います「ハナモゲラ」。矢田ちゃんにもすっかりこのタイトルがお馴染みになっているようです。

「ところでチェロはできるんですか?」の質問に「できません!」と、ほっぺたぷーっと膨らませて威張る光ちゃん。かと思ったら「いや、できます!パガニーニです!」と自慢してみたり。あーもう、本当にちっちゃい子みたい。なーにがパガニーニなんだか(笑)。パガニーニの曲も弾けるくらいばりばりさ、と言いたいのかしら?でーも、これ言った直後に目が泳いでるしね。うひゃひゃ。
いきなり矢田ちゃんにグチり始める光ちゃんなんて、ぎゅーっとしてちゅーしたくなるような愛らしさ(やったら犯罪・・)。「矢田ちゃん、いーよなぁ。ピアノとか言ってよぉ。1回練習しただけだろー?」とぶちぶち。じゃぁ、ピアニストの役やる?光ちゃん。(意地悪) 

<第2回>

矢田ちゃんによる中谷美紀さんへのインタビュー
無表情で由希のフリをする中谷さんがお茶目です。このドラマの出演者って、皆華奢だわ・・。見ていて飽きない人たちばかりです。

「チェロの先生と同じように上手く弾けないとイライラする。」の一言に、この人もかなりの負けず嫌いであることを確認。やはり主演の方はこうでなきゃ。
いきなりリハの時間になってしまって途方に暮れる矢田ちゃんや、「ごめんねー」と謝っていく中谷さん、「待っときなさい」となかなかに格好良いセリフをかましてくれた光ちゃん、そして「何事も経験よ」とわざわざ慰めに来て下さっている手塚さんを見ていると、共演者陣の雰囲気の良さが分かりますね。凄く大人な感じ。

少しだけリハの風景が映されるんですが、由希のこの激しいチェロの弾き方は、どうやらルーメイ・メンドーサの真似をしているようです。それを「何の真似だよ?」と呆れたように秀行が言っているシーンのようですが、この時の光ちゃんの俯き加減な横顔が相変わらず美人です。

<第3回>

絶対音感について
頼もしいですよね、土9のスタッフ。だって、こういうテーマのドラマの音楽監修の方がちゃんとした絶対音感の持ち主なんですもの。こういう所からリアリティが生まれるわけで。ちょうどいいタイミングで「絶対音感」なる著書もベストセラーになっていることですし。時流にのったテーマなんではないでしょうか。(実はまだ「絶対音感」も「ハルモニア」も読んでないんですけども)

<第4回>

再び光ちゃんインタビューby矢田ちゃん
ドラマで一番見て欲しい所は?」というクエスチョン。さて光一くんのアンサーは?「CMです!」。矢田ちゃん、目をぱちくりさせてしばらく固まってるし(笑)。その沈黙の間、ちょっと上目遣いに自分の言ったことに照れてる光ちゃんがこれまた可愛いのよね。んで、耐え切れずにへにゃっと笑うんですけど(しかも照れながら真面目に答え始めてる)この時になって突然つぼにハマッた矢田ちゃんが話しも聞かずに笑いこけています。楽しそう。光ちゃんのギャグというより、光ちゃんのテレ方が可笑しかったんじゃないかと思うんですけどねぇ。

あと、最終回はびっくりだ、と言ってから突然矢田ちゃんの顔を覗き込んで「最終回聞いた?」とまん丸お目々で(しかもきらきらしてる)尋ねるとこなんか、かなりツボです。ほんと、親しい人にはこんなに無防備な表情を見せるんだなー、とちょっと嫉妬。けど、いつもは「光一くん」と呼んでいるらしいのに、一応遠慮がちに「光一さん」と呼びかける矢田ちゃんが微笑ましかったです。苦労してるのね。

「今回私は恋人役なわけですが、どうですか?」と恐る恐る訪ねてみる矢田ちゃん。「最悪です。」とお約束な答えを言った後に、「嘘です、冗談です。」って(笑)。そんな慌ててフォローしなくても、ねぇ?一度はオチをつけないと気の済まない自称王子、他称姫(爆)な光ちゃんでした。

<第5回>

櫨山P突撃インタビューby矢田亜希子
「ハルモニア」の意味について。「ハーモニー」のドイツ語読みと言ってますが、ドイツ語だと「ハルモニー」なんですけどねぇ?それにしても意味を考えたことも無かったと思われる矢田ちゃん。しっかり光ちゃんの「ハナモゲラ」の方が定着してしまっているようです。篠田節子さんが聞いたら嘆きそう・・。

<第6回>

矢田ちゃんによる手塚理美さんへのインタビュー
一時期ワイドショーで騒がれていた頃はやつれまくっていらしたので、大丈夫なのかなぁと心配していたのですが、さすが女優さんですね。全然疲れの見えない美貌です。この方も透明感があって白衣がよく似合います。過去には一体何があるのでしょう?

2話の一場面で、難しいフレーズをあっさり由希に弾かれて苦笑している秀行が相変わらず弱々しくて可愛い。これがだんだん嫉妬に変わっていくんでしょうか?(原作読んでないから分からないんですけど) 焦ったり困ったり、悩んだり落ち込んだり(ネガティヴ感情の羅列ね・・)している光ちゃんの演技って好きなので、とっても楽しみです。

<第7回>

矢田ちゃんによる大坂俊介へのインタビュー
はい、会話が続きませんね(笑)。俊ちゃん、修行が足りないぞ!?「間をもたせる」喋りができないとまだまだだな、と思いますね。どんなにお笑いセンスがあったとしても。でも以前は目の下にクマがあったのに最近はすっきりしましたね。メイクのせい?それともあれは一時的なものだったのかしら。どちらにしても、顔立ちはいいのだから(美形兄弟だ!)顔色良くなって嬉しいです。

2話からの抜粋。光ちゃんがピアノ弾いてる!(喜) これはつぼ!いやー、グランドピアノの前に座る光ちゃんをどれだけ夢見たことか。叶えてくれてありがとう、ハルモニア。それにしてもメロディを弾いて聴かせてから「はいっ」と由希に先を促すところが、音楽教えているというより保母さんみたいで、めっちゃ微笑ましいです。

<第8回>

矢田ちゃんによる伊武雅刀さんへのインタビュー
いい声〜。惚れ惚れ。秀行と山岡教授のシーンを流した後に「この2人の間には何が!?」というナレーションを入れるのはやめてくれい。爆笑してしまいました。伊武さんのお話は主に役作りに関して。芸術家として一般人とは少し違う部分と父親としての愛情豊かな部分の見せ方について、というところでしょうか。彼の個人的推測では秀行とは実の親子かも、ともおっしゃってました。
撮影風景は由希を乗せて車を走らせる住宅街のシーン。光ちゃんの運転が見られて幸せ。なんと片手運転ですわ。あまり安全運転の方のすることではありませんが、なんだか手慣れている感じがいいの。この一瞬のシーンを何度も巻き直して見ちゃいました。

<第9回>

堂本光一さんによる矢田亜希子ちゃんへのインタビュー
第2話からの抜粋シーンがいくつか。その後にスタジオ前室でインタビュー。姉妹ショットですね(笑)。いつものマイクの持ち方(下の方をちょこっと握って、マイク本体をゆらゆら揺らす)でひょこひょこ矢田ちゃんの横にやってきて一言。
光「こちらが5月人形、矢田亜希子さんです。」
人のこと言えないでしょうが、光ちゃん。あなたも充分お人形さんです。矢田ちゃんはこのコメントに大笑い。

光「まぁ、お嬢役ということで・・・。私は非常に(この役は矢田ちゃんに)ぴったりすぎるではないかと。ハマリ役なんじゃないかと思うのですが。」
亜「え!?(本気で驚いてる) 本当ですかぁ?(これはお嬢っぽい作り声で)」
光「・・・言うんじゃなかったですね・・・。」

光「まぁ、1話ではキスシーンもありました。保子がホッペにチューをするという・・・。」
亜「そう。頬にキス、と台本には書いてありました。」
光「で、段取りもそうしてました。なのに、本番になると突然口にきました。私は騙されまして、本当にびっくりしましたね。」
亜「それで私は笑いをずっとこらえてたんですよ。これで吹き出したらいけないと思って。」
光「キスシーンは初めてだったというお話が・・・。」
亜「はい。」

ここで光ちゃん、カメラに向かって左手を挙げてイエ〜イとガッツポーズ。でもそれ、ピカイチみたい・・・。あとは今後の展開について一言二言。それにしても最後までマイクの存在に意味がなかった。光ちゃん、一応インタビューするときはマイクを相手に向けなきゃ(笑)。