捕らえる!! これが超宇宙エネルギー 
田島和昭著 コスモトゥーワン
ゼロであり無限大、あらゆるものが調和する、奇跡のプライムエネルギー
項目
プロローグ

超宇宙エネルギーの時代が到来

驚くべき「プライムエネルギー」
最大の特長は意識と強く共鳴すること
クリスタルの「プライムエネルギー化」に成功


第一章 実証された驚異のプライムエネルギー

心身を活性化する数々のデータ
体カテストが証明したプライムクリスタルのこれだけの事実
ノイロメーターが示したすごい数字
生花の鮮度が一週間しても落ちない
プライムクリスタルで体がどんどん元気になる
プライムクリスタルを使えば初心者も気が実感できる
プライムエネルギーを遠くに送信する機械が出来た
受ける人の精神姿勢で結果がかなり異なる
たった一時間の送信で体がみるみる蘇り心も浮き浮き
普段は落ち込んでいた自分がうそのように明るくなった
体のだるさが消えイライラした気持ちからも解放された
感謝する心に強く働くプライムエネルギー
プラーナ増幅変調発信機(PPT)


第2章 プライムクリスタルで信じられない奇跡

止まった時計が動き出し母は十年来の腰痛から解放された
精神的にとても安定しイライラしなくなった
何年振りかで安眠でき妻の腕のしびれも取れた
このクリスタルをつけて腕相撲すると必ず勝てた
妻がとても明るくなりやる気がでてきた
不思議にもアイデアが次々に湧いてくる
なんと二十年来の腰痛が治った
ん十万円の宝くじが当たり水虫も良くなる
口内炎ができやすい体質が変わった
かたい体が驚くほど柔らかくなった
肩こり、頭痛がうそのように消えた
腰痛がすっかり取れて体が軽くなった
手放してみて分かったプライムエネルギーのすばらしさ
長年の自律神経失調症が治った!!
考え方がだんだん前向きになってきた
プライムエネルギーで背骨の脇や肩の二りが消えた
プライムエネルギーのお陰で親族との人間関係が
スムーズになった
プライムクリスタルで開かない目が見えるようになった
止まってしまった心臓が動き出した
プライムクリスタルで家族の健康管理
体の痛みが止まった
自分自身を磨き向上させたいという意欲があふれてくる
対人恐怖症から解放され自分に自信がもてるようになった


第3章 これが世界を根本的に変えるプライムエネルギー

まったく新しいエネルギーの登場
注目される反の世界、虚の世界のエネルギー
プライムエネルギーは自然治癒力や自然回復力を増幅させる
プライムエネルギーは人間の意識にもっとも反応しやすい
本来の人間は最もプライムエネルギーに共鳴しやすい
プライムエネルギーは「奉仕の心」「感謝の心」に強く共鳴
高次元波動との共鳴が可能
クリスタルブームの秘密
クリスタルのプライムエネルギー化に成功


第4章 プライムクリスタルを10倍効果的に使う秘訣

二人で光のイメージトレーニング
すぐ始めよう気の流れを良くする三つの体操
願望を実現するためのイメージトレーニング
ペンダントで行う振り子判断
プライムクリスタルは美容にも応用できる
人前で話すときなどに持っていると度胸がつく
初めはいつも持ち歩いたら良い


第5章 注目される神秘図形とプライムエネルギー

幾何学構造と未知エネルギーの密接な関係
ピラミッドよりすごい正多面体エネルギー
正多面体にはそれぞれ違ったすばらしい精神作用がある
神秘図形化したクリスタルをプライムエネルギー化
太陽の写真と神秘図形とクリスタルを組み合わせる
プライムクリスタルを使ってみよう


あとがきー本物の時代に本物のエネルギー



上記書籍内容の一部抜粋です
超宇宙エネルギーの時代が到来

驚くべき「プライムエネルギー」

 ある日、宇宙エネルギーを研究していた私のところに、友人から「すごいエネルギーがある。とにかく早くきて見てくれ!」という興奮した電話がありました。

 至急、東京・渋谷の待ち合わせ場所に行ってみると、それは「プライムエネルギー」というものでクリスタル(水晶)に加工されていました。

 そのプラィムエネルギーについて、概略を聞いたとき、直感的に私は「これは画期的なすごいものだ」と思ったのです。

 実は、以前から私は、二十一世紀は、まったく新しいエネルギーの時代であると直感し、それが何であるかに関心を集中させてきました。

 その結果、これまでの物理科学では実証できない宇宙エネルギー、さらには超常現象や超能力、気のエネルギーなど、人間の意識と深くかかわりのあるエネルギーの世界があることが見えてきたのです。

 これまで人類が頼ってきたエネルギーは、基本的には、何かの物質を消減させて得られるエネルギーでした。

 しかし、そのままでは自然破壊が進む一方ですし、人口が増え続げる人類のエネルギーの消耗に対応し続けることも不可能です。

 これに対して、空問に無限に存在すると思われる未知の宇宙エネルギーを自由に取り出せれば、先の間題は解決されてしまいます。

 ただし、ここで問題なのは、物質的な側面から理解されている未知のエネルギーと、気のエネルギーなどのような精神的な側面から理解されている未知のエネルギーが、いったいどんな関係にあるのかがはっきりしないのです。

 それで、私は、なんとかして、物質的な側面と精神的な側面の両面から体系的にその未知のエネルギーを理解できないものかと考えていました。

 私の予想では、この世界に現れているあらゆるエネルギーの根源になっているエネルギーの存在とその根源エネルギーの特性などを明らかにする以外に、エネルギーの全体像は見えてこないのです。

 それで、私は、根源的なエネルギーとは、どんなものだろうかと考え続けてきました。

 このプライムエネルギーの特長を聞いたとき、そしてその実物を見たとき「これだ!! これこそ探していたものだ!!」と確信したのです。

 その後、本文で紹介した実験や体験事例などを聞き、また実際に私も参加して行った結果、最初の直感的な「すごいもの」は的中したのです。
 まずは、なるべく簡単にそのプライムエネルギーについてご紹介しましょう。

 人間がもつエネルギーには、筋力など肉体的なレベルのエネルギーから精神的なレベルのエネルギーまで幅広く存在し、しかも、それらは、次元の差を越えて相互に交流しています。

 同じように、この宇宙にも、物質的なレベルのエネルギーから精神的なレベルのエネルギーまで各種のエネルギーが存在し、しかも、それらは次元の差を越えて相互に密接に交流しているのです。

 このような姿で人間や宇宙にエネルギーが存在するようになった原因は、その発生の根源となった完全なる真空場(完全調和を保っている真空場で、重力場とかスカラー場と呼ばれる)のなかにあります。

 今までの科学は、この真空場を物質的な側面からだけ理解しようとしてきましたが、精神的な側面からも理解しないと、そこから発生したエネルギーの本当の姿は見えてきません。

 以上のようなまったく新しい視点に立って研究した結果、はっきりとその姿が見えてきたのがこれから紹介する「プライムエネルギー」なのです。
 このエネルギーは、この宇宙に現れたあらゆる種類のエネルギーの根源となるもので、これを利用することに成功すれぼ、実に驚くべき大変革を人類は成し遂げることができるのです。

 詳しいことは3章でご紹介しますので、ここではざっと次のようなプライムエネルギーの特性を見て下さい。

  @精神的エネルギー、物質的エネルギーの根源となるエネルギー、
  Aプラスもマイナスも含む「中性」「中和」「調和」のエネルギー。
  B全ての元素や分子構造に影響を与え、生命体に対しては、自然治癒力として作用。
  C人間の意識ともっとも共鳴しやすく、意識がエネルギー場に作用すると、意識のレベルに応じて意識が増幅されます(これが大きな特長)。
  Dとくに肯定的で前向きな意識に強く共鳴して、自己啓発を促し、隠された人間本来の潜在能力の開発を助けてくれます。

最大の特長は意識と強く共鳴すること

 以上の説明からもすでにお分かりのように、このプライムエネルギーの最大の共鳴体は、人間そのものなのです。

 したがって、もし、このエネルギーを正しく理解し意識のレベルを高めて、このエネルギーとの回路を開くことができれば、人間の中に眠っているまったく新しい様々な可能性が開かれてくるのです。

 そして、何より驚くべきことは、このエネルギーの研究によって、こうした回路を開く方法が明らかになっていることです。

 その詳細は本書を最後まで読んでいただければ明らかになるでしょうが、実際に、このエネルギーと回路を開き、共鳴することによってすばらしい結果が得られています。ここでその一部を紹介しましょう。

 たとえぱ、細胞が活性化されて驚くほど筋力がアツプしたり、体のかたさが消える、神経系のバランスがよくなる、内臓の働きが活性化するなど、肉体面にも驚くような変化が現れます。

 また、防腐効果、食品の長期保存など、様々な分野においても、その効果が確認されています。

 しかし、何よりも注目すべき点は、人間の意識にきわめて敏感に反応しやすく、前向きで肯定的な意識とはとくに強力に共鳴して、様々な現象を起こすことです。

 実際に、このエネルギーとの共鳴体験によって、まったく新しい自己を発見し、潜在能力に目覚めたという体験談が、続々とプライムエネルギー研究会に寄せられています。

クリスタルの「プライムエネルギー化」に成功

 ところで、このようたプライムエネルギーと私たちとの間の回路を開くための手助げをしてくれるものの一つに、プライムエネルギー化されたクリスタル(水晶)があります。
実際、これを身につけると、精神面や肉体面に大きな変化が起こるのです。
「電池の寿命が切れた腕時計が動き出した」、「数年やっても実感できなかった気功の世界に開眼できた」、「アイデアが次々に湧いてくる」、「二十年来の腰痛が消えた」、「肩こり、頭痛がうそのように消えた」、「イライラしなくなり、考え方が前向きになった」「長年苦しんできた自律神経失調症が良くなった」などなど、このプライムクリスタルをめぐって、数々の驚くべき体験が巻き起こっています。

 さらには、プライムエネルギーの研究はかなりの段階に至っていて、このエネルギーを世界中どこへでも瞬時に送信する装置(テレ・プライムエネルギー送信機)なども開発されています。

 ユリ・ゲラーが来日し、彼がテレビを通じて念を日本全国に送ったところ、各地でスプーソを曲げる即席の超能力者が現れ、日本国中をあっ!と言わせたのは記憶に新しいことです。この送信機は、例えれば、このユリ・ゲラーが果たした役割を機械化したようなものです。

 すでに、この装置からプライムエネルギーを受信した体験者は、そのすばらしい特性を身をもって体験しています。

 このようなプライムエネルギーを徹底的に解明し、私たち人間自体がこのエネルギーと共鳴できる本性に目覚めるならば、そこにこそ二十一世紀に向かう人類のまったく新しい次元の可能性が開かれてくるにちがいありません。


プライムエネルギーを遠くに送信する機械が出来た

 テレ・プライムエネルギー送信機とは、読んで字のごとく、この装置は、プライムエネルギーの波動を瞬間的に時空を越えて世界中どこにでも送ることができます。その波動は、自動的に受信者の心身の波動ベクトルを0レベルに調整するように作用します。

 この機械の基本原理には、ラジェステシア、ラジオニクスおよび、スーパーセソソニクスなどの原理が応用されています。構造は、大きく回転波動発振部分と波動共振部分から成っています。

 このような装置は、まだ実験段階ですが、ブライムエネルギーを研究していく過程で発明されたもので、現在すでにたくさんの実証データが集まりつつあり、その結果を見ただげでも驚異的です。

 そんな装置、本当にあるのか、と思われる方も多いでしよう。そこで、まず、身近な例で考えてみましょう。電波を思い浮かべて下さい。現代人は、放送局から発信された電波を各家庭のテレビやラジオが受信して音や映像に変えていることをよく知っていますので、何も不思議だとは感じることなく、見たり聞いたりしています。

 しかし、テレビやラジオがまだなかった昔の人に、「歌や漫画やドラマが電波になって空中を飛んで来ている。それがテレビという箱のなかで音や映像に復元されて画面に出てきている」と説明してもなかなか理解できないでしよう。彼らは、「何も見えないから、そんなこどは信じられない」と考えるにちがいありません。このテレ・プラィムエネルギー送信機についても同じような反応が起こるだろうと思います。

 しかし、すでにこれに類似した現象は数多く報告されているのです。エネルギーの波動を遠隔地に送ると言えぼ、誰でもすぐ思い出すのがユリ・ゲラーの登場で起こった超能カブームです。

 1974年にアメリカの超能力老ユリ・ゲラーが来日し、テレビの画面を通じて全国に念を送ったところ、この番組を見ていた全国の少年少女のなかから、スプーソが本当に曲がったという声が多数届き、日本国民をあっと言わせました。

 つまり、ユリ・ゲラーの送った念が空中をかげ巡って受け手に影響を与え、スプーソを曲げたのです。確かに少年たちは、ユリ・ゲラーの真似をしていたら知らないうちにスブーソが曲がってしまったと証言しています。

 気の世界においても、気のエネルギーによって金属を切断Lたり、病気を治すといった現象があります。そのような気は、強い人から弱い人へ伝染すると言われています。たとえば、「虫の知らせ」とか「櫛の刃がかけると不幸が起こる」と言ったことも、気の糸で人間同士が結ばれていることを示しています。

 気功師、のなかには、実際に遠隔地にいる相手に気のエネルギーを送ることによって、相手の病気を治療する人もいます。

 たとえば、東京に住むある整体治療師は、患者と電話で会話しながら、同時に気を送って治療を行っています。喘息で呼吸困難に陥る度に電話で気を送ってもらうと、発作がぴたっと止まり、回復が早くなったという症例もあります。

 このような気のエネルギーは、人問だけでなく、植物や動物からも出ています。旧ソ連では、生物の持つ超能力に関する研究が盛んに行われていましたが、その一つにこんな実験報告があります。

 海中に潜った潜水艦のなかに、それぞれ親の異なる子うさぎを数匹乗せておきます。一方、地上では一匹の親うさぎの脳波を取るようにします。潜水艦の子うさぎの中には、この親うさぎの実の子が一匹だけ含まれています。このような状況を設定した上で、潜水艦の中で子うさぎを一匹ずつ殺していきます。すると、実の子うさぎが殺されるときだけ、脳波に変化が生じるのです。

 この現象は、何度同様の実験を繰り返してみても同じ結果でした。このことは、親うさぎと子うさぎが空間を超えて気のエネルギーのようなもので結ばれていることを示しています。

 以上のような事実は、プライムエネルギーの波動を遠隔地に送る送信機の開発が実際に可能であることを裏付けてくれています。

 残念ながら今までの科学の方法では、このプライムエネルギーを完全に実証することはできません。しかし、最先端の科学が波動の世界に突入し、目に見えない世界に研究の対象を求めているのも事実です。遠からず、プライムエネルギーが新しい「科学的」方法によって明確に証明される日がくるでしょう。


まったく新しいエネルギーの登場


 近頃、クリスタルバワーや気功が静かなブームを呼んでいます。

 これまでは、どちらかと言うと、非科学的だとか迷信だと言われて退けられてきましたが、病気治療の効用やスポーツでの集中カアップ、自己意識の覚醒作用などが認められ、しだいに科学的な面からの研究も盛んになってきています。

 ただ、ここで見落としてはならない重要な点があります。それは、これらのバワーが、宇宙空間に充満している未知のエネルギーを取り込むことによって発生していることなのです。

 このエネルギーは、「宇宙エネルギー」とか「タキオンエネルギー」、「真空エネルギー」、「フリーエネルギー」、「オルゴンエネルギー」など、様々な名前で呼ぼれていますが、これまでの科学によっては発見できなかった新しい未知のエネルギーなのです。

 21世紀を目前にして、人類は、科学の力によって豊かな物質社会になりましたが、その一方では、環境問題や資源エネルギー問題などの深刻な課題を抱えています。

 実は、この難題を解決し、21世紀にまったく次元の異なる新しい人類杜会を実現する道が、この新しいエネルギーの存在をはっきりと知り、それを応用することから始まるのです。

 近代科学では、宇宙の真空には何もないと考えられてきました。しかし、最近の科学は、真空にはいわゆるエーテルがあり、超微粒子が充満していることに気づき始めています。そこは、「宇宙の海」とも言えるようなエネルギーが充満した場なのです。

 真空をエネルギーの海に例えるなら、物質は、そこに生じた波、あるいは渦のようなものです。

 つまり、真空とは何もない空間ではなく、物質という膨大た渦を巻き起こしているエネルギーの場であると考えられるようになってきています。

 アインシュタインも1920年のオラソダのライデン大学での講演のなかで、「一般相対性理論によると、空間は物理的性質を有しているから、そこに何かエーテルの如きものの存在を考えねばならぬ。一般相対性理論ではエーテルを持たぬ空間を考えることは不可能である」と述べています。


注目される反の世界、虚の世界のエネルギー

 ところが、現代科学は、このような新しいエネルギーの存在に気づき始めながらも、いまだに真空を物質的な側面からだけ見ようとしているのです。それは、現代科学が物理的なエネルギーのみを実在するものとし、精神的なエネルギーの実在を無視してきたからなのです。このことを人間を例にあげて考えてみることにしましょう。

 人間には、心と体という二面性があり、それらが心身一如と言われるように調和した状態こそ、人間としてもっとも安定した自然な姿だと考えられてきました。

 実は、宇宙の誕生において、根源である真空場にゆらぎが生じてエネルギーが生まれる際にも、体のような物質的な世界(これを正の世界と呼びます)だげでなく、心のような精神的な世界(これを反の世界と呼びます)を生み出す二つのタイプのエネルギーの流れが発生していたのです(正と反は正と負の概念とは異なります)。

 つまり、物質的なエネルギー(正のエネルギー)と同時に、精神的なエネルギー(反のエネルギー)が生まれ、これらが次元を越えて交流することにより、宇宙のエネルギーは一定に保存されるようになっているのです。

 さらに、人間の場合、正としての体には、肉体(実の存在)と生命維持機能としての本能(虚の存在)という二つの側面が備わっています。また、反としての心にも、実の存在部分と虚の存在部分があります。

 このような人間の仕組みと宇宙のエネルギーの仕組みを対応させて考えますと、正の世界における物質的なエネルギーにも実のエネルギーと虚のエネルギーという二面性があり、反の世界における精神的なエネルギーにも実のエネルギーと虚のエネルギーという二面性があることが分かります(図参照)。

 このような観点で言えば、物理学は、正の世界における物質の粒子性という実の側面だげを見て虚の側面である波動性を無視してきたと言えます。ましてや反の世界については、その存在すら無視」ています。しかし、本来は正反の世界があり、そこにはそれぞれ、粒子性(実)と波動性(虚)をそれぞれもっており、またこれらはお互いに、不可分の関係にあるのです。にもかかわらず、現代の物理学では今のところ反や虚の世界の存在を認めていません。

 ところで、これまでに、「フリーエネルギー」から始まって「ピラミッドパワー」や「クリスタルパワー」に至るまで、いろいろなかたちのエネルギーの存在が取り上げられてきましたが、それらはみな、お互いの関係が不明確であるために、混乱したままで取り扱われています。実は、正と反、実と虚という関係がはっきり分かって始めて、それらのエネルギーの体系的な全体像が明らかになってくるのです。

 約百年前に、宇宙エネルギーについてフリーエネルギーの開祖ともいわれた、ニコラ・テスラ(1856〜1943)が、直感的にその存在を知って、熱心に実験と研究を繰り返していました。彼は、ユーゴスラビアで生まれ、後にアメリカに渡り、たくさんの研究開発を行いました。現在、普及している交流発電システムは、テラスの発現に負うところが大きいと言われています。彼は、エジソソより四歳若く、エジソソとも一緒に仕事をしたことがありました。

 彼は、「テスラ・コイル」という有名な装置を発明して、宇宙のエネルギーの存在を明らかにし、空間からエネルギーを取り出す研究を行いました。未知のエネルギーの研究の歴史を見ますと、大きく二つの流れに分かれていることが分かります。つまり近代物理学の延長上に研究されてきたものと哲学的思考の上に考えられてきたものに対立的に分かれて研究が進んできたことが分かります。そのために、宇宙のエネルギーの正しい全体像が見えなくなり各種のエネルギーを体系的にとらえることができなくなっています。

◎近代物理学の延長上に考えられてきた未知のエネルギー 

●エーテル
●フリーエネルギー
●超光速粒子タキオン
●テスラ波
●スカラー波
●オルゴンエネルギー
●バイオプラズマ
●ヘンリーモレイの宇宙エネルギー
●その他

◎哲学的思考の上に考えられてきた未知のエネルギー

●気(中国)
●プラーナ(インド)
●サイエネルギー
●アトランティスなどのクリスタルパワー
●宝石パワー
●ピラミッドパワー
●幾何学的構造に作用するエネルギー
●オドパワー
●動物磁気
●ラジェステシア
●その他

 すでに述べてきたように、本来は、正と反、実と虚という二面性からエネルギーを立体的に理解しなげればなりません。すなわち、物理的なエネルギーとともに精神的なエネルギーの実在を理解しなげれば、エネルギーの本当の姿は見えてこないのです。実は、このようた見方をすることによって見えてきたエネルギーがプライムエネルギーなのです。

 プライムエネルギーは、宇宙空間だげではなく、地球上のどこにでも存在しています。原子のなかにも人間自体のなかにも存在しています。ところが風がまったく吹かなければ空気の存在を感じ取れないように、あまりにも普遍的に存在しているために、人類はその存在に気づかずにいました。

 残念ながら、現代科学のレベルでは、まだこのようなプライムエネルギーを直接認知することは難しいですが、人類は、長い歴史のなかで、すでに体験的にはその存在を感じ取ってきています。


プライムエネルギーは自然治癒力や自然回復力を増幅させる


 このプライムエネルギーが発生する根源的な場は、完全調和が保たれた完全なる真空場であると考えられます。そこは、陽と陰のバラソスがとれた完全な中和状態にあり、見かけは質と量がともにOで何も無い状態にあります。

 つまり、無(O)と有(∞)が共存しているようなエネルギー場なのです。これを哲学的に表現すれぼ、空や無、太極そのものと見ることができます。

 このような完全調和が保たれた完全なる真空場(重力場とかスカラー場とも言う)にゆらぎが生じると、そこからエネルギーが生まれてきます。

 このとき、真空場にゆらぎを生じさせた原因的エネルギーは、人間という高度な生命体をも生み出した根源ですので、人問以上にレベルの高い生命体から発生したエネルギーと考えることができます。

 このように、完全調和が保たれている真空場から生まれてくるプライムエネルギーは、強い中和性をもっており、乱れた波動をバラソスのよい状態に整形する作用があります。したがって、人問に対しては乱れた生命力の波動を整えて、自然治癒力や自然回復力として作用するのです。

 事実、プライムエネルギーに共鳴することによつて、人問の肉体が本来持つている生命維持能力が呼び覚まされ、それによって体の障害を克服できたという体験談も前述したように数多く報告されています。

 また、不安定だった精神状態がとても安定し、さらには新たな潜在意識に目覚めて、自分の可能性に自身がもてるようになったという意識レベルでの体験談も多く報告されています。


プラオムエネルギーの5大特性

@全てのエネルギーの基になる根限的なエネルギーであり、量やベクトルや周波数などにおいては、「ゼロ」から「無限」までを包合し、また、「中性」で「中和」の条件を満たしています。

Aこのエネルギーを生み出す場は重力場とかスカラー場といわれ宗教的には「空」、「無」、「太極」を意味し、物理的には「完全な真空」を意味します。

B全ての元素や分子構造などに影響を与え、その特性を変えることができ、また、生命体に対しては、自然回復カや治癒力として作用します。

Cあらゆるかたちのエネルギーのなかでも、人間の意識ともっとも共鳴しやすく、意識がエネルギー場に作用すると、意識のレベルに応じてプライムエネルギーが変化し、増幅されます。

D特に、肯定的で前向きな意識に強く共鳴して、自已啓発を促し、隠された人間本来の潜在能力の開発を助けてくれます。


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