中間軸が、プラリマリギヤとアイドルギヤの二軸で、前後に長い構成になっています。
後期のレイアウト (80年型 RGB500)
シリンダ配置が階段式になり、アイドルギヤが省かれています。
この段違いスクエア4は、F750ロードレーサーのRG700が最初。
77年の後期からRGA500も段違いになりました。
RG700はRG500の試験台的な存在だったようです。
鋳鉄スリーブからメッキシリンダーになったのも78年型RG700が最初で
500がメッキシリンダーになったのは79年のRGB500からです。
81年のXR35エンジンを設計された吉田さんによると
XR35からシリンダヘッドのガスケットを板状のものから
ゴムのOリングに変更したそうです。
クランクシャフトが4気筒共用の4本タイプから左右の気筒をつないだ
2本タイプになったのもXR35が最初だそうです。