アルミ合金の砂型鋳造で、一台分作るごとに型を壊すという
大変な手間隙をかけてつくられたステアリングヘッド部
開発された藤原さんによると砂型鋳造は現在の進化したファインダイキャストと比べても
溶接後が黒くならないためアルマイトによるアルミの地肌を生かした表面処理ができる点などのメリットがあるそうです。

6リッターの容量を持つエアクリーナBOXを兼ねるという
現在のリッターレプリカの流行を先取りしたような造り
サイド部にγのエンブレムが見えます
また藤原さんによると、このステアリングヘッドの右上に小さく刻まれたUの文字は
このヘッドを製作された梅沢合金の高い技術を讃えて、会社名のイニシャルUMEZAWAを刻んだものだそうです。

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