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過去の日記


日付のなびげーしょん(2004年7月・・・1日〜10日まで)

10日
今日買ったCD今日聞いたCDのリスト(聞いた順)アフィニティー「オリジンズ65-67」ギャラガー&ライル「ウィリー&ザ・ラップ・ドッグ」ギャラガー&ライル「シーズ」ギャラガー&ライル「ラスト・カウボーイ」今日注文したCD
9日
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)
8日
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)
7日
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)最近の
6日
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)今日聞いたLPのリスト(聞いた順)Allan Clarke「Allan Clarke」
5日
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)チック・コリア「サークル1 ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート」チック・コリア「サークル2 ギャザリング」V.A.「ハヴァナ・ジャムII」
4日
広島で恒例の・・・・・・今日聞いたCDのリスト(聞いた順)スローン「ワン・コード・トゥ・アナザー」ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド「ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド」ウェザー・リポート「ウェザー・リポート」
3日
今日買ったCD今日聞いたCDのリスト(聞いた順)デイヴ・ホランド&バール・フィリップス「ベーシック・ダイアローグ」デレク・ベイリー「ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー」
2日
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)
1日
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)今日のドリンク

2004/7/10

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今日買ったCD

さて、今日は土曜日ということで、恒例のレコード屋さん行き。特に買う物はなかったのだけど、到着が遅れていたCDが4枚ほど届いていたね。

  1. アフィニティー/オリジンズ65-67・・・MSI/MSIG 00103
  2. ギャラガー&ライル/ウィリー&ザ・ラップ・ドッグ・・・マスクラット・レコード/RATCD-4236
  3. ギャラガー&ライル/シーズ・・・マスクラット・レコード/RATCD-4237
  4. ギャラガー&ライル/ラスト・カウボーイ・・・マスクラット・レコード/RATCD-4238

以上だけど、これで取り合えず、現状遅れていた分が全て届き、後は気長に待つ予定の既発の注文だけになったね。しかし、アフィニティーは1月と半分も待ったよ。MSIはあまりそういったことがないはずなのだけど、珍しいねぇ・・・・・・。どうしたのかね?

まぁ、とにかく、ということで、今日は買ってきたCDを今日はたっぷりと聴いたね。そういうことだ。

今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. チック・コリア/サークル1 ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート・・・MCAビクター/MVCR-237
  2. チック・コリア/サークル2 ギャザリング・・・MCAビクター/MVCR-238
  3. V.A./ハヴァナ・ジャムII・・・SONY/SRCS 9161〜2
  4. アフィニティー/オリジンズ65-67・・・MSI/MSIG 00103
  5. ギャラガー&ライル/ウィリー&ザ・ラップ・ドッグ・・・マスクラット・レコード/RATCD-4236
  6. ギャラガー&ライル/シーズ・・・マスクラット・レコード/RATCD-4237
  7. ギャラガー&ライル/ラスト・カウボーイ・・・マスクラット・レコード/RATCD-4238
  8. マクギネス・フリント/モルト&バーレイ・ブルース・・・VIVID SOUND/VSCD-1950(I)
  9. アフィニティー/オリジンズ65-67・・・MSI/MSIG 00103
  10. ギャラガー&ライル/ウィリー&ザ・ラップ・ドッグ・・・マスクラット・レコード/RATCD-4236

アフィニティー「オリジンズ65-67」

凄い。何が凄いって、このアルバムストレートアヘッドなピアノトリオのジャズアルバムなのね。しかも、分かりやすい、スインギングなジャズなんだね。いやぁ、ある程度中身は知っていたのだけど、ジャズロックだろうとたかを括っていたら良い意味で裏切られたね。しかも、現在もテクニシャンのセッションベーシストとして活躍中のモ・フォスターがなんとドラムをたたいていたんだね(この当時はドラムとベースの二足のわらじだったようだ。ジャズコンボの方ではドラムをたたき、同時に加入していたロックバンドの方ではベースを弾いていたようだ)。アフィニティーではオルガン弾きのリントン・ネイフはピアノだけを弾いているし、この当時のイギリス・・・・・・、いや、若いミュージシャンにありがちな前衛的な指向は一切無く、非常に分かりやすいサウンドになっていた。オープニングは「枯葉」だったのだけど、これ以上いない位分かりやすい演奏だったね。

ギャラガー&ライル「ウィリー&ザ・ラップ・ドッグ」

さて、ようやく手に入ったギャラガー&ライルの2nd〜4thまでの3作のうちの2ndだけど、一言で言うなら素朴。マッギネス・フリントと同じような音を想像していたのだけど、バンド形態でなくデュオということからも、必ずしもロックでなかったりする。オープニングの「ウィリー」なんて、「どこのフォークだ?」といった内容だ。しかし、後半に向かうにつれて徐々に泥臭くなり、「キターーーーーッ!」という感じだが、所々、まるでグラハム・ナッシュのようなサウンドになるところが面白い(特に最後の「ソーツ・フロム・ア・スティション」)。指摘しているのを見聞きしたことはないのだけど、案外似ているのかもしれない。まぁ、ただ、こちらはかなりブルース色が濃く、向こうは薄いという違いはあるがね・・・・・・。同じようなサウンドなら、ブルース色の濃さも十分にあるホリーズやアラン・クラークといいたいところだけど、なぜか、グラハム・ナッシュだったんだよね。不思議不思議。なんにしても、妙に透明感のあるフォークロックに仕上がっているね。ここに都会的なセンスが投入されて洗練されていきアート・ガーファンクルの「愛への旅立ち」に行き着くんだろうねぇ・・・・・・。

ギャラガー&ライル「シーズ」

マッギネス・フリントを幾分かポップにしたバンドサウンド。このアルバムを一言で表すとこうなるね。でも、まだ前作のフォーク趣味を彦洲ってイル曲もあり、グラハム・ナッシュのような音という印象の曲も存在しているんだね。しかしながら、バンドサウンド人なったということで、湿り気は少ないモノの、かなり聞きやすいスワンプのアルバムということが出来るね。そうそう、前のアルバムにしてもこのアルバムにしても、A&Mが元々のリリースもとということで録音が良いし、サウンドもレコード会社のカラーが出ているので、聞きやすいのかもしれないね。前作より、さらにブルース色は濃いのだよ。でも、ポップで、ノリの良いバンドサウンドという。この辺がA&Mのマジックなのかもしれないね。ライナーによると、このアルバムが最高傑作の誉れをいただいているそうだ。うーん、何となく分かる気がするね。

ギャラガー&ライル「ラスト・カウボーイ」

そして、次の4thだけど、ここに来て、かなりソフィスケイティッドされて来始めたね。前作までは都会的な響きのフォークではなく、田舎的な素朴な響きのフォークだったのが非常にと快適に、AOR然として来だしたんだね。だから、サウンドが全体的に丸くなっているのだけど、ポップな響きは全く後退しておらず、ここに来てマッギネス・フリントとの差別化が図られるサウンドになってきたね。そういう印象を受けたよ。ということで、このアルバムを含めてギャラガー&ライルの3枚はどれも個性的で気に入ったよ。当分の間のヘヴィーローテーションになりそうだねぇ・・・・・。

今日注文したCD

さて、今日は近所のレコード屋さんに行った時についでに注文もしてきた。最近掲示板でも話したばかりなのだが、キンクス以下色々出る予定なので、17枚注文したんだね。

  1. 8月25日ザ・キンクス /ヴィレッジ・グリーン・プリザベイション・ソサエティ−デラックス・エディション
  2. 8月25日ザ・キンクス /キンクス+12
  3. 8月25日ザ・キンクス /キンク・コントラヴァーシー+4
  4. 9月16日アース&ファイアー/アース&ファイアー・ファースト
  5. 9月16日アース&ファイアー/アムステルダムの少年兵
  6. 9月16日アース&ファイアー/アトランティス
  7. 9月16日レ・オルメ/コラージ
  8. 9月16日レ・オルメ/夜想曲
  9. 9月16日ジャンボ/ジャンボ
  10. 10月6日ソフト・マシーン/3
  11. 10月6日ソフト・マシーン/4
  12. 10月6日ソフト・マシーン/5
  13. 10月6日ソフト・マシーン/6
  14. 10月6日ソフト・マシーン/7
  15. 10月6日マッチング・モール/そっくりモグラ
  16. 10月6日マッチング・モール/そっくりモグラの毛語録
  17. 10月6日ロバート・ワイアット/ジ・エンド・オブ・アン・イヤー

以上がそのリストだけど、まず、ソフト・マシーンは来月位から注文出来るようになるのかと思っていたら、今からの注文だったので早速注文したね。しかし、これで8枚だ・・・・・・。そのうち6枚は買い換えだ・・・・・・。で、キンクスだけど、「ヴィレッジ〜」のデラックス・エディションだけにしようかと思っていたのだけど、今回リリースされるCDで、自分が持ってないのだけ追加で買うことにしたんだね。で、他はストレンジ・デイズのシリーズだけど、アース&ファイアーは買い直しだったりするし、他にも出るのがあるのだけど、さすがに怖くて注文出来ずにいるモノもあったりするね。

まぁ、そんなこんなで全体的に買い直しが多かったりする今回の注文だけど、ばらけて買うこともあるし、この前みたいに一遍に何十枚も買うということはないだろうね。

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2004/7/09

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. デイヴ・ホランド&バール・フィリップス/ベーシック・ダイアローグ・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9017
  2. デレク・ベイリー/ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9019
  3. スローン/ワン・コード・トゥ・アナザー・・・東芝EMI/VJCP-25310
  4. ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド/ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-5178
  5. ウェザー・リポート/ウェザー・リポート・・・SONY/SRCS 9138

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2004/7/08

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. ウェザー・リポート/ウェザー・リポート・・・SONY/SRCS 9138
  2. チック・コリア/サークル1 ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート・・・MCAビクター/MVCR-237
  3. チック・コリア/サークル2 ギャザリング・・・MCAビクター/MVCR-238
  4. V.A./ハヴァナ・ジャムII・・・SONY/SRCS 9161〜2

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2004/7/07

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. チック・コリア/サークル1 ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート・・・MCAビクター/MVCR-237
  2. チック・コリア/サークル2 ギャザリング・・・MCAビクター/MVCR-238
  3. V.A./ハヴァナ・ジャムII・・・SONY/SRCS 9161〜2
  4. デイヴ・ホランド&バール・フィリップス/ベーシック・ダイアローグ・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9017
  5. デレク・ベイリー/ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9019
  6. スローン/ワン・コード・トゥ・アナザー・・・東芝EMI/VJCP-25310
  7. ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド/ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-5178

最近の

さて、野球の話題から遠離って結構経つのだけど、別に野球自体に興味が無くなったわけではない。また、大好きな広島カープが一進一退なので書くことがないというわけでもない。純粋にネタ仕入れが出来なくなっているだけなんだ。

まず、テレビ中継をみなくなったということがある。これは色々あるのだが、とにかく、中継している時間に家にいないというのが大きい。でも、結果だけは夜中のスポーツニュースや新聞で手に入れている。だから、ある程度の流れは知っているのだ。

それに今巷でかなり話題になっている球界再編の話は広島カープファン以前にプロ野球ファンとして非常に興味深く注目している。情報も熱心に集めているし、自分なりの考えもまとまりつつある。

しかしながら、それを日記で書くほどの余裕がない。今この日記は非常に中身が薄くなっている。それにサイトの更新もしたくても出来ない状況である。近々再び動き始めようと思っているのだけど、なかなかうまくいかない。全くの、未定というやつだ。だけど、断念ではないということは強調しておこう。何のかんのいいながら日記は毎日遅れながらでも付けているわけで、今のところこのペースで行くということだけの話だ。

この日記を昔から読んでいる人なら分かると思うのだけど、かなり中身の情報量にムラがある。しかも、それが私の精神状態や忙しさに左右されたモノではないから質が悪いことも知っているだろう。とにかく、色々な事情が絡まってこうなっているわけで、そのうちの一つだけを取り出して原因とすることは難しい。

まぁ、こういう良いわけがましいことを書くのは個人的に好きだけど、読んでる方は、「だからどうした」って話になるのでこれくらいにしておこう。前向きな話を一つ書いておくと、今でも個人的な新しい動きがあったら(って、物を買った話ばかりだが)必ずこの日記には残しているので、意欲が失せたというより、ますます書く気はあがっているということだ。

ネタはそこいら中に転がっているのだから、時間があれば、それを少しずつ拾っていきたい。ただ、元来時事ネタとは無縁の生活をしている人間なので、タイムリーな話が出てきにくい日記というこの日記の性格は変わらない。

そういうことである。ここまでぐだぐだ書いたのを読んでくれてありがとう。これからも毎日書きます。

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2004/7/06

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. REMEMBER SHAKTI/SILK BOX・・・Universal/016578
  2. スローン/ワン・コード・トゥ・アナザー・・・東芝EMI/VJCP-25310
  3. ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド/ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-5178
  4. ウェザー・リポート/ウェザー・リポート・・・SONY/SRCS 9138

今日聞いたLPのリスト(聞いた順)

  1. Allan Clarke/Allan Clarke・・・東芝EMI/VJCP-25310

Allan Clarke「Allan Clarke」

着実に集め続けているアラン・クラークのソロアルバムだけど、今回買ったのはイギリス盤で1570円という値段だった。久々にレコードで4桁という値段を出した。もったいなくてそんな高い値段は出せなかったのだけど、持っていないアラン・クラークのアルバムを前にしては誘惑には勝てなかったね。まぁ、プレミアが付いて、「どう考えても新品で買うより高いだろう」って値段ならどんなに欲しくても買わないだろうけどね・・・・・・。まぁ、それはよいとしてアルバム事態についてだけど、まずジャケットがよい。アランの顔の大写しなんだけど、ちょっと斜に構えたハーフシャドー(とはいえ白黒ではなくカラーだが・・・・・・)ののジャケで、ちょっとだけのびた無精ひげや、にやりと笑う不敵な笑みがアラン・クラークの色気を醸し出していて良かったね。で、中身だけど、2ndを聴いてないので、変化については何も言えないが、無骨なアメリカンロック風なのは変わらないのだけど、けっこうポップになっているところが面白かったね。プロデューサーのロジャー・クックと、ベースで参加しているハービー・フラワーズの作った曲が大半を占めているのだけど、ロジャー・クックの作った曲は妙にグラハム・ナッシュっぽくてほほえましかったね。

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2004/7/05

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. チック・コリア/サークル1 ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート・・・MCAビクター/MVCR-237
  2. チック・コリア/サークル2 ギャザリング・・・MCAビクター/MVCR-238
  3. V.A./ハヴァナ・ジャムII・・・SONY/SRCS 9161〜2
  4. デイヴ・ホランド&バール・フィリップス/ベーシック・ダイアローグ・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9017
  5. デレク・ベイリー/ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9019

チック・コリア「サークル1 ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート」

さて、このアルバムはチック・コリアの個人名義になっているけど、実サークルというカルテットの名義の録音だ。だからアルバムタイトルに「サークル」の文字が見える。さて、このグループはマイルスのバンドをチック・コリアが辞めた後に時をほぼ同じくして辞めたデイヴ・ホランドと共に作った即興音楽ユニットなんだね。チックがピアノで、デイヴがベースなんだけど、ドラムはチック・コリア流フリージャズの名作と個人的に思っている「ザ・ソング・オブ・シンギング」にも参加していた。バリー・アルトシュルで、サックスがアンソニー・ブラクストンというメンバーだ。いきなり「ザ・ソング・オブ・シンギング」のオープニング曲の「トイ・ルーム」から始まるのだが、メインのテーマが出てくるまでにしばらくかかり、テーマが出てきても感じが違うので、ワクワクさせられたね。でもどちらかというと淡々と演奏が進んでこう盛り上がる部分は少ないのだけど、ちょっとだけ、イギリスのジャズ風のアンサンブルが聴けたりしたり、リターン・トゥ・フォーエヴァーの曲でも使用したリフが登場したりと本当に色々やっていたね。実験の場という感じがしたね。面白い。

チック・コリア「サークル2 ギャザリング」

そんなサークルのアルバムの2枚目だけど、こちらはニューヨークでのスタジオ録音。40数分のたった1曲という「いかにも」の展開に恥じメッカらワクワクさせられたね。即興度はこちらの方が高く、より緊張感のある演奏だったね。既成の曲(「トイ・ルーム」とか「ネフェルティティ」とか)の必要性を既に感じさせない、そこまでの即興だけでぐいぐい聴かせてしまう部分があったね。まぁ、そこはライヴとスタジオの違いでもあるのかもしれないがね。さて、このサークル。実はグループ存命中にアルバムが出なくて、今回の2枚も解散後に初めてリリースされた物なんだね。しかも、日本のCBS/SONYが当時発売したようで、そういう意味では非常に権利関係等複雑そうな代物なようだ(ただ、今はチックの主催するレコード会社が管理しているようだが・・・・・・)。ちなみに、後1枚ECMからサークル名義でアルバムが出ている。これは確かCD化されていないはずだ。

V.A.「ハヴァナ・ジャムII」

1979年にキューバで行われた音楽フェスの実況録音盤。IIというからにはIもあるわけで、措置は少し前に手に入れていたのだけど、今回はIIの方を手に入れたというわけだ。この音楽フェスはラテン系、ジャズ系、ポップス系、ロック系、お構いなしに色々な人たちが参加していて、Iの方はまさにそのごったにを楽しめたのだけど、このIIはジャズ系を中心にラインナップしているんだね。で、凄かったのは1曲目のキューバのグループのイラケレ。Iでも、このグループはかなり凄い演奏を聴かせてくれていたのだけど、このIIではさらに凄かった。多分本人達にしてみれば「アメリカのフュージョンの真似をしてみました」というだけのことなんだろうけど、いきなり、ギターベースドラムの3人によるスペイシーなハードロックリフから始まり、そこにラテンのノリのパーカションがかぶり、超絶技巧のトランペットが炸裂するという。実は、ハードロック小僧で、ラテン音楽も好きで、ジャズもそれなりに聴く私のような人間にとっては1曲で、2曲分も3曲分も楽しめた曲だったね。で、このアルバムを買った第1の目的はこのフェスのためだけに作られたトリオのトリオ・オブ・ドゥーム。これがこちらでは2曲収録されているということで聴きたかったんだよね。このトリオ、ジョン・マクラフリンと、トニー・ウィリアムスの2人にジャコ・パストリアスが絡む即席トリオで、即席が故にかなり荒いのだけど、それが逆にジョンや、トニーのハードロック魂に火を付けたようで、エッジの効いた演奏が繰り広げられていたんだねそこにファンキーに絡むジャコも結構やっていて、なんか非常に面白かったね。

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2004/7/04

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広島で恒例の・・・・・・

今日は夕方まで法事だったのだけど、それが終わった後広島のベスト電器広島本店まで中古レコード&CDの即売会に行ってきた。蒙昧なつと冬恒例になってしまったね。今回はCDが6枚、レコードが1枚とボックスセットが1組という購入内容だったね。それで1万1千円今日だったので、まぁ、今回は高い商品ばかり買ったのだけど、それなりに欲しいモノばかりだったので満足度は高いね。

まずは買ったCDから・・・・・・。

  1. スローン/ワン・コード・トゥ・アナザー・・・東芝EMI/VJCP-25310
  2. チック・コリア/サークル1 ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート・・・MCAビクター/MVCR-237
  3. チック・コリア/サークル2 ギャザリング・・・MCAビクター/MVCR-238
  4. ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド/ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-5178
  5. V.A./ハヴァナ・ジャムII・・・SONY/SRCS 9161〜2
  6. ウェザー・リポート/ウェザー・リポート・・・SONY/SRCS 9138

続いて、買ったレコードは・・・・・・、

  1. Allan Clarke/Allan Clarke・・・東芝EMI/VJCP-25310

ということで、ジャズ中心のセレクトだ。レコードのボックスセットについてはハーブ・アルパートとティファナ・ブラスのボックスセットで、親にあげたモノなのでここでは書かない。しかし、一番嬉しかったのはアラン・クラークのソロアルバムが手に入ったことだね。3rdアルバムだけど、これで彼のソロアルバムは7枚中3枚になったことになるね。

今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. スローン/ワン・コード・トゥ・アナザー・・・東芝EMI/VJCP-25310
  2. ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド/ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-5178
  3. ウェザー・リポート/ウェザー・リポート・・・SONY/SRCS 9138

スローン「ワン・コード・トゥ・アナザー」

さて、このアルバムはスローンの3枚目。このバンドはなぜかおケツから追っかけているのだけど(今まで買った順番は6、5、4枚目の順なんだね)、今回もその法則が発動して見つけたのは3枚目だったんだね。さて、このアルバム実は中古でなく新品で(正確には新古品)それを950円という安価で手に入れられたモノだからウハウハだったりしたね。さて、このアルバムはオープニングの曲や2曲目でいきなりパンキッシュだったので驚いたのだけど、3曲目以降はいつものスローン節というか(本当は逆から聴いているので、こういう判断は危険なのだが・・・・・・)、そういったポップサウンドが出てきたので安心したね。しかし、この1曲目と2曲目だってXTCのような感じだったのだけどね。で、9曲目の「the lines you amend」は曲調は似ても似つかないのにコーラスパターンはホリーズにそっくりという面白い曲だったね。個人的には8曲目の「anyone who's anyone」が気に入ったね。そういえば、このアルバムは東芝EMI盤だ。つまり日本で最初に発売された盤ということだね。

ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド「ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド」

えーっ、チック・コリアのエレクトリック・バンドは、サードアルバムの「アイ・オブ・ザ・ビホルダー」を先に聴いていて、「エレクトリック・バンドという名前で、80年代型リターン・トゥ・フォーエヴァーと呼ばれている割には妙にポップで丸いニューエイジ風のフュージョンだなぁ」って思っていたのだけど、それが今回買ったこのアルバムを聴いて印象は一変した。このアルバムは1stアルバムで、サックス奏者がまだ加入する前のドラム、ベース、キーボードのトリオにゲストでギターというカルテットでの演奏のため、非常に演奏が至ってシンプルで、妙にエレクトリックだったんだね。ノリとしてはほとんどリターン・トゥ・フォーエヴァーの「浪漫の騎士」の延長線上で、80年代後半ということで、録音は悪いのだけど、そこがまた迫力があって良かったんだね。ただ、「ハードロック的サウンド」と帯の煽り文句に書いてあったのはどうかと思うね。エレクトリックなファンキーミュージックの極地と言った方が的を射ていると思うね。

ウェザー・リポート「ウェザー・リポート」

うーん、もしかしたら「ヘヴィー・ウェザー」より好きかも。あのアルバムはファンキーでラテンノリで、ポップなところがあって悪くはないけど、重いサウンドのはずなのに、軽く感じてしまったんだよね。これは正真正銘重くて、なかなか聴き応えがあったね。マイルスからファンクを引いて、フリージャズを足したような音で、「ヘヴィー・ウェザー」で聞けたあのウェザー・リポート独特の音の感覚というのは既にあるのだけど(「マーシー・マーシー・マーシー」みたいなノリといえば分かりやすいかな?)、かなり実験的な音で、取っつきにくさがありそこが良かったね。ただ、はっきり言えることは1970年代中頃に流行ったフュージョンとは一線を画すサウンドであったとは確かだね(それは「そのまっただ中に作られた「ヘヴィー・ウェザー」にしてもそうだけどね)。

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2004/7/03

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今日買ったCD

  1. デイヴ・ホランド&バール・フィリップス/ベーシック・ダイアローグ・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9017
  2. デレク・ベイリー/ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9019

さて、今日は土曜日ということで、恒例の近所のレコード屋さんに行ってきた。で、この前頼んでいたCDが届いていたので買ってきた。他は何も届いていない。ということで、1月以上届いていないCDがあったので、問屋に問い合わせをしてくれるように頼んだりもした。しかしながら、今月は後半にしか買うものがないので、毎週近所のレコード屋さんには行く予定にはしているが、こういう風にちょこちょこしか買わないと思うね。

今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. ドン・レンデル&イアン・カー・クインテット/シェイズ・オブ・ブルー&ダスク・ファイア・・・P-VINE/PCD-2550/1
  2. ドン・レンデル&イアン・カー・クインテット/フェイズ3&ライヴ・・・P-VINE/PCD-2552/3
  3. REMEMBER SHAKTI/SILK BOX・・・Universal/016578
  4. デイヴ・ホランド&バール・フィリップス/ベーシック・ダイアローグ・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9017
  5. デレク・ベイリー/ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー・・・ユニバーサル クラッシック&ジャズ/UCCU-9019

デイヴ・ホランド&バール・フィリップス「ベーシック・ダイアローグ」

このアルバムを買う気になったきっかけはThe Trioの「Conflagration」を聴いていて、「そういやぁ、デイヴ・ホランドとバール・フィリップスはデュオでアルバムを作ってたよなぁ・・・・・・」と思ったのが最初。で、早速調べてみると日本でCD化されていて、手に入るかもしれないってことで頼んだんだね。まぁ、紙ジャケの限定盤ということで、必ずしも手に入るとは思ってなかったのだけど、結構早い段階で手に入ったので非常に嬉しかったね。さて、肝心の中身だけど、2人のベーシストによるデュオ作品。基本的にダブルベース2台による即興演奏集なんだね。時折、デイヴ・ホランドの弾くチェロが入るのだけど、それ以外はベースのみ。いやぁ、凄いね。ライナーではこういった作品は世にも珍しいとのことだけど、本当に面白い作品だね。二人ともフリージャズ畑の人間なので、こういうのは得意なのだそうだ。でも、たまに聞こえるデイヴ・ホランドの卓越したメロディーセンスにニンマリとさせられるね。実は、個人的にデイヴ・ホランドのメロディセンス好きだったりするんだよなぁ・・・・・・。

デレク・ベイリー「ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー」

上記のデイヴ・ホランド&バール・フィリップス「ベーシック・ダイアローグ」を頼むときに同じ条件のこのアルバムも一緒に他のでみたら、こちらも見事に手に入った。こちらの方が手に入れるのが難しそうだったのだけど、何とか手に入れることが出来たんだね。さて、このアルバムはキング・クリムゾンファンにとってはまさに幻のアルバムでクリムゾンファンが全部買ってしまっていたと思ってたんだね。なせそうなのかというと、このアルバムはジェイミー・ミューア参加作で、メタルクリムゾン期などと呼ばれている1972年から1974年のクリムゾンのサウンドの欠片を探してファンが聴きたいと思っていたんだね。で、私が聴いてどう思ったかというと、パーカッションはどこからどう聞いてもジェイミー先生のパーカッションだった。彼にしか出せない音だったね。このバンドは即興演奏集団で全編即興音楽のみのアルバムだけど、妙にまとまったロック色を感じたね。うーん、なぜだろう?先入観の為せる技かな?

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2004/7/02

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. バンコ/ダーウィン・・・BMGファンハウス/BVCM-37502
  2. ロベッショ・デッラ・メダーリャ/汚染された世界・・・BMGファンハウス/BVCM-37503
  3. ルスティケッリ&ボルディーニ/オペラ・プリマ・・・BMGファンハウス/BVCM-37504
  4. アクア・フラジーレ/アクア・フラジーレ・・・BMGファンハウス/BVCM-37505
  5. トリップ/アトランティーデ・・・BMGファンハウス/BVCM-37506
  6. リブラ/ムジカ&バローレ・・・BMGファンハウス/BVCM-37507

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2004/7/01

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. メディスン・ヘッド/ヘヴィ・オン・ザ・ドラム・・・UM3/Usm ジャパン/UICY-9440
  2. メディスン・ヘッド/ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン・・・UM3/Usm ジャパン/UICY-9440
  3. イル・ヴォーロ/イル・ヴォーロ・・・BMGファンハウス/BVCM-37498
  4. イル・ヴォーロ/イル・ヴォーロII・・・BMGファンハウス/BVCM-37499
  5. PFM/甦る世界〜オリジナル・イタリアン・バージョン・・・BMGファンハウス/BVCM-37500
  6. PFM/チョコレート・キングス・・・BMGファンハウス/BVCM-37501

今日のドリンク

「六条麦茶」の画像

カゴメの「六条麦茶」がリニューアルされた。でも、味は変わらず、香ばしさの比較的強い麦茶だ。ゴクゴクいくというより、じっくり味わう方が似合いそうな味だね。ということで、こういう各社の麦茶が出そろい始めると夏を感じるようになるねぇ・・・・・・。夏といえば、リプトンや、ネスレからティーソーダが出荷され始めたのもここ最近の夏の風物詩という感じがするね。

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