1977年の4thソロにして、遺作。参加メンバーが3rdとかぶっていることもあり、再び脱退したフェアポート・コンヴェンションの延長線上にあるモノかと思っていたら、違っていた。いきなりロック。しかもバリバリの。でも、それは最初の2曲だけ。3曲目にエルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」をカバーしているのだけど、それを挟んで1stソロ以来の私が汎音楽的と表現しているサウンドが顔を出す。ただ、いつになく張られティに飛んだ楽曲と、思い切ったオーケストラの導入で新機軸を打ち出している。丁度パンクが流行初めて、夫妻は新しい道を模索しているまさにその記録ということなのだろうね。
帯では1971年の作品となっているが、本当は1969年の作品。ローリング・ストーンズのビル・ワイマンがプロデュースをしたことで有名な作品だけど、今回私は初めて実態を知った。かなりポップなサイケポップ。などという一見冗長な表現がぴったりくるような作品。元々がビートバンドだったので、結構ビー・ジーズのような佇まいかと思うかもしれないけど、もっと淡い。そう、まさに淡いコーラス。これが全てかもしれない。ブリティッシュ・ジェントルな佇まいに、ほどよいビート。そして、淡いコーラス。ということである。
1973年の彼女の3rdソロ。丁度フェアポート・コンヴェンションに復帰前の作品ということである。そのせいか、相変わらずのフォザリンゲイの元メンバーやリチャード・トンプソンなどの参加に混じって、デイヴ・マタックスやデイヴ・ペグといった現役フェアポート勢も参加している。ということで、フェアポート・コンヴェンションに近い音作りなのか?このころのフェアポートは夫のトレバー・ルーカスが参加してかなりポップ化してるのだけど(「ロージー」とか、そのあたりのバランスが非常によいポップフォークロックの名作だと思うのだけどね)、このソロアルバムはそれとは一線を画す音作りとなっている。前のアルバムの時、汎音楽的と表現したけど、まさにその傾向が強くなっている。ちょっとじゃジーだけど、どこか落ち着いた作風に感じたね。
さて、今日は昨日できなかった模様替えをした。
実は5月の終わりに天井まで突っ張れるラック(現在CDラックとして使用しているやつとよく似たやつ)を2棹注文したのだが、先週の土曜日にようやく届いて組み立てるために内容物の確認をしていたら、ラックの足の部分の部品が一個だけ無く、それはすぐに届いたのだが、それの組み立てを含めた部屋の模様替えはこの3連休まで待つこととなった。
さて、ラックの組み立てと、設置は土曜日にした。まず古いラックのあった地点に新しく組み立てたラックを設置し、古いラックは部屋の東北の端に1棹設置した。もう1棹は別の所に設置する予定だったのだがそこで土曜日の模様替えは終わった。
何故新旧を入れ替えたかというと、上記のように2棹を別の位置に設置するためだ。その心は、買った2棹が片方は普通のラックなのだが、もう片方は片袖しかないタイプで、この2棹は連結して設置しないといけないからだ。おかげで、新旧入れ替えで、部屋の北の面で南面して新しいラックが設置されたということだ。
そして、今日部屋の西の面に東面して残る1棹のラックを設置した。これで西の面は南から順番に、レコードボックス、ベッド、ラック、パソコンとなった。
で、そのラックを設置した位置にあった本棚は、南の面に北面して設置するよう移動させた。これで家具の移動は終わりということとなる。で、東の面のラックにはアメリカンロックとクラシックのCDを入れ、西の面のラックには本を入れた。ということで、南の面に勢揃いさせた本棚5棹はだいぶん中身のレイアウトが変わった。
南の面の東から順番に書いていくと、まず一番東の2段重ねのは、上が半分は文庫の小説、半分が漫画という風になった。続いて下は、パソコンの本、数学や物理学や電気の本、とイラスト集と、音楽とオーディオの本を一緒に入れた。後の3棹は全て上が漫画、下が写真集となっている。
つまり、だいぶん余裕を持ってレイアウト出来たということだ。
まぁ、これでだいぶんまた部屋を広く取ることが出来た。
当分はこの余裕状態を楽しもう。
これはねぇ、微妙。マゼールの芸風が自分の好みと合うかという問題に結局の所行き着くのだが、私は彼の芸風は好きだ。ただしこの演奏については微妙だ。もうちょっとオケを歌わせて欲しかった。これ以上は贅沢な悩みだという位歌ってはいたのだが、テンポ設定が一種独特であったために、少々歌が足りないように感じた。その理由は非常に分かりやすく、迫力のあると所は凄く押して大迫力を出すのだが、他はスピードに乗って皿と流すのだ。で、静かなところは抑揚も少なく地味に進んで、歌のある部分は律儀に歌う。こんな演奏をしているから、微妙に歌が足りず、全体の雰囲気が微妙となったということなんだね。でも、凄く面白く聴けたことは確かだ。
続いてはベートーヴェンだけど、チョン・キョンファのベートーヴェンについてはテンシュテット指揮のロイヤル・コンセルトヘボウ伴奏のが評判が高いがあえて今回はコンドラシン指揮ウィーン・フィル伴奏のモノを聴いてみた。しかし、これはウィーン・フィルがガンガン張りつめた雰囲気で鳴っている。非常に見事な演奏だ。チョン・キョンファのヴァイオリン独奏はそれに負けじと・・・・・・、なっているようで微妙。実は、何故かテンションがあまり高くないのだ。本来ならコンドラシンの方がオケのおかげで薄められて丁度良いバランスになると思っていたのだが、そうはならなかったようだ。ということで、こちらも楽しめたけど微妙。
そして、先月の20日に届いていたのだが、その時には事情があって日記を書くのを停止していたために2回目に聴いた今日やっとレビューを書くのだが、3月末に注文を出して約3ヶ月待っていたインバル指揮フランクフルト放送響演奏のブルックナーの00番と、0番だ。まずは00番だけど、曲自他を聴くのが初めてということで、結構戸惑っている。色々ブルックナーの交響曲らしい所はあるが、彼の若き日の(とはいえ、既に30歳は越えていたようだが・・・・・・)習作ということで、ブルックナーの魅力である金太郎飴的なところがない。演奏は非常に目利はrがアリス場らしい。ただ、全体的にほっそりした演奏ではあるがね。一転、0番は重厚でしかもメリハリがあり、聴き応えのある演奏だ。こちらは1番より少し前の作品で、今回聴くのがのが初めてということだが、これによってブルックナーの交響曲は全て聴いたことになる。たまたま0番と00番が一緒に出ていたことは非常にうれしいことだ。
6月の終わりに買ってずっと聴かずに置いておいたモノだが、今日ようやく聴いた。絶対自分で気に入ると思っていたので、どんどん後回しになって今日ようやく聴いたが、やはり正直言って気に入った。さて、聴いての話だが、彼は自分の作風が良くわかっていたのだろうね。イギリスでデビューした気持ちは分からなく無い。ポール・サイモンなどと同じく、アメリカ人にしては非常にイギリス的な曲を作る人だ。「ノッキング・ラウド・ザ・ズー」なんてその典型だし、また、「サムシング・イン・ザ・ウェイ・シー・ムーヴズ」なんて、ドノヴァン的でもある。後、タブ、このアルバムの中では一番有名な曲だと思う「思い出のキャロライナ」は当時流行のブリティッシュポップの色がモロだ。おかげさまで、ブリティッシュロック好きの私は非常に気に入ったね。
サンディ・デニーの1stアルバム。フェアポート・コンヴェンションのきちんとした延長線上にあるアルバムといって良いだろう。彼女がフェアポートを脱退してからは間にフォザリンゲイ(バンド名だよ)を挟んでいるが、あれが、結構アメリカンなロックンロールを前面に出したフォークロックとなっていたので、バンドを解散して結局はフォザリンゲイの元メンバーやフェアポートのメンバーをバックに音楽の視野を広げてソロアルバムを作ったということだろう。プロデューサーが夫トレバー・ルーカスということもあってか、非常にリラックスした内容となっている。まだ彼女のスタイルは固まっていないように感じたが、色々な引き出しを開けてみたアルバムという位置づけなのだろうね。
さて、本日は部屋の模様替えをしようと思っていたのだが、急遽友人に誘われて広島方面へ遊びに行った。そこで買ったCDが上記のCDだ。古本市場の観音店に初めて行って買ったのだが、個々でもCDが値段の見直しということで安くなっていて、1枚504円という値段で買えた。結構安かったのだが、まぁ、良いか悪いかは未知数ということでね・・・・・・。
そして、今日は古本屋はあまり行かなかったのだけど、たまたま寄ったブックオフの大学病院前店で、上記の本を見つけて買った。これは別に知っている本ではないが、まぁ、興味ある内容だったのでということでね・・・・・・。
さて、そんな訳で今日は広島に行ってきた。この前に古本屋はずっと廻ったばかりなので、少し趣向を変えてドライブがてら広島まで行ってきた。
まず、とにかく旧御調町まで行って、そこから国道486号線をひたすら西に進んだ。そして、その国道の最終突き当たりの旧豊栄町から県道で山越えをして旧向原町へ。そこから、高陽団地を経由して広島市街に入るか、さらに山越えをして旧吉田町の国道54号線に出てそこから広島市街に入るか悩んだのだけど、結局は54号線に出た。で、広島市街に入ったというわけだ。
そこで、友人がマリーナホップに行きたいというので、そちらの方に向かっていった。ただ、その時点でお昼になってしまったので、先に昼ご飯を食べようと広島市内を探したら見つからず、広島市内のど真ん中をぐるっと一周してしまった。で、結局ガストで食べたのだから、なんだかなぁ・・・・・・。ということである。
マリーナホップへはその後行き、実は友人がサンダルを探していたので、それを探したが良いのがなく、そこは後にした。
その後、前述の古本市場観音店へ寄った後、国道2号線へ出るために一路向かっていたら間違って宇品橋を渡って、宇品へ行ってしまった。でも、そこのベイシティ宇品内にSPORTS AUTHORITYがあったので、そこに行ってまたサンダルを探した。また見つからなかったのだが、私が欲しいサンダルを見つけて買ってしまった。こんなこともあるということだ。
さらに、宇品の街の中を北上して広島サティに行った。そこの靴屋に友人が「サンダルがあるかも?」と言ったからだ。で、行ってみたら見事にあった。やはり、行ってみるモノだ。ということで、その後、前述の本屋に寄った後、帰った。
そして、帰ってから再び昨日買ったCDを聴き始めたのだが、とりあえず出かけ前に半分聴いていて出かけたこの「ゴー・ライヴ」を再び聴き全部を聴いた。これはとりあえずスタジオ盤に比べるとアルバムの名義が違う。スタジオ盤はツトム・ヤマシタとスティーヴン・ウィンウッドとマイケル・シュリーヴの3人の連名なのだが、このアルバムはそれにプラス、アル・ディ・メオラとクラウス・シュルツの2人が増えて5人の連名となっている。そうなっていることもあるのだろうか、各人ののびのびとしたプレイが非常に良かった。特にアル・ディ・メオラが大胆にフィーチュアされていたので、テクニカルなジャズロックの側面が強く、ジャズロックの好きな私はかなり楽しめたね。
続いては彼女の2ndソロ。ここでは、相も変わらずトレバー・ルーカスプロデュースの元、リチャード・トンプソンなどのゲストを参加させ1stと似た雰囲気で始まるかと予想していたらちょっと違っていた、フェアポートの延長線上と言うより、一人の女性ミュージシャンのソロアルバムとしての側面を強く感じた。フォークとかロックとかいった近視眼的視野で見るのではなく、汎音楽的に感じたということだね。つまり、かなり、バラエティに富んだアルバムに感じたんだね。
今日は、朝から部屋の模様替えをしていたけど(模様替えの詳細については後述)、それが一段落してからCDを買いに行った。今月はまとまってCDを買うのは今回のみということで、気合いを入れて買ったのだけど(笑)、全部で11枚だからねぇ・・・・・・。結構多いよね、枚数が。それにもまして、幅が広い。ある程度買ったCD屋さんで中身を聴いてみたのだけど、全ての種類が違うベクトルを向いているモノだったね。
だから・・・・・・、同じ傾向ばかりでないということなので、きっとあっという間に一気に聴くことが出来るだろうね。本当に楽しみだ。
サウンド・インコーポレイティッド、ジェフ・ベック・グループでテクニカルなドラムを披露して私を魅了してやまない、私の大好きなドラマーの一人であるトニー・ニューマンが在籍していたバンドの1st。前身はクリム・クレムソンが在籍していたことで知られるベイカールでクリム・クレムソンがベイカールーを脱退後、残されたメンバーがカナダ人ギタリストのジェイムズ・ブラックと結成したのがこのバンドだそうだ。で、この1stを録音直前にジェイムズ・ブラック以外のメンバーが他のバンドへ移籍したため、急遽加入したのがトニー・ニューマンと、カナダ人ベーシストのリード・ハドソンだそうだ。従って、この1stはかなりラフな仕上がりとなっているし、まだバンドの方向性が定まってないためハードロックをやっていても、音楽性が様々な方向に拡散している。しかしながらカナダ人2人とイギリス人によるパワートリオであるため、基本はブルースハードロックで、そこに趣味よくアコースティックギターを配しながら、静と動の面白さを醸し出す、典型的なブリティッシュロックとなっている。
1970年に発表されたメイ・ブリッツの2nd。ここに来てようやくバンドの方向性がまとまってきたのか最初からノリのよいドライブ感のあるハードロックを聴かせてくれている。個人的にはこちらの方が気に入った。サウンドがまとまったため、ジャム色の強いブルースハードロックは後退している。さらにはこの当時のハードロックバンドはなかったポップな面すら見え隠れしている。こんな面白いハードロックアルバムには滅多にお目にかかれないと感じたね。
昔からメンツの凄さで語り草になっているこのアルバムだけど、私は初めて聴いた。昔から聴いてみたかったアルバムだったのだ。さて、そのメンツとはボーカルとキーボードがスティーヴン・ウィンウッド、ドラムがマイケル・シュリーヴ(この2人を含め、ツトム・ヤマシタとの3人の連名アルバムとなっている)となっており、そこに、シンセでクラウス・シュルツが、ギターでアル・ディ・メオラが参加している。1976年の作品で、この当時にこのメンバーが一同に会したことが凄い。それで、その中心にいるのがツトム・ヤマシタなのだからね。彼は当時から世界を股にかけて活躍するパーカショニストではあったけど、こういうメンバーが一堂に会したこと自体が面白いことだね。ライナーにはたまたまこれらのミュージシャンたちが転換期にあったからということだけど、それでも、これだけのミュージシャンがいたことから適材適所で配置して面白いアルバムが作れたということだね。内容はスペイシーなごった煮のプログレ。私の一番好きなパターンだ。インスト部分が妙にNHKあたりで使われていそうないかにも日本人が作りましたという曲調なので微笑ましかったね。
これは凄い・・・・・・。私のストライクど真ん中の作品だ。初期のフェアポートを愛してやまない私にとっては、そのサウンドをごくごく素直に継承しているこのイアン・マシューズの2ndソロアルバムは非常に聴いていて楽しいモノだったね。イギリス人がアメリカ音楽への同型の念を込めて作ったアルバムの典型といえば典型だけど、それでも、私が感じたのはデイビッド・クロスビーと、グラハム・ナッシュを足して2で割ったようなこのサウンドが非常に当時のイギリスの状況を生々しく伝えてくれるのでうれしい。また、初期フェアポート・コンヴェンションのライヴの定番曲だった「レノ・ネヴァダへの道」のソロバージョンが入っているのはうれしい。とにかく非常に気に入った。とにかくこのアルバムは、スタートボタンを押した直後から気に入った。ゆっくりこれから、じっくり聴いていこう。
全作の延長線上にある作品の2nd。ただ、参加メンバーが減りバンドサウンドとしてまとまっているため、カントリー色の強いアメリカンフォークロック風のサウンドがより締まってタイトに聞こえる。フェアポート人脈からの参加がないせいか、フェアポートの影は薄い。まぁ、逆に「一人フェアポート状態」ということも出来るのだが・・・・・・。そして、前作は「デイビッド・クロスビーと、グラハム・ナッシュを足して2で割ったようなサウンド」と形容したが、今作は彼自身のサウンドになり得ていると思うね。楽曲の面白さという意味では前作に譲るかもしれないけどね。