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2005/12/10

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忘年会

今日は職場の同期の人たちと忘年会だった。

広島で夜6時からということで、わざわざ悲rと島まで行った。まぁ、滅多にあえることのない人たちとの会なので、正直言って喜んでいった訳だが、やはり楽しく過ごせたな。

ただ、帰りの高速バス便の関係で2次会が5分程しか出席出来なかったのが痛い。一時は新幹線で帰ることに切り替えていたのだけど、実は財布の中を見ると心許なかったりしたので、帰ったという。ちょっと用意が足りなかったことに反省だね。

今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. DMITRI SHOSTAKOVICH/THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04233 のCD.1の4曲目以降。
  2. MAHLER/THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04234 のCD.5。
  3. DMITRI SHOSTAKOVICH/THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04233 のCD.10の1〜4曲目。
  4. MAHLER/THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04234 のCD.3の2曲目、CD.4。
  5. ロバート・ワイアット/1974年9月8日 日曜日 ドゥルーリィ・レイン劇場のロバート・ワイアット・・・ビデオアーツ・ミュージック/VACK-1299 の11曲目まで。
  6. DMITRI SHOSTAKOVICH/THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04233 のCD.5の5曲目以降、CD.7、CD.。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.1:交響曲第12番「1917年」

これは格好良い。特に第1楽章。この曲は、昔つまらない曲と書いたことがあるけど、その曲の善し悪しを越えた格好の良い演奏だと思う。とにかくロシア風の演奏の良い部分(唸るオケと猛るリズム)が全部プラスに作用していて、非常に聴き応えのあるモノとなっているんだね。とにかくこれは凄い。噂によると初演者ムラヴィンスキーのやつはもっと凄いらしいのだが、個人的には今まで聴いたバルシャイのよりもロストロポーヴィチのよりも良いと感じたね。まぁ、それらのでも充分第1楽章は格好良いのだがね・・・・・・。

MAHLER「THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)」CD.5:交響曲第4番

これは変。第1楽章から第3楽章までは既に聞き慣れてしまったスヴェトラーノフ流のマーラー世界の展開なのだが、第4楽章のソプラノ独唱との掛け合いのオケ部分が、なんかずっこけるような変なリズムをとっている。そこが妙に気になって耳に残った。高価として狙ったのなら凄いことだと思うね。だけど、どうなんだろう。あまり作為的ではなく、スヴェトラーノフという人は素でこういう効果ある展開を狙える人なんだろうね。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.10:交響曲第9番

これは1〜5楽章のうち両端楽章が素晴らしい。まぁ、曲自体もそういった作りなのだが、基本的に短い曲なので一気にに聴けてしまったそこら辺のことを見落としがちだ。暗い交響曲にしては妙ちくりんに明るい第1楽章は何故か印象は暗い。何故だろう、かなり軽快に演奏しているようなのだがね。後第5楽章の基本的に軽めだけど迫力のある演奏が堪らなく魅力だ。

MAHLER「THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)」CD.3〜4:交響曲第3番

第一部の冒頭が、これが格好良いのだ。非常に彫りの深いモノで、さらには味わいも深い。で、25分過ぎにふたたび冒頭のフレーズに戻るのだが、そこがまた何ともいえず深い響きで聴き応えがある。しかし、そこまで聴いてハタと・・・・・・・。何ともまぁ、間を忘れている。それぐらい間が平板な演奏だったということだ。ただ、その後第2部に行ってから、とにかく聞こえない。あれだけドンガンとやっていた第1部と比べて素っ気なく大人しすぎる演奏になっていたということだね。ただ、歌が出てくると、途端に聴きやすくなった感があるねぇ。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.5:交響曲第6番

あぁ、さてさて、この曲は5番とは双子のように似た曲なのだが、曲想や構成はまるで違うが何故かそう感じる。個人的な主観が似ているというのだ。まぁ、それはよいとして、この頭でっかちの3楽章交響曲はこの演奏はだんだんと尻すぼみに終わってしまった感があるね。第1楽章はそれでもなかなか良かった。迫力は今ひとつだが、非常にメリハリが良く少々軽めの作りが曲自体にマッチしていた。しかし後が淡々としすぎているというか何というかね。そんな感じだったね。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.7:交響曲第8番

第3楽章は良かった。・・・・・・が、正直それ以外はパットしなかった。4番に次ぐ良い意味で前衛的なこの曲をどのように処理するか非常に楽しみで聴いたんだけど、こぎれいにまとまっていた印象があったので、確かにその分凶暴に音が迫ってくる感があったが、もうちょっと音があっちに行ったりこっちに行ったりが欲しい気がしたね。贅沢な悩みだといわれればそうなんだけどね。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.5:交響曲第10番

さてさて、長きに渡って聴いてきた今回のショスタコーヴィチの全集。実は一番最後に聴いたこの10番が一番個人的には駄目かもしれない。全体に薄味の演奏なのだ。まぁ、全集全ての曲に最高のレベルを求めるのは無理かもしれないので、この曲はロジェストヴェンスキーとソビエト国立文化省響にはあってないのかもしれない。迫力はあるのだが録音のせいかいささか軽く聞こえるこのコンビの問題の部分が出たということかな?

今日買ったCD

  1. レフュジー/レフュジー・・・ストレンジ・デイズ/WAS-1067
  2. コウマス/トゥ・キープ・フロム・クライング・・・ストレンジ・デイズ/WAS-1068

今日買ったのは第2のナイスともいうべきナイス-キース・エマーソン+パトリック・モラーツなキーボードトリオのレフュジー。ナイスチックだったり、イエスチックだったりと万華鏡のようなサウンドらしいので楽しみだ。そして、コウマスの2nd。これは、1stが25日発売なのだが、それを聴かずして買っているところが凄い。ヨーロピアンテイストのフォークロックという情報しかなく、「まぁ聴いてみるべさ」というやつだね。

今日注文したCD

  1. 12月20日ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー/進撃
  2. 12月20日ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー/天上の戦い
  3. 12月20日ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー/燃えあがる魂
  4. 1月21日ニュー・トロルス/遙かな旅立ち
  5. 1月21日ニュー・トロルス/セカンド・アルバム
  6. 1月21日ニュー・トロルス/見知らぬ桃源郷の探索
  7. 1月21日ニュー・トロルス/アルデバラン
  8. 1月21日ニュー・トロルス/ニュー・トロルス
  9. 1月21日ニュー・トロルス/エッフェ・エッセ
  10. 1月21日ニュー・トロルス/コンチェルト・グロッソ 1 & 2

さてさて、今日近所のレコード屋さんに注文したのが以上の品。ベイカー・ガーヴィッツ・アーミーは年末だが、まぁ、これについてはリリースされるだけでも嬉しい。今や、再結成クリームとかで腰に爆弾を抱えながらも老いてますます盛んなプレイを繰り広げるジンジャー・ベイカーの脂の乗りきった時期のプレイだけに期待度大だ。後、ニュー・トロルスは、今回買う物で一旦解散までのアルバムが全て揃うことになるね。「コンチェルト・グロッソ2」がプラケースの輸入盤国内仕様なのが残念だが(せめて、「アトミック・システム」から「ライヴ」までの時のように同じ輸入盤国内仕様でも紙ジャケで発売して欲しかった)、まぁ、それは仕方のないことだ。聴けるだけでも幸せと思って思う。

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2005/12/09

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. クォーターマス/クォーターマス・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1146 の8曲目の途中以降。
  2. VAUGHAN WILLIAMS/THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)・・・EMI/5 73924 2 のCD8。
  3. ブルックナー/交響曲全集(エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団)・・・ワーナーミュージック・ジャパン/WPCS-4641 /52 のCD10。

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD8:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲

これは2台ピアノがあるせいか非常に複雑な印象を受けた。というより、一緒に鳴るのね。オケとピアノが。確かに題名が題名なので、曲の構成がそうなっていてもそれはそれで当たり前なのだけど、交響曲で見せた牧歌的なメロディをその要領でやられると何ともいえない複雑怪奇な雰囲気が強く漂ってきたね。ボールトのサウンドはそれを見事に構築していると思うね。まぁ、他の演奏を聴いてみてこの凄さが分かるのかな?

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD8:仮面劇『ヨブ』

さてさて、この曲も全く知らない曲だったけど、題名からすると、舞台の伴奏音楽のような気がするね。ちょっと調べてみると舞踏音楽であるらしく、バレエではないが踊るための音楽のようである(というかねぇ、聖書のヨブ記に題材を求めた標題音楽だと私は思うよ)。そんな訳だか、中身は結構前衛的、ヴォーン=ウィリアムスを聴いているという気にさせる美しいメロディがたくさんあるのだが、それをかなり複雑に絡ませている(この辺りは同時代の人であるプロコフィエフのよう)。そして、音楽自体に起伏があるので、ドラマティックに感じるんだね。

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2005/12/08

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. クォーターマス/クォーターマス・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1146 の5曲目の途中から8曲目の途中まで。
  2. MAHLER/THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04234 のCD.8の2曲目、CD.9。
  3. ブルックナー/交響曲全集(エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団)・・・ワーナーミュージック・ジャパン/WPCS-4641 /52 のCD9。

MAHLER「THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)」CD.8〜9:交響曲第7番「夜の歌」

こんなマーラー聴いたことがない。これが第一印象。超個性的演奏なのだ。スマートでもなく、熱狂的でもなく、ひどく沈んだモノでもない。重量級のサウンドは近代ロシア式の派手さをあまり感じさせない。これが晩年のスヴェトラーノフの行き着いた先かと感慨深くなったモノだが、ライヴでの破天荒さとは裏腹に、例えばチャイコフスキーの90年代に入っての全集で見せた巨匠然とした悠然さがこの曲ではうまい具合に行かされていうということだろうかね。とにかく、パワーというより、曲全体を引きずって演奏している感じがするね。非常に面白く聴けたね。

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2005/12/07

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. クォーターマス/クォーターマス・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1146 の5曲目の途中まで。
  2. DMITRI SHOSTAKOVICH/THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04233 のCD.1の1〜4曲目、CD.3の2〜5曲目。
  3. ブルックナー/交響曲全集(エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団)・・・ワーナーミュージック・ジャパン/WPCS-4641 /52 のCD7、8。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.1:交響曲第1番

今日は、1番を聴いた。これでこの全集は何曲目だろう。この後15番を聴くからそれが終われば、6、8、9、10、12で終わりのはずだ。まだまだ道のりは長い。それよりも曲で、この曲は若き日のショスタコーヴィチの習作交響曲なのだが、2番3番のように「凄い」の一言ではすまされない。実はあまり凄くない。メリハリはしっかりと付いていて、下品なまでに鳴り響く金管はロシア的なすがすがしさを充分に伝えているのだけど、今一物足りないだ世ね。全体の雰囲気が。でも、第2楽章の危なっかしいピアノとオケのの掛け合いは楽しくて良かったな。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.3:交響曲第15番

そして、こちらが最後の交響曲15番だけど、今まで聴いた15番の中で第1楽章の冒頭に現れるロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲の旋律が一番はっきりと聞こえた。というか、ここまで分かりやすく演奏しているのも珍しい。さて、全体の印象だが、この演奏個人的には非常に好きだね。決して万人向きではないし、この演奏を究極の演奏の一つとしてベタ褒めする人もいるようだけど、私はそこまで思わない。私が気に入った理由はただ一つ。第4楽章の彫りの深さだ。実はこの曲は第4楽章が元々彫りの深い曲なんだけど、それを見事に捉えていると感じられたからね。

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2005/12/06

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今日届いたCD

  1. BRUCKNER/SYMPHONY NO.8・WAGNER/SIEGFRIED IDYLL etc.(KNAPPERTSBUSCH/MÜNCHNER PHILHARMONIKER)・・・Deutsche Grammophon/471 211-2

さて、今日は先月の中頃に注文したCDがようやく届いた。一週間程度で届くはずが二週間掛かってしまったね。さて、これはブルックナーの交響曲第8番をミュンヘン・フィルがハンス・クナッパーツブッシュの指揮で演奏したモノだ。付録に同じコンビでワーグナーの管弦楽曲が納められている。名盤といわれているモノだけに聴くのが楽しみなのだが、まだこれから先たくさんの聴かなきゃならないCDがあり、聴くのはいつのことやらねぇ・・・・・・。多分一週間以上掛かりそうな気が・・・・・・。

今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. VAUGHAN WILLIAMS/THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)・・・EMI/5 73924 2 のCD6。
  2. ブルックナー/交響曲全集(エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団)・・・ワーナーミュージック・ジャパン/WPCS-4641/52 のCD5、6。

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD6:交響曲第8番

これは実は唯一知っている交響曲だったりする。ストコ先生の演奏で知っていたのだけど、結構のらりくらりした曲で3楽章までが情緒的で東洋的なメロディの出てくる第4楽章が楽しい曲というイメージだったのだけど、今回のボールトの演奏を聴いてもやはりその辺の印象は変わらない。で、何処が違うかというと、ストコ先生に比べるとやはり少々固めの演奏だということだ。これは堅実路線ということだろう。ただし、ロマンティックな匂いは事らの方が強い。やはり、ストコ先生のはドラマティックなのだ。

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD6:交響曲第9番

さて、これで交響曲は全て聴き終わる訳だけど、それが最後の第9番だ。9番ということで、何かしら意識することのあった曲なのだろうかと思っていたらそうではなく、晩年のまさに老いてますます盛んなヴォーン・ウィリアムスの姿が見えてくる曲になっていたね。というのも、この曲は大型の交響曲ではないが曲想は結構激しい。そう4番や6番のような激しい曲なのだ。ただ、それらのように総じた暗さというモノはないね。で、演奏は柔軟な演奏だなぁということだけでいっぱいだったねぇ・・・・・・。

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2005/12/05

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昨日の日記へ追記

さて、2項目程、昨日の日記で書くことを忘れていたことがあったので書いたね。一つは届いたCDについて。もう一つは買った物についてだね。

今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. DMITRI SHOSTAKOVICH/THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04233 のCD.3の1曲目。
  2. MAHLER/THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04234 のCD.10の1曲目。
  3. ブルックナー/交響曲全集(エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団)・・・ワーナーミュージック・ジャパン/WPCS-4641/52 のCD3、4。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.3:交響曲第3番「メーデー」

これは良い。何がよいって、これだけの勢いを感じさせてくれるモノも珍しいということだね。後、相変わらずこの人のは打楽器が素晴らしく張り切っている、またこの曲が特にそれを感じるんだね。最後の合唱に入る前の管弦楽が一番盛り上がるところでの今限りの力強い演奏はカタルシスを与えてくれるね。でその後に続く合唱の力強いこと力強いこと。これがさらに拍車を掛けているということだね。

MAHLER「THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)」CD.10:交響曲第10番から“アダージョ”

これは・・・・・・・、曲が曲だけにちょっと物足りない感じだが、それでもメリハリ豊かにやってくれた感はある。ただ、最後が尻切れトンボのように終わる曲をその通りに演奏されると、「なんだかなぁ」と思わなくもないね。最初の内はドンガンドンガンやってくれていて、それなりに盛り上がるのだけどね。やはり、全体的にドンと構えている風格ある佇まいが少々災いしているのかな?

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2005/12/04

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. ケヴィン・エアーズ/BBCセッションズ70〜76・・・MSI/MSIG 0245/6 のDisc2。
  2. スラップ・ハッピー/ソート・オヴ・・・Arcangelo/ARC-7111
  3. アトミック・ルースター/アトミック・ルースター・ファースト・アルバム・・・Arcangelo/ARC-7115
  4. スパイロジャイラ/ベルズ、ブーツ、アンドシャンブルズ・・・ストレンジ・デイズ/WAS-1040
  5. アトミック・ルースター/デス・ウォークス・ビハインド・ユー・・・Arcangelo/ARC-7116
  6. アトミック・ルースター/イン・ヒアリング・オブ・アトミック・ルースター・・・Arcangelo/ARC-7117
  7. アトミック・ルースター/メイド・イン・イングランド・・・Arcangelo/ARC-7118
  8. アトミック・ルースター/ナイスン・グリーシィー・・・Arcangelo/ARC-7119
  9. ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」(マゼール)・・・CBS/SONY/FDCA 34

ケヴィン・エアーズ「BBCセッションズ70〜76」

ケヴィン・エアーズのBBCライヴ盤。2枚組だけど、これは英HUXがリリースしたモノに、MSIが帯と解説を付けて打った輸入盤国内仕様だ。HUXで、ケヴィン・エアーズのBBCライヴ盤といえば、その昔2枚組のモノと1枚のモノとのCDの枚数としては計3枚分のCDを出していた。それと一部被っているモノはあるモノの、まぁ、基本的に1970年代のケヴィン・エアーズのBBCでの音源を俯瞰したコンピになっている。1970年のソフト・マシーンをバックにしたセッションから1976年のアンディ・サマーズやズート・マネーをバックにしたモノまで色々楽しめて、ライヴベストのような雰囲気で楽しめたね。テクニックのある強者ミュージシャン達が肩の力を抜いてポップミュージックをを演奏することに全精力を傾けているのが伝わってくるからね。

スラップ・ハッピー「ソート・オヴ」

スラップ・ハッピーがドイツのポリドールから出した1stのリイシュー盤。これはポリドールから発売されることなく、現在は英VoicePrintから発売されているのだが、それをディスクユニオンが日本でリマスターして発売したモノだ。さてさて、この1st実は初めて聴いたのだが、これは2nd以降のイギリスへ戻っての作品と比べて、えらいストレートでタイトなポップロックアルバムであることに驚いている。ある意味パンキッシュであったりする。この辺り、ファウストがバックバンドを務めていることも影響してるのだろうね。あのどことなく捉え所のない汎ヨーロッパ的な佇まいはないがサイケブーム以降のサイケからポップへの分かりやす移行の一つの形を見せてくれるアルバムの気がするね。ただ、全体にルーズな感覚が漂っているので、多分、ドラッグが多分に影響しているアルバムであろうけどね。

アトミック・ルースター「アトミック・ルースター・ファースト・アルバム」

アトミック・ルースターの1970年発売の1st。キーボードのヴィンセント・クレイン、ドラムのカール・パーマー、ベースのニック・グラハムという布陣で作られたアルバムだが、発表直後にニック・グラハムが、その後カール・パーマーが抜け、結局このメンバーはアルバムを作るだけで終わったようだが、1970年という時代を考慮した上での印象を書くとするなら、まぁ、優秀なハードロックバンドということだ。でも、単なるハードロックには終わらず、このころのブリティッシュロックバンドならどのバンドでも大なり小なり持っているジャズやクラシックといった他の音楽への発散というモノをこのバンドもやはり強く持っている。ただ、カール・パーマーがドラムなだけにどの曲でも少なからずハードロック的ダイナミズムは持っている。

アトミック・ルースター「デス・ウォークス・ビハインド・ユー」

1971年発表の3rd。アルバム毎に雰囲気を変えるバンドサウンドの中で、過渡期を感じさせるアルバム。バンドは基本的に前作のメンバーと同じだが、新たに専任ボーカリストのピーター・フレンチを加入させたため、バンドサウンドがフレキシブルになっているということだ。で、本来は1st辺りで感じられたブルース、ジャズ色がファンクサウンドという形で吹き出している。しかし、バンドメンバーはあくまでも前作にあるようなハードロック向きのメンバーなので、実際とのずれというモノが存在したということだね。しかし、ライナーにも書いてあったけど、ファンキーにしたかったけどファンキーでない音になっている。これが面白いところだ。それは次の専任ボーカリストであるクリス・ファーローを迎えて(というか、またもやクレイン以外のメンバーが替わって)の1曲目のライヴテイクを聴くと良く分かるね。

アトミック・ルースター「イン・ヒアリング・オブ・アトミック・ルースター」

1971年発表の3rd。アルバム毎に雰囲気を変えるバンドサウンドの中で、過渡期を感じさせるアルバム。バンドは基本的に前作のメンバーと同じだが、新たに専任ボーカリストのピーター・フレンチを加入させたため、バンドサウンドがフレキシブルになっているということだ。で、本来は1st辺りで感じられたブルース、ジャズ色がファンクサウンドという形で吹き出している。しかし、バンドメンバーはあくまでも前作にあるようなハードロック向きのメンバーなので、実際とのずれというモノが存在したということだね。しかし、ライナーにも書いてあったけど、ファンキーにしたかったけどファンキーでない音になっている。これが面白いところだ。それは次の専任ボーカリストであるクリス・ファーローを迎えて(というか、またもやクレイン以外のメンバーが替わって)の1曲目のライヴテイクを聴くと良く分かるね。

アトミック・ルースター「メイド・イン・イングランド」

1972年に発表の4thアルバムだ。ジャケットがデニム生地な事で有名だ。さてさて、このアルバムではボーカリストがクリス・ファーローになって、前述通りクレイン以外のメンバーが全て替わってのアルバムとなる。そんな訳で、前作で見せたファンキーサウンドに対する不器用さは全く消え、今回は超ファンキーハードロックとなっている。その証拠はオープニングチューンで、まるでクリス・ファーローが前に在籍していたコロシアムのようなシンフォニックなジャズロック(しかもハードロック調)となっている。そしてそれが全体に貫かれていて、ある意味1st移行色々試行錯誤してきたアトミック・ルースターのサウンドの一応の完成系を観た気がするね。ということはどういう事かというと、ようやくここに来て、おどろおどろしいダークなハードロックバンドのイメージが無くなったということだ。ただ、いくらファンキーになったとはいえ、基本はハードロックなんだけどね。つまり、無骨なコロシアムやジェフ・ベック・グループの用だといえば分かりやすいかな?

アトミック・ルースター「ナイスン・グリーシィー」

1973年発表の一旦の最終作。これで終わりということだけど、アルバムとしては前作でようやくつかんだ自分たちのサウンド、それをより発展させた形となっている。つまり、もうちょっと後にブームとなるホワイトファンクの形そのままが体現出来るアルバムになっている。ただ、基本的にハードロックなのは、クリス・ファーローという個性がいるおかげでだと思うね。で、出てきた音がブルースやジャズに根ざしたファンキーサウンドで、前作よりも一応スタイリッシュなサウンドということになるね。ただ、結局このアルバムも鳴かず飛ばずで一旦解散となる訳だけど、個人的には一番好きなサウンドだねぇ。華はないけど、ファンキーなハードロックの一つの形をきちんと見せてくれているからね。1stの曲の超ファンキーバージョンでのリアレンジとか(題名も歌詞も買えているが・・・・・・)、非常に面白しいね。

今日届いたCD

  1. ELGAR/CELLO CONCERTO・ENIGMA VARIATIONS(DU PRÉ・BARENBOIM)・・・SONY/SK 92763
  2. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY VÁCLAV TALICH・・・EMI/7245 5 75483 2 8
  3. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY PIERRE MONTEUX・・・EMI/7243 5 75474 2 0
  4. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY ANDRÉ CLUYTENS・・・EMI/7243 5 75106 2 2
  5. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY CARL SCHURICHT・・・EMI/7243 5 75130 2 9
  6. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY LEOPOLD STOKOWSKI・・・EMI/7243 5 75480 2 1
  7. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY SIR ADRIAN BOULT・・・EMI/7243 5 75459 2 1
  8. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY ERNEST ANSERMET・・・EMI/7243 5 75094 2 8
  9. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY CHARLES MUNCH・・・EMI/7243 5 75477 2 7
  10. GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY EVGENY MRAVINSKY・・・EMI/7243 5 75953 2 2

さてさて、今日も山程CDが届いた。1枚モノが1つと、2枚モノが9つだ。いくら安いからと行っても調子に乗って買うとこうなるという典型だ。さてさて、まだまだ、前に届いた箱物を聴いている最中なので、いつのことになるやら寝。これの聴き始めに着手するのはね。さて、このCD達についてだけど、まず一番上の1枚モノがデュプレ、バレンボイムの夫婦コンビによるエルガーの作品集。日本盤に比べると「威風堂々」が入っている分お得かな?しかも、安いしね。さてさて残りはIMG artistsが企画したコンピレーションをEMIが発売するというやつで世界中のレコードレーベルがライセンスを提供していて名指揮者の体場年そうや珍しい演奏が2枚のCDにコンパイルされて聴きやすい形となっている。私はこういうのはあまり好きではないのだが、取り敢えず、俯瞰するのに便利と思い買ってみた訳だね。

今日の買い物

今日はヤマダ電機で電気カミソリを買った。前々から検討していたブラウンの新製品のシェーバーを買ったんだね。

ブラウン360°コンプリートで型番はBS 8995という一番良いやつだ。一番良いとか何とかいっても単にインターフェイスが違うだけでそり味は変わらない。でも、一番良いやつの液晶画面付きはやはり使ってみてその良さが分かったね。とにかく何でもメッセージを出してくれるので、すぐ手に取るように分かる。

そんな訳で、かなり良い製品を買ったので、これから末永く使っていこう。私は肌が弱いのでカミソリに肌が負けないかということだけが心配だ。

後、iPodを買った。

これが・・・・・・、私が使う訳ではないのだが、親が使うということで、買ったのだ。20GBのハードディスクタイプだ。在庫限りの品で、かなり安く買えた。これは本当に得だったね。

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2005/12/03

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. VAUGHAN WILLIAMS/THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)・・・EMI/5 73924 2 のCD3。
  2. DMITRI SHOSTAKOVICH/THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04233 のCD.10の2曲目以降。
  3. MAHLER/THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04234 のCD.6。
  4. VAUGHAN WILLIAMS/THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)・・・EMI/5 73924 2 のCD4。
  5. ザ・ハード/二人だけの誓い・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1141 の23曲目まで。
  6. クォーターマス/クォーターマス・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1146
  7. ロバート・ワイアット/1974年9月8日 日曜日 ドゥルーリィ・レイン劇場のロバート・ワイアット・・・ビデオアーツ・ミュージック/VACK-1299
  8. ケヴィン・エアーズ/BBCセッションズ70〜76・・・MSI/MSIG 0245/6 のDisc 1。

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD3:交響曲第3番『田園交響曲』

これは美しい表題交響曲だ。「田園」と名が付けばまず、ベートーヴェンを思い出すが、あのベートーヴェンの中途半端な表題性とは違ってこちらは完全無敵な表題性を誇る作品となっている。ということで、耳を凝らして聴いていると本当に田園風景が聞こえてくるのだ(この表現は日本語になっていないが、実はぴったりな表現だ)。ボールトの演奏はそれを力むことなく演奏しているので、非常にストレートに耳に届く、これは曲の良さなのか、それとも、ボールトの指揮のなせる技なのかね。

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD3:交響曲第5番

これまた叙情的な曲だ。ただ、3番の表題音楽とは違った叙情性というか、牧歌的とかあカルト化っていうことではなく例えば、マーラーのような暗さがここには存在しているんだね。暗さのびが堪能出来るという意味ではマーラーの5〜7番辺りに共通するかな?

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.10:交響曲第14番「死者の歌」

これは非常にパーカッシヴな演奏になっている。とにかく打楽器が凄い。これは初演者のバルシャイの演奏が一番おどろおどろしくて素晴らしいのだが(私の持っている全集のは少々大人しい演奏だが、これが初演に近いやつだともっと凄いそうだ)、この演奏は少々軽めな分おどろおどろし迫力は無いが、打楽器が前面に出ていて(元々そういう曲だが・・・・・・)その分の迫力が凄い。歌は相変わらずオペラチックに歌うので今一だが、それでもそういったオケのパッカーシヴな演奏が非常に魅力的だね。

MAHLER「THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)」CD.6:交響曲第5番

これは比較的大人しい演奏だ。しかしそうは言ってもスヴェトラーノフ指揮ロシア国立響だから大迫力なんだけどね。でも、そう感じてしまった理由は何だろうかね?ちょっと考えてみたんだけど、全体のバランスが変だということだね。多分全体が遅めで、本来はゆっくり言って欲しいアダージェットの部分をさっぱりすっきり早めで演奏しているからだろう。とにかく、面白い演奏ということだね。

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD4:交響曲第4番

これはヘヴィーな曲だねぇ。前に聴いた3番と5番が比較的叙情的な曲だけだっただけに余計に差を感じてしまったね。表題がないということで、純音楽的な交響曲が楽しめる。それがこの4番という事なんだろうね。成立年辺りも気になるがまぁ、そこは後からゆっくりと調べることとしよう。

VAUGHAN WILLIAMS「THE COMPLETE SYMPHONIES(SIR ADRIAN BOULT)」CD4:交響曲第6番

とにかく派手で怒濤の勢い、間に暗くゆったりとした5番が挟まっているとは思えない。うーん、ヘヴィーな第2次世界大戦後の世相でも反映しているのだろうかね。良く分からないけど。

今日買ったCD

  1. クォーターマス/クォーターマス・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1146
  2. ロバート・ワイアット/1974年9月8日 日曜日 ドゥルーリィ・レイン劇場のロバート・ワイアット・・・ビデオアーツ・ミュージック/VACK-1299
  3. ケヴィン・エアーズ/BBCセッションズ70〜76・・・MSI/MSIG 0245/6
  4. スラップ・ハッピー/ソート・オヴ・・・Arcangelo/ARC-7111
  5. アトミック・ルースター/アトミック・ルースター・ファースト・アルバム・・・Arcangelo/ARC-7115
  6. アトミック・ルースター/デス・ウォークス・ビハインド・ユー・・・Arcangelo/ARC-7116
  7. アトミック・ルースター/イン・ヒアリング・オブ・アトミック・ルースター・・・Arcangelo/ARC-7117
  8. アトミック・ルースター/メイド・イン・イングランド・・・Arcangelo/ARC-7118
  9. アトミック・ルースター/ナイスン・グリーシィー・・・Arcangelo/ARC-7119

クォーターマス「クォーターマス」

クォーターマスの1970年発表の唯一のアルバム。このアルバムはHarvest(英EMI)からりリースされていたアルバムで、本来なら日本では東芝EMIが発売の権利を持っているはずであるが、何故かエアー・メイル・レコーディングスからの発売となっている。この辺が良く分からないのだが、ライセンスのクレジットがライナーに書いてあるので、それをチェックしてみると、Chrysalis Copyrights Ltd,. UKとなっているので、区リサリスのプロダクションが権利を持っているのなら東芝EMIがリリースできるのではないのかな?とも思ったけどそこら辺の権利関係がどうなっているのかは分からない。さてさて、それよりもアルバムの中身だけど、このアルバムはギターレスのキーボードトリオのハードロックバンドで、EL&Pでアルトか、今回買ったアトミック・ルースターと同じような編成で音楽だ。しかしながら、このバンドはそれらのバンドよりヘヴィー、メタリックなハードロックを展開している。リッチー・ブラックモアが注目するのも分かるし、このバンドのリズム隊がそのままイアン・ギランのバックに収まるのも分かるね。それ以前に前身がエピソード6というのが面白いね。とにかく、ハードロック好きなら一度は聴いてみる価値はあると思うな。

ロバート・ワイアット「1974年9月8日 日曜日 ドゥルーリィ・レイン劇場のロバート・ワイアット」

さて、このアルバムは数年前に一度発売がアナウンスされて、私はその時に注文したのだけど、結局流れてしまって、待って待ってようやくの発売になったロバート・ワイアットのライヴアルバムだね。この人のライヴ音源が出るだけで嬉しいモノだし(ソフト・マシーン時代は除く。この人は基本的にライヴはしない人なので、ライヴ自体が少なく、ましてやライヴ音源となると・・・・・・)、ましてや、1974年の彼の復活ライヴだったことから、その貴重な記録としての価値がある音源が聴けたということも嬉しいね。さて、まずはバックバンドからだけど、これはこの年に発売された彼の2ndソロ「ロックボトム」のメンバーを中心にしている。ただ、基本的にはデイヴ・スチュワートのキーボード(ほとんどがエレピ)とヒュー・ホッパーのベースとローリー・アランのドラムで、そこに曲に応じて様々な人が参加するという形になっている。曲も「ロックボトム」からの曲だけではなく、ソフト・マシーンからマッチング・モールやはたまたハットフィード・アンド・ザ・ノース間で様々な曲をやっていて、色々あって面白い。最高だったのは一番最後にこのライヴ参加者全員が出てきて演奏するモンキーズの「アイム・ア・ビリーヴァー」だ。

今日注文したCD

まずは近所のレコード屋さんでの注文分からだ。

  1. 1月18日フェアポート・コンヴェンション/ナイン+4
  2. 1月18日フェアポート・コンヴェンション/ライヴ+5
  3. 1月18日フェアポート・コンヴェンション/ライジング・フォー・ザ・ムーン+4
  4. 1月18日ジョン&ビヴァリー・マーティン/ストームブリンガー!+4
  5. 1月18日ジョン&ビヴァリー・マーティン/ザ・ロード・トゥ・ルイン+1
  6. 1月18日ケヴィン・エアーズ、ジョン・ケイル、イーノ、ニコ/悪魔の申し子たち〜その歴史的集会より
  7. 1月18日ソフト・マシーン/ソフト・マシーン
  8. 1月18日ジェントル・ジャイアント/アクワイアリング・ザ・テイスト
  9. 1月18日ジェントル・ジャイアント/スリー・フレンズ
  10. 1月18日ベガーズ・オペラ/アクト・ワン+2

まずは、来年の1月に久し振りにユニバーサルの「ストレンジ・デイズ・プレゼンツ〜」が発売されるので、それの全10作品を注文した。この中は恒例のフェアポート・コンヴェンションのリマスターシリーズの続きとかもあるのだけど、なんといっても楽しみなのはソフト・マシーンの1stだね。あの歯車ジャケが何処まで再現されるのか非常に楽しみだ。それと、輸入盤でしか持っていないジェントル・ジャイアントの2ndと3rdも楽しみだね。

続いて夜に頼んだHMVの通販分だ。

  1. Violin Concerto / 1: Chung Kyung-wha, Dutoit, R.kempe
  2. Scheherazade, Sym.2: Ansermet / Sro
  3. Scheherazade, Etc: Ansermet

これは、HMVでは現在対象CDを3組買うと20%オフの価格で買えるというセールをやっているので、それの第1弾として注文したんだね。親父が3組注文したので、私も3組注文した訳だ。1番上から詳細を書くけど、まずは、ヴァイオリン奏者チョン・キョンファのヴァイオリン協奏曲のCDで、メンデルスゾーンがシャルル・デュトワ指揮モントリオール響の演奏で、ブルッフの方がルドルフ・ケンペ指揮ロイヤル・フィル演奏となる。後の2つはエルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管の演奏によるリムスキー=コルサコフの作品集だ。これが結構安く手に入るんだよね。

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2005/12/02

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. ピート・デロ/イントゥ・ユア・イアーズ・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1045 の9曲目以降。
  2. MAHLER/THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04234 のCD.2〜3の1曲目。

MAHLER「THE 10 SYMPHONIES(EVGENI SVETLANOV/THE USSR SYMPHONY ORCHESTRA)」CD.2〜3:交響曲第2番「復活」

これは派手に鳴り響く演奏だ。まぁ、この2番はそれでよいといえばよいのだけどね。相変わらずの変なアレンジだけど、派手で巨匠然としたサウンドは好みははっきり分かれるかもしれないが、正統派以外に面白そうなマーラーを捜している人にとってはまた一興ということになるのではないかな?

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2005/12/01

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今日聞いたCDのリスト(聞いた順)

  1. ハニーバス/アンソロジー・・・MSI/MSIF 3974/5 のCD2の26曲目。
  2. ピート・デロ/イントゥ・ユア・イアーズ・・・エアー・メイル・レコーディングス/AIRAC-1045 の8曲目まで。
  3. DMITRI SHOSTAKOVICH/THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)・・・VЕНЕЦИЯ/CDVE 04233 のCD.9。

DMITRI SHOSTAKOVICH「THE 15 SYMPHONIES(GENNADI ROZHDESTVENSKY)」CD.9:交響曲第13番「バビ・ヤール」

これは凄い。噂ではこの全集はこの曲が結構凄いと聴いていたが、やはり噂に違わぬ演奏だ。とにかく迫力ガス語彙、上品とか下品とかいう次元では語れない(はっきり言うと結構下品に鳴り響いているが)。そんな訳で、これぞロシアの迫力という音を聞かせてくれている。そこが非常に嬉しいね。そして、逆に「聴いたぁ」という気にさせるんだね。

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