CD REVIEW 373
15の好奇心 / HOUND DOG
MCD-9 MOTHER & CHILDREN

TRACK 1 「15の好奇心」
TRACK 2 「無理を承知で・・・ (Tokyo Dome Live Version)」

今さら12年も前のシングルを引っ張り出してきて書いてるのには訳がある。そう、この曲、タイトルこそ全然関係ないんだが、最後にStay Goldという歌詞が出て来るんだよ。ステイゴールドが走るたびにこの曲が頭の中を流れてたな。♪強くなんかない弱くなんかないStay Gold♪って歌詞なんだけどさ。日本にいる時はなかなか一番になれなくて、強くなんかなかったのかも知れないけど、引退レースの香港ヴァーズ(GI)で勝っちゃって、弱くなんかないことを証明してくれたもんな。フェイドアウトしてくなかに、Stay Goldとコーラスが聴こえて来るんだよね。この曲をステイゴールドと関係者とファンに贈りたいそんな気持ちです。当分、ヘビーローテーション決定。


Goddess in the Doorway / Mick Jagger
VJCP-68350 東芝EMI

TRACK 1 「Visions of Paradise」
TRACK 2 「Joy」
TRACK 3 「Dancing in the Starlight」
TRACK 4 「God Gave Me Everything」
TRACK 5 「Hideaway」
TRACK 6 「Don't Call Me up」
TRACK 7 「Goddess in the Doorway」
TRACK 8 「Lucky Day」
TRACK 9 「Everybody Getting High」
TRACK 10 「Gun」
TRACK 11 「Too Far Gone」
TRACK 12 「If Things Could Be Different (BONUS TRACK)」
TRACK 13 「Brand New Set of Rules」

アルバムリリース前に聞いていたのは「God Gave Me Everything」で、いかにもな音だったので、またこれで来るんだなと思っていたら、いきなり肩透かしをくらうイントロ。最初聴くとホントあれってな感じなんだけど、実はこれがのちのちはまっていくんですわ。なんだかんだで一番好きな曲かもしれない。ロックンロールじゃない(と断言していいでしょう)「Visions of Paradise」、「Dancing in the Starlight」、「Don't Call Me up」の3曲が気に入ったというのは、ソロとしてやってくれたというのが大きいのかもしれない。PETE TOWNSHENDとミックがギターを弾く「Gun」も、結構気に入ってたりする。「Bridges To Babylon」よりも良いと思うのは気のせい?ちなみに、過去にリリースされたものも含めてソロでは一番好きかもしれない。今んとこ。


NOT FOR BEGINNERS / RONNIE WOOD
CRCL-4795 NIPPON CROWN

TRACK 1 「Wayside」
TRACK 2 「Rockn' Roller」
TRACK 3 「Whadd'ya Think」
TRACK 4 「This Little Heart」
TRACK 5 「Leaving Here」
TRACK 6 「Hypershine」
TRACK 7 「R. U. Behaving Youreself ?」
TRACK 8 「Be Beautiful」
TRACK 9 「Wake Up You Beauty」
TRACK 10 「Interfere」
TRACK 11 「Real Hard Rocker」
TRACK 12 「Heart, Soul & Body」
TRACK 13 「King of Kings」

日本でのリリースは一週間ミックより遅かったという、ロンのソロアルバム。ジャケットの出来の悪さはミックもロンも似たようなものというか、もっとなんとかなんなかったのかという声が大半だが、手に取ってみるとロンのはそんなに悪くはないと思う。ジャケットがでかいと良いんだろうなって感じがするんだな。ただ、音と合ってないとは思うが。で、その音だが、ミックと違い肩透かしをくらうことなく、すっと入っていける。また、あんまり力んでなさそうなので、聴くほうもリラックスして聴けるのである。どの曲がどうだの、BOB DYLANが参加してるからどうだのってのは無いなあ。ミックとは違うのだけど、ロンに関しても過去のどのソロアルバムよりも気に入りそうなのである。なんなのだろう、この人たちは。まんまとはめられたかな。


prev / next