CD REVIEW 8  
高田文男vs.立川藤志楼 '94 「紺屋高尾」
COCA-11928 COLUMBIA

50分ちょっとの長いお話。身分制度というものがあった頃、一番身分が低い紺屋(染め物屋)の職人の久蔵が、一番身分の高い大名の相手をする吉原の花魁の高尾太夫に恋をして・・・・。藤志楼らしいくすぐりを入れつつ、感動のラストシーンに行くさまは素晴らしいの一言。  


A DAY AT THE RACES / QUEEN
HR-61035-2 HOLLYWOOD RECORDS

TRACK 1 「TIE YOUR MOTHER DOWN」
TRACK 2 「YOU TAKE MY BREATH AWAY」
TRACK 3 「LONG AWAY」
TRACK 4 「THE MILLIONAIRE WALTZ」
TRACK 5 「YOU AND I」
TRACK 6 「SOMEBODY TO LOVE」
TRACK 7 「WHITE MAN」
TRACK 8 「GOOD OLD FASHIONED LOVER BOY」
TRACK 9 「DROWSE」
TRACK 10 「TEO TORIATTE (LET US CRING TOGETHER)」
TRACK 11 「TIE YOUR MOTHER DOWN (REMIX)」
TRACK 12 「SOMEBODY TO LOVE (REMIX)」

「手をとりあって」はちょっとばかし暗いんだが、唄えるので良い。日本語の発音がなかなかきれいで、関心してしまう。日本で売れたことがきっかけで、浮上していくバンドの代表みたいなもんですからね。あと、Cheap Trickと。QUEENデビュー20周年でボーナストラックつき。といってもリミックスなんで、あまりうれしくはない。  


黒船 / サディスティック・ミカ・バンド
CA30-1410 東芝EMI

TRACK 1 「墨絵の国へ」
TRACK 2 「何かが海をやってくる」
TRACK 3 「タイムマシンにおねがい」
TRACK 4 「黒船〜嘉永6年6月2日」
TRACK 5 「黒船〜嘉永6年6月3日」
TRACK 6 「黒船〜嘉永6年6月4日」
TRACK 7 「よろしく どうぞ」
TRACK 8 「どんたく」
TRACK 9 「四季頌歌」
TRACK 10 「塀までひとっとび」
TRACK 11 「颱風歌」
TRACK 12 「さようなら」

すごい面子ですね。みんな若いけど、高中が特に若く見える。「どんたく」は楽しいナンバーです。お祭り騒ぎさ。TRACK 3 「タイムマシンにおねがい」はロック・クラシックの代表的な曲でしょう。ちゃんと最後は「たい」で終わってくださいね。  


ROUTE S.S.
ESDB 3051〜3 Epic/Sony

DISC 1
TRACK 1 「いい天気」 The Street Sliders
TRACK 2 「BADな女」 The Street Sliders
DISC 2
TRACK 1 「GET OUT OF MY MIND」 Joy-Pops
TRACK 2 「EMPTY HEART」 Joy-Pops
DISC3
TRACK 1 「届かぬラブレター」 土屋公平
TRACK 2 「蜜の味」 土屋公平

これだけ色分けしてくれるとうれしいやね。ソロとかユニットの意味があって。よくいるでしょソロとバンドと大して変わんないのに、出しちゃうやつ。印税独り占めしたいだけみたいなのがあるじゃん。ま、他人様のことはどうでもいい。この作品集ぬかりなくいいんだが、Joy-Popsのが特に好きだな。ぷりーずげっあろままいん。この曲日本酒のCFなんか似合いそう。ビールとかワインとか洋物ではない感じ。「密の味」は麗蘭のライブで聴いたことがある。これ書いてて思い出したぞ。BAHOと麗蘭の他に偉大なアコースティックデュオ「Joy-Pops」があったことを。  


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