ディナーショーのハウンドドッグ

本日3月27日はHOUND DOGのディナーショーである。
場所はホテルナゴヤキャッスル。名前の通り名古屋城のそばにある。

名古屋城深井丸公園(広場だったかな)では、かつてライブをしたこともあったし、
#RCと米米とのジョイント。RCが5人ともいた頃の話。
客としてThe Street Slidersのライブを見てたこともあった。
#客席にいたわけではないが、敷地内のフリーな所にメンバーが何人かいた。

そんな場所でのディナーショー。
いったいどんなことになるのやら。またディナーのメニューは?
乞うご期待!!


というわけで名古屋は朝から雨。 最悪である。先週の大阪ドームのストーンズも雨だったしな。
室内とはいえ、あまりうれしくはないな。

そんな天候の中、私はフレックスを利用して4時に会社を出た。

途中の駅で待ち合わせをし、最寄り駅の「浅間町」(せんげんちょう)に着いたのが5時過ぎ。
ディナータイムは6時半からっちゅうのに気が早いものである。

ほぼ雨が上がりかけた中、傘をさしてホテルまで歩く。ものの10分程度で到着。
ホテルの玄関にはこんなものが。

まだ5時半。とりあえずクロークに傘と鞄をあずけ(面倒なのでデジカメもあずけた)、
ホテルの中のレストランというか喫茶店(とは、言わねえな)に入って、時間つぶし。
ウエッジウッドの紅茶なんか飲んでみたりして、それでも6時にはそこを出た。

1Fのロビーから地下の売店?に通ずる階段の近くに立ってたら、なんと康平さんが一人で階段を上がった来た。
何度か近くで見たことあるけど、やはり声をかけづらい人だ。

そんなこんなでしばらくすると今度は玄関の方から、やっさん、鮫ちゃん、ブッチャーの3人が登場。
そのままエレベーターに乗って行ってしまいました。

6時15分頃に会場がオープンになり、チケットを渡して席に案内をしてもらう。
1つのテーブルに10人。予想を上回る配置だな。

ステージは、今までにも良く使ってるパイプで半円を作ってるやつ。
よくもここに作ったなって感じ。

ドリンクがふるまわれ、さっそく水割りに手を出す私。かなり薄かったが、まあしょうがないだろう。
飲んでライブを見るなんざ、そうそう出来ないし。

ディナータイムの6時半になったら、まずはワインがふるまわれた。
 

MENU
 
帆立貝の軽いマリネ アスパラガスとキャビア添え 香草風味
茸風味のコンソメ パイ包み焼き
牛フィレ肉のポワレ 山葵風味 季節の温野菜添え
サラダパナッシュ 胡麻風味ドレッシング
苺のムースとフルーツに抹茶のアイスクリーム添え
コーヒー

以上であります。

ちなみに「山葵」は「わさび」と読むのだよ。勉強になりますね。

メインディッシュのあと、WCに行こうと会場を出ようとすると、茶ぐまさんに声をかけられた。
すごく久しぶりに会ったような気がした。
いろいろと話を聞いたが、やはり本日のお泊りはここだそうだ。
まあ、そりゃそうだわね。わざわざ違うホテルに泊まる必要もないしな。

ディナータイムのBGMはピアノの曲。どっちかっていうとイージーリスニング系。

ショーのスタートは8時。BGMもJAZZのナンバーに変わり、雰囲気も高まりつつある。
そして、ほぼ定刻通りに客席が暗くなり、メンバー登場。
タキシード姿で登場か と思ったが、わりと普通の格好だった。基本的には黒だった。

Set List

今夜ハートで
ジェラスガイ
Hey Brother
Love Song (ツイスト)
アフターコンサート
ラストシーン
Jのバラード
嵐の金曜日
いくつもの夜を越えて (新曲)
(encore)
Hot Line〜Bad Boy Blues〜Destiny〜Still〜ラストヒーロー (メドレー)
月明かり

てなわけで、1曲目はBLUESというかJAZZっぽいアレンジでの「今夜ハートで」。
ブッチャーはブラシを使っての渋い、 普段のライブでは聴けない感じに仕上がってました。

つづいて「ジェラスガイ」はほぼオリジナルのアレンジでの演奏。
「Hey Brother」のあと、長いMCに突入。それぞれの曲にまつわる話がありました。

「ジェラスガイ」は蓑輪さんのリクエスト。最初の武道館のイメージが強いんだとか。
「Hey Brother」はブッチャーのリクエスト。
や〜ぶれ〜た トトトン おも〜いにぃ〜  の  トトトンが
や〜ぶ トトトン  になって、なかなかブッチャーがうまく出来なかったなんて話をしてた。

前のメンバーが抜けて、鮫ちゃんが入ったばかりのころの話になり、そこからツイスト時代の話へ。
10分くらいのMCのあと、「じゃあツイストの曲やります」といって、やったのが「Love Song」。
懐かしかったな。しかもHOUND DOGでツイストの曲が聴けるとは。

つぎに「アフターコンサート」。これはたけちゃんのリクエスト。
ラブソングばかりのなかにあって、この曲は自分達のことを歌ってるような気がして好きなんだとか。

その次はピアノとギターだけの「ラストシーン」。アコースティックバージョンでした。
これはやっさんのリクエスト。昔、やはりアコースティックでやった時、最初のアルペジオで緊張して
よれよれになったのを見て、康平さんが「炎のアルペジオ」と名づけたらしい。

「Jのバラード」は、最初出来てきた詩が康平さん曰く「女が書いたようなしみったれた詩」だったそうだ。
実際その詩は、やっさんが煮詰まってて奥さんに書いてもらったものだったそうだ。
それで、書き直してあの名曲が生まれたわけです。

「久しぶりにやります」といって流れてきたのが「嵐の金曜日」。マイスタンドを持っての熱唱でした。
アレンジはほぼオリジナルでしたが、途中でハモンドオルガンが聴けました。
ステージにハモンドオルガンがあるのはわかってたんだけど、いつ使うんだろうと思ってたらここで出てきました。

ピアノから始まる「いくつもの夜を越えて」は新曲。バラードというよりはミディアム系の曲。
なかなかいい曲だった。

これでいったんショーは終わり、間もなくアンコールへ。

アコースティックセッションとはいえ、いきなり「Hot Line」。う〜んいい、とか思ってると
So Bad So Bad だって。こんなんあり?って思ったけど、まさかここで聴けるとは思ってなかったので
嬉しかったっす。たけちゃんのソロもカッコ良かった。
「愛することしかできねえ 愛されたくはない」のレコーディング前の歌詞も出てきたりして。
「Bad Boy Blues」で驚いてると、畳み掛けるように「Destiny」「STILL」「ラストヒーロー」ときた。
普段なら「拳振り上げ曲」も今日は手拍子まで。
でも、手拍子はいつもの「パン パ パン」なので笑ってしまった。

盛り上がりも終わり、最後の「月明かり」へ。ここでもブッチャーはブラシを使ってました。
元々JAZZっぽいアレンジだけど、ピアノとベースとドラムだけでやったらもっとカッコよくなる気がした。

そんなこんなで終演予定の9時10分などとっくに過ぎていて、終わったのは9時45分。

2度と見られない可能性の方が高いので、そういう意味でもなにかと貴重な体験でした。
GREY HOUND ONLY LIVEを思わせるリラックスした雰囲気でしたが、それよりもリラックスしてたな。

\32,000は高かったか安かったかは微妙だけど、
茶ぐまさんには\32,000の価値あった、良かったよと言って帰ってきた。

やはりそこの空間とか時間とかいろんなものを総合してのものの様な気がするし。
安くはないけど、高くもないってのが正直なところ。

これがストーンズなら10万払っても高くないとか思っちゃうんだけどな。
ま、いいか。

でも、やはりいいライブだった。これは間違いない。ONE NIGHT and ONLY。
いつもそうだけど、特に今回はそれを強く感じた。
あと、これからもHOUND DOGはやっていけるなと思いました。
#偉そうなコメントだこと。

2週つづけていいライブが見られて最高の晩でした。