書き込み欄へ
ヘルプ
お名前: kira
まずはKINOさん・・・やっぱり出現したな(笑)。
そうか、サイクス否定派ですか・・・。ツイン・ギター・バンドばかりだった
彼は一人になってやっと一人前に曲作りに張り切った頃だったので、
僕は寛容ですね。それに”イズ・ディス・ラヴ”や”ドント・ターン・アウェイ”
は明らかに彼の得意なスタイル。タイガース時代や”プリーズ・ドント・
リーブ・ミー”の流れを充分感じるし、後にも先にもカヴァデールの楽曲
には出ていないカラー。やっぱりチーム・ワークなんですよ、きっと。
今、彼がやってる事にイマイチ物足りなさを感じるのはカヴァデールの
ようなパートナーがいないせいなだけで、まだ若いし、年を重ねればも
っと成長すると思ってるので、僕は応援し続けたいですね。
さて、ぴょんさん、口出し大歓迎です!
そうそう、そんなインタビューもありました。カヴァデールとコージーの
仲を邪魔した奴がいるのは事実です(誰とはあえて言いません)。要
するに2人の間の確執はお互い許し合いたい時期を既に迎えていた
訳です。最近コージーの別のインタビューで、彼自身がそう言ってまし
たからね。
[1999/03/19 23:47:56]
お名前: ぴょん
口出ししてすみません。
> でもCOZYは、脱退後もDAVIDとは二度とやらないと明言した。
> ある程度時間が経ち、RITCHIEやMICHAELに好意的な発言をするようになってもだ。
> 私はこのCOZYの態度から、音楽性よりはビジネス(金銭)または性格的なもの(実は合わ
> なかった)からと考えてるんです。
90年代になってからのインタビューで、コージーは”Coverdaleとは、会計士によって引き裂かれてしまったんだ”と言っていますので、金銭的な問題が一番大きかったのだと思います。EL&Powwellになった直後に、コージーのマネージャーらしき女性がインタビューの中で開口一番に”うん、EL&Pに入って良かった。だいぶ収入が増えた。”みたいなことも言っていましたよね。WhitesnakeはCoverdale個人の契約で成り立っていて、他のメンバーの給料はCoverdaleが払っていましたから、結構経営が大変だったのかもしれない。
[1999/03/19 22:58:30]
お名前: KINO
KINOさーんチェーック!(あー、しょーもなー)
メルは過小評価されがちですが、やっぱ"Slide It In"ではよい曲書いてます。
逆に俺はサイクスが書いた楽曲がWSに貢献したかについては全然認めてません。
彼なしでも当時「サーペンス」クラスのアルバムは作成可能だったと思う、
誰をパートナーにしてもキース・オルセンがプロデュースしてれば。
サイクスのそれまでの、そしてその後のどの作品を聴いてもギタープレイ
以外にWS時代の楽曲と共通項が見出せませんから。Blue Murderは単に
プロデューサを同じにして似せて作っただけ。そーいった意味では
俺にはメル以下の存在だな。Lizzy時代もそうだったけど、彼が持ってる
「ボーカルを奮起させる」力は凄いとは思います。
おお、自分のところで言うと非難轟々なこともココでは言えるぞ(爆)。
[1999/03/17 00:48:06]
お名前: KINO
KINOさーんチェーック!(あー、しょーもなー)
メルは過小評価されがちですが、やっぱ"Slide It In"ではよい曲書いてます。
逆に俺はサイクスが書いた楽曲がWSに貢献したかについては全然認めてません。
彼なしでも当時「サーペンス」クラスのアルバムは作成可能だったと思う、
誰をパートナーにしてもキース・オルセンがプロデュースしてれば。
サイクスのそれまでの、そしてその後のどの作品を聴いてもギタープレイ
以外にWS時代の楽曲と共通項が見出せませんから。Blue Murderは単に
プロデューサを同じにして似せて作っただけ。そーいった意味では
俺にはメル以下の存在だな。Lizzy時代もそうだったけど、彼が持ってる
「ボーカルを奮起させる」力は凄いとは思います。
おお、自分のところで言うと非難轟々なこともココでは言えるぞ(爆)。
[1999/03/17 00:45:13]
お名前: kira
hamakiさん、このタイトル、書き込みが多すぎて読み辛くなって
きましたね。ダブってるところは消去しちゃいましょうよ。
で、この討論会は新タイトルを作って続けませんか。もっとたくさ
んの人にも参加してもらえたら楽しいですね。
KINOさんのチェックが恐いけど・・・・。
[1999/03/13 13:42:50]
お名前: kira
さて、次はジョン・サイクスとニール・マーレイ。
ミッキー・ムーディの後任選びはカヴァデールもちょっと迷った。
結局よりHRバンドらしくすることが望ましいとコージーやゲフィン
と結論を出したカヴァデールはムーディと全くスタイルの違うサイ
クスを迎える。ただ当時は単にギタリストとして考えただけで、コ
ンポーザーとしては評価していなかった。彼が頭角を現すのは
メル・ギャレーが負傷でやむなく、脱退してから。ジョンはとにかく
弾きまくったけど、カヴァデールとしてはまさかあれほどサウンド
がシンプルにまとまるとは思ってなかったと思う。さらに「クライン
グ・イン・ザ・レイン」のアレンジやバラードでの情感溢れるソロな
どにコンポーザーとしての可能性を感じ始める。新しいWSの始ま
りだった。ニール・マーレイは「スライド・イット・イン」の出来の良さ
と、既にジョン・スローマンのバンドで息のあったサイクス加入に
魅力を感じ、復帰した人。コージーとも昔から何度もセッションして
るし、相棒としては文句なし。コージーとサイクスがプロレスしてる
光景は想像できるでしょ(笑)?でもコージーとカヴァデールがプ
ロレスするイメージは?サイクスとニールなら?イメージできない
でしょ(笑)。ようするにジャレ友としてコージーとサイクスは最高に
気が合った。別にカヴァデールやニールと仲が悪かった訳じゃない
よ。少なくともスーパー・ロック84までは。実際あのバック・ステージ
で僕は楽しそうに楽屋の傍らでキャッチボールするサイクスとニー
ル、笑顔で語り合うコージーとカヴァデールを目撃しました。となると
ニールの当時のコメントは・・・・・・?僕にもわかりません(笑)。
[1999/03/13 11:44:03]
お名前: kira
コージーについては前回のとおり。まあゲフィンやカロドナーはともかく、
”あの女”は今でも絶対許せん!
お次はメル・ギャレー。バーニー・マースデンの後任として必要だったの
はソングライターとしてカヴァデールの片腕となれる人だった。ちょうどコ
ージーの「オクトパス」で曲作りを一緒に手伝ったメル・ギャレーと息が合
い彼を迎えることになった、というのが流れじゃないかな。つまり彼はギタ
リストとしてよりコンポーザーとして非常に魅力があったわけ。「スライド・
イット・イン」はかつてのWSらしさも考えながら、ギャレーが手腕を発揮
した作品だった。あれ1枚であれだけのカラーを主張した彼もまた、名コ
ンポーザーだと思うなあ。歌も上手かったし。実は僕、マースデンもギャ
レーもギタリストとしてはあまり評価してません。ブルースをまともに弾か
せたらスライド・バーを持ち出さずとも、ミッキー・ムーディの方が断然上。
WSの楽曲がおしゃれになり過ぎず、泥臭さを失わなかったのは彼がい
たからこそ。カヴァデールはそれぞれのギタリストの役割をよく把握して
いたなと僕は当時感心したものです。
[1999/03/13 11:08:15]
お名前: kira
2回同じの送っちゃいました。すいません。
[1999/03/13 00:03:56]
お名前: kira
ひえ〜、何から書きゃいいんだ〜!
とりあえず今回はコージーについて。
普通、バンドがドラマーを探すとき、「バンドに合うドラマー」を探す
けど、コージーの場合は例外。「コージー・パウエルのドラムが欲
しい!」と思われる。だから凄いんです。ゲイリーは他のドラマーと
同じように単に「コージーに叩いてもらおう」と思ったから、馬鹿だっ
た(笑)。彼を求めるバンドは改革を求めているときか、新バンド結
成のときがほとんど。WSも例にもれず、壊滅状態の時期だった。
ただ、カヴァデールのコージー獲得の目的にはもう一つ大きな理
由があった。それまでのWSにかけていたのは職人ではなく、参謀
的存在。普通性格的相性とセッションさえ合えばメンバーなんてす
ぐ決まるもの。でもキャンプまでして語り合う必要があったのは、コ
ージーにドラマーとして以上の役割を求めたから。コージーにとっ
てそこまで買われたのは初めてだったはず。彼は相当の責任感を
しょってカヴァデールの期待に応えようと加入後、あらゆる努力を
したと思うんです。カヴァデールのバックがジョンとニールとコージ
ーの3人になった頃、サウンド・マスターは間違いなくコージーで、
初期のWSとはあきらかに形もサウンドも違うものだったけど、バン
ドとしては僕はよくまとまっていたと思うよ。「サーペンス・・・」の原形
はコージーが作り上げたもの。ニールとの名コンビもあの頃に完成
した訳だし。じゃあなぜ彼が去ったか。そりゃ後に金髪に染めたカヴ
ァデールを見れば、わかるじゃない!(笑)。コージーよりもゲフィン
を信頼するようになったカヴァデールを見たら、今までせっかく力を
注いだのに、そりゃあ誰だって幻滅するわな(笑)。
[1999/03/13 00:01:08]
お名前: kira
ひえ〜、何から書きゃいいんだ〜!
とりあえず今回はコージーについて。
普通、バンドがドラマーを探すとき、「バンドに合うドラマー」を探す
けど、コージーの場合は例外。「コージー・パウエルのドラムが欲
しい!」と思われる。だから凄いんです。ゲイリーは他のドラマーと
同じように単に「コージーに叩いてもらおう」と思ったから、馬鹿だっ
た(笑)。彼を求めるバンドは改革を求めているときか、新バンド結
成のときがほとんど。WSも例にもれず、壊滅状態の時期だった。
ただ、カヴァデールのコージー獲得の目的にはもう一つ大きな理
由があった。それまでのWSにかけていたのは職人ではなく、参謀
的存在。普通性格的相性とセッションさえ合えばメンバーなんてす
ぐ決まるもの。でもキャンプまでして語り合う必要があったのは、コ
ージーにドラマーとして以上の役割を求めたから。コージーにとっ
てそこまで買われたのは初めてだったはず。彼は相当の責任感を
しょってカヴァデールの期待に応えようと加入後、あらゆる努力を
したと思うんです。カヴァデールのバックがジョンとニールとコージ
ーの3人になった頃、サウンド・マスターは間違いなくコージーで、
初期のWSとはあきらかに形もサウンドも違うものだったけど、バン
ドとしては僕はよくまとまっていたと思うよ。「サーペンス・・・」の原形
はコージーが作り上げたもの。ニールとの名コンビもあの頃に完成
した訳だし。じゃあなぜ彼が去ったか。そりゃ後に金髪に染めたカヴ
ァデールを見れば、わかるじゃない!(笑)。コージーよりもゲフィン
を信頼するようになったカヴァデールを見たら、今までせっかく力を
注いだのに、そりゃあ誰だって幻滅するわな(笑)。
[1999/03/12 23:58:16]
お名前: hamaki
一つ前の長い書き込みと話が変わります。
ずっとCOZYに対して疑問に思っていることなんです。問題発言だろうな。
この文章の一番下に書いたことについてご意見お待ちしてます。
>でもアメリカ進出に発想転換の必要性を感じ始めたカヴァデールの変
>化は回りの環境や人の姿勢までさえ変えてしまうようになる。ここから
>は想像だけど、唯一それを制止しようとしてくれたのがコージー。彼の
>加入はお互いの音楽への情熱のベクトルの一致によるものだったけど、
>カヴァデールの大きな変化はコージーに疑問を抱かせるようになって
>しまう。
>ちょっと余談だけど、カヴァデールと同じく、コージーも誰と組もうとそれ
>に相応しい新しい音楽を生み出せる素晴らしいミュージシャンだったで
>しょ? 「どこに行ってもスタイルを変えない」とか「風見鶏」とか言われ
>つづけた彼だけど、彼の通り過ぎたバンドで魂を昇華できなかったバン
>ドはなかったんじゃないかなあ。今更ながら本当に凄いドラマーでした
>(涙、涙)。何が言いたいかというと、コージー脱退の時点で一番WHI
>TESNAKE本来の精神を大切に守っていこうとしてくれたのは、創設
>者カヴァデールではなく、コージーだったんじゃないかということです。
>その後、政治的な右腕と呼べるパートナーを失ったカヴァデールは糸
>が切れたタコ状態で飛んでいってしまうんですよね。
COZYはどんなときも自分のスタイルを貫くタイプだった。
相手を自分のスタイルに合わさせてしまう点がすごかったと思う。これで名曲が生まれて
いった。
「男一匹どのGROUPでも俺にあわさせてやるぜ!」そんなことを本人は思わなかっただろ
うけど、聴いてる側の私はそうだった。でもここが魅力的だった。
COZYはある意味不器用であり自分のスタイルを変えることが嫌だったから、音を指示しよ
うとするGARY MOOREに反発したんだと思う。
何故COZYはWSを脱退したんだろう。結局5年間持たなかった。
DAVIDとの間に何があったんだろう。
ダートムーアのキャンプでお互いの考えをしっかり確認し合ったはずだ。
DAVIDは音楽性を強制しない。どのメンバーにだって自由にやらせてきた。
COZYのド迫力ソロ、VAIの別ステージソロなどなど、WSの音楽性に関係ないものまで認め
ていた。
でもCOZYは、脱退後もDAVIDとは二度とやらないと明言した。
ある程度時間が経ち、RITCHIEやMICHAELに好意的な発言をするようになってもだ。
私はこのCOZYの態度から、音楽性よりはビジネス(金銭)または性格的なもの(実は合わ
なかった)からと考えてるんです。
COZYがWSの柱を守ろうとしたとは私は考えていないんです。
[1999/03/10 20:39:32]
お名前: hamaki
下のカキコ、kiraさんとの対話になっていないのが失敗。。。
[1999/03/09 07:21:31]
お名前: hamaki
WSがバンドでなくなったのは'84年のツアーからだと思っている。
DAVIDのGEFFENとの契約や精神的背景については、深く考えないと難しいので発言を
後にするとし、私がが感じてきたものを中心に書く。
'84のDAVID,COZY,JOHN,NEILの時代からWSはバンドじゃなくなったと思う。
たいしたソロを弾けない(音色がBERNIEほど情熱的じゃない)MELが脱退してからWS
は変わった。
当時の「ROCK TODAY」で、伊藤氏が言ったのを覚えている。
WSは、DAVID,COZY&JOHN,NEILの3つに別れている。COZYとJOHNはいつも二人でひそ
ひそ話をしている。
後でBLUE MURDERを結成したのもうなずけたな。
SUPER ROCK '84@西武球場 で、NEILはWSの出番をステージ横で一人でぽつんと待っ
ていたそうだ。当時の彼のインタビューの「自分がWSにいるのか誰も教えてくれなかっ
た。」が忘れられない。
私はSUPER ROCK '84で、ソロを延々と弾きまくるJOHNと頭の後ろからがんがん叩く
ような様なCOZYのDrがとうていWSに合っているとは思えなかった。
初めて観たWS、いやDAVIDに感動したが、何これ?の気持ちがあった。
これが派手な演奏に対抗するかのようにエキセントリックにシャウトしていくDAVID
の始まりだ。
その後COZYが脱退してしまい、ようやく「SURPENS ALBUS」が出た。
曲は私にとって好きだったものの、ツアーメンバーは全く異なり別のバンドが出てき
たようだった。
好きなADRIANやVIVIANが参加していることで喜んでLIVEを観に行ったが、VIVIANの
ソロはつまらなかった。あまりにもDIOでの音色を期待していたからだけど。
RUDYにもQUIET RIOTのいじめのいきさつからひいきの気持ちがあったが、あの人は
WSに何を残したかって言うと、ブロンドヘアーのSEXYベーシストのイメージだけだった。
音楽的には何もないよ。
ADRIANのクラシカルな音色を期待したが、あまりフィーチャーされているとは思え
なかった。
ただこのときは、DAVIDやっとでかくなって戻って来たねーで一杯の気持ちだった。
その後聴いてびっくりしたのが「SLIP OF THE TONGUE」。
"FOOL FOR YOUR LOVING"には、オリジナルを冒涜してるんじゃないかと思ったほど。
ぴろぴろギターには本当に驚いた。
それでもアルバムは聴き続けたが、LIVEには行く気持ちになれなかった。
一番好きなVoなのに....一番好きなVoだからこそ、こんなド派手な構成にしたDAVID
を責めずに、なおさらVAIだけを恨んだのだ。
歌詞は良いと思ったが「DAVIDのブルーズなんだ」、なんていう考えは当時自分に全
くなかった。
LIVEに行かなかったことを悔やんだのは日本公演最終日の夜だ。その日の放送の
「ROCK TODAY」(SOUNDHOUSEか?)で解散発言が酒井氏から出たのだ。
COVERDALE・PAGEはプロジェクトなので、話から除外。
そして'94のWS復活。
喜んだのはバンドとしてではなくて、DAVIDが元気にHRをしてることだった。
もうメンバーなんてどうでも良かった。WARREN,DENNY,RUDYなんて問題外。
Kbなんて名前すら覚えていない。
私はもうWSではなくてDAVIDだけを求めていた。
くだらんブルーズをWARRENに聴かされたことで、WSがバンドじゃないことは決定的
だった。DAVIDはそれでもWARRENをかばっていたな。
'97の「RESTLESS HEART」は日本が発売を急いだためにWS名義になった。後のEMI
発売ではDAVID COVERDALEの名前を冠した。すでにバンドとしては「SLIP-」で終わり
だったのだ。
私は「RESTLESS-」を歓迎した。ADRIANはいたが、もうDAVIDそのものの復活アルバ
ムだったからだ。ADRIANのやさしいブルーズは聴けたが、彼じゃなきゃという音色は
"DON'T FADE AWAY"のソロ後半にしかない。
落ち着いたオープニング"DON'T FADE AWAY"が自分の復活を静かにアピールしていた
んじゃないだろうか。ほぼWSでは無くなったんだと思う。
ツアーメンバーも寄せ集め。私にとってはどうでも良い連中ばかり。
このツアーではDAVIDの声を聴くことだけを喜びとして出かけたのだ。
...という感じで、私は既に大分前からWSをバンドとして見なくなっていたようです。
DAVIDの歌声が聴ければそれで良い。
文句ばかりでまとまって無いなあ。(ひとまず感想は終わり)
[1999/03/09 00:54:12]
お名前: hamaki
******************************************************************************
kiraさんの熱き思いに敬意を表し、投稿順から読めるようにつなげました。
長いですが是非お読みください。
みなさんもWS、DAVIDに対する思いを書き込んでくださいね。 hamaki
******************************************************************************
いきなり難しいテーマだなあ(笑)。
うまくまとめられそうにないけど、一応僕なりの意見を。
WHITESNAKEを語るとき、カヴァデールの音楽に対する理想を中心に
考えるか、あくまでバンドとしてのサウンドのあり方を討論するか、2通りの
テーマに分けるべきだと思うんですよね。純粋にリスナーとしては後者的
評価もしますが、カヴァデール個人をデビュー時から追いかけてきた1フ
ァンとしては前者的な評価抜きではWHITESNAKEは語れません。
例えばカヴァデールが自己のバンドWHITESNAKE結成を決意したとき、
彼のこだわりは肉体的にも感情的にも訴える音楽を実現することだった。
そして同じ精神でプレイできる人間達でしか生み出せないマジックこそ彼
が求めたものであり、どんなスタイルのプレイヤーかよりも遥かに大切な
メンバー選びの条件だったと思うんです。だからWHITESNAKEの一員
としてプレイの中に何を込めるべきかを見失ってしまった者は出て行かざ
るを得なかったと。
メンバー・チェンジの度に曲調が変わると言われるカヴァデールだけど、
それはパートナーへの信頼と敬意、更にそれは彼自身の飛躍への挑戦
でもあり、決して精神の変化だとは僕は思わないです。
それが彼の言わんとする”ブルース”であり、人生であり、僕が惚れる男
としての姿なんですよね。決して表面的に曲調やフレーズがブルースっ
ぽいことだけが大切なのではなく、聴き手にその心が伝わる瞬間こそが
”ブルース”なのだと、いつの時代の彼の歌唱にも現われてると思うんで
す。
ただそれでもhamakiさんのご指摘どおり、ある時期からのバンド感覚の
欠如や音楽性の変化は、明らかに別の問題だと思います。
・・・・・・次回につづく。
で、カヴァデールの音楽に対する姿勢について触れた訳ですけど、
その角度から各アルバムを僕なりに検証すると、アルバム「レスト
レス・ハート」には他とは決定的に違う面があると思うんです。
アルバム「スリップ・オブ・ザ・タン」はサウンド的には一番好きにな
れない作品でした。でももしヴァンデンバーグ自身がプレイしてい
れば精神的にはWHITESNAKEであっただろうと思います(それ
は前回書いた内容を読み直していただければ、僕の言おうとしてる
ことが分かってもらえると思う)。ラスト・アルバム「レストレス・ハー
ト」を僕が異質だと思う理由は、過去のアルバムのいいとこだけを
持ってきた感じがしたからなんです。ラストであるというテーマがあ
ることをよしとしても、今までのカヴァデールの姿勢からいくと、ヴァ
ンバーグとしか生み出せないWHITESNAKEとしての音楽を見せ
て欲しかったなと思うんです。ヴァンデンバーグがいくらブルースが
プレイできるからといっても、彼じゃないとプレイできないカラーは
あのアルバムのどこにも出ていないと思えてなりません。その意味
ではThe Snakesの方が、「俺たちゃこれしかできねー」みたいで、
凄く好感持てたし、「楽しんでるぞ、こいつら」と思えたところがとても
嬉しかったんですよね。
・・・・・・またまた次回に続く。
とにかく”WHITESNAKEサウンド”という意味ではなく、あくまで”W
HITESNAKEの存在意義”みたいなものを評価するなら、アルバム
「レストレス・ハート」は一番WHITESNAKEらしくなかったんじゃな
いかと思うんです。
例えばhamakさんなら、WHITESNAKEを知らない人に1枚だけ
アルバムを聴かせてあげて「これがWHITESNAKEだよ」と言うと
したらどのアルバム?ここがポイントなんだと思うんですよね。
誤解のないようにお断りしておきますが、僕はアルバム「レストレス
・ハート」が大好きなファンです。が、それはカヴァデールの魅力満
載のアルバムだから。少なくともあの作品をして「これがカヴァデー
ルだよ」と胸ははれても、「これがWHITESNAKEだ」とは僕には言
えないです。
カヴァデールは頭がいい人です。あのアルバムが完成した直後、
まだ前進か解散かを迷っていたのは、客観的にあの作品を聴いて
そのあたりの葛藤があったからだと思うんです。もしあの作品で新
たなWHITESNAKEとしての可能性を見出ていれば、今の彼に相
応しいWHITESNAKEにチャレンジする道もあったはず。そうせず
に解散を選んだのは、自分のバンドに対する精神そのものの変化
に気づいたからじゃないかと推察しています。決して体力的な問題
が一番の理由ではないと・・・。
・・・・まだ書き足らない。しつこく次回へつづく。
とにかくアルバム「スライド・イット・イン」までのカヴァデールのメンバー
選びは、プレイスタイルはどうあれ、コージーにせよサイクスにせよ彼の
WHITESNAKEに掲げたポリシーには最適のプレイヤーとして僕は納
得できる人材ばかりでした。加入した当時は反対したファンも多かった
けど、僕は「なるほど」と思ったものでした。期待通りいい仕事をアルバ
ムとして残してくれたと今でも思うしね。
でもアメリカ進出に発想転換の必要性を感じ始めたカヴァデールの変
化は回りの環境や人の姿勢までさえ変えてしまうようになる。ここから
は想像だけど、唯一それを制止しようとしてくれたのがコージー。彼の
加入はお互いの音楽への情熱のベクトルの一致によるものだったけど、
カヴァデールの大きな変化はコージーに疑問を抱かせるようになって
しまう。
ちょっと余談だけど、カヴァデールと同じく、コージーも誰と組もうとそれ
に相応しい新しい音楽を生み出せる素晴らしいミュージシャンだったで
しょ? 「どこに行ってもスタイルを変えない」とか「風見鶏」とか言われ
つづけた彼だけど、彼の通り過ぎたバンドで魂を昇華できなかったバン
ドはなかったんじゃないかなあ。今更ながら本当に凄いドラマーでした
(涙、涙)。何が言いたいかというと、コージー脱退の時点で一番WHI
TESNAKE本来の精神を大切に守っていこうとしてくれたのは、創設
者カヴァデールではなく、コージーだったんじゃないかということです。
その後、政治的な右腕と呼べるパートナーを失ったカヴァデールは糸
が切れたタコ状態で飛んでいってしまうんですよね。
あ〜、ペンが止まらんようになってきた。ちょっと休憩。
またまた次回へつづく!
ビジネス的な成功を意識ていくカヴァデールは何かが変わったけど、
それでもWHITESNAKEとしてのあり方を彼は忘れなかった。それは
その後加入するメンバーにも信頼を寄せ、彼らに自由を与え続けた姿
勢に現われてる。
でもエイドリアンの負傷という事態が招いた「スリップ・・・」での思わぬ
”スリップ”で(笑)、カヴァデールは反省と自身の今後について長い時
間悩むことになる訳です。で、原点回帰というテーマを掲げ、完成させ
たのがアルバム「レストレス・ハート」だったんだけど、回帰の仕方が
間違ってたと思うんです。それはかつてのどのWHITESNAKEの作
品にも有り得なかった、カヴァデールの完全コントロールになり過ぎた
ことが全て原因だと僕は見ています。サウンドや楽曲的には確かに往
年のものに近いけど、バンドとしての骨格がないカルシウム不足感は、
僕に言わせると「これはWHITESNAKEじゃない」のです。彼が今、
新たな旅立ちをしようとしてるのはWHITESNAKEという枠を捨て、
いい意味で「レストレス・ハート」で取り戻した自信を武器に、自分自身
の音楽そのものを楽存分に出し切って楽しもうとしているからなんだと、
僕は嬉しく思っています。
最後に一言。
ムーディやマースデンのコメントは正直、的を得ています。でも逆にThe
Snakesやサイクス、マニック・エデンの楽曲が優れていながらもイマイ
チ無駄が多かったり、詰めが甘かったり、メジャーになりきれないのは
カヴァデールのような指揮官に恵まれないせいじゃないかなと僕は言い
たいですね。
なんか結局まとまりませんでしたね(笑)。
[1999/03/07 10:06:58]
お名前: kira
まさかKINOさんからつっ込みが来るなんて(笑)。
いやー、恥ずかしい(ポリポ)。
「レストレス・ハート」、WS的でなくてもいい。そう、いいんです(笑)。
KINOさんの書いてくださったエピソードなんかも勿論知ってますよ。
ただ、もしWS名義じゃなければもっと高い評価受けてた作品だと思う
ので(考え様によっては「スリップ・オブ・ザ・タン」もね)、そういう意味
では残念で、あれこれ言いたくなっちゃうんですよね。
WSのラストに相応しいかどうか。「スターカーズ・・・」で見事にしめて
くれたんで、僕としてはあれがラストです。あれは最高にWSです。
とにかくいろいろ喋り捲りすぎましたよね。反省、反省。
でもせっかく書いたし、もっといろんな反論もきいてみたいなあ。
でもタイトルが「こんばんは!」のまま書き続けちゃったので、こりゃ
ほとんど誰も見てくれてないでしょうね。変えときゃよかったなあ(笑)。
[1999/03/04 19:19:51]
お名前: KINO'89
徹夜仕事前なんで軽く(苦笑)。
昨日読んでて、感動してしまいました。kiraさんも"Slip Of The Tongue"は
許せるのですね?俺以外にもいた(笑)。ビジョンが変われど本質は変わらず。
90年の武道館ラストを観ててそう思いました。
(否定はしていらっしゃいませんが)"Restless Heart"がWS的でなくても
いいではないですか。日本でWS名義で出したのはあくまで東芝EMI側の都合だった
と思います。実際UKではDavid Coverdale & WHITESNAKEとして出されてますし。
個人的には発売直前にWSを解散させて新しいキャリアをスタートさせることは
ラジオなんかで知ってたので聴いて驚きもしませんでしたし、却ってWS的なものも
あるということでおもしろがって聴きました。
WSのラストアルバムに相応しいか...考え方次第ぢゃないでしょうか?どうしても
「バンド」として捉えるとツライものがあるとすれば、ならばWSのラストアルバムは
"Slip Of..."と考えればいい。ぢゃあ対するWS初のアルバム(音源)は?と聞かれたら
"Trouble"。でも俺は"Snakebite(4曲入り)"がWSの始まりだと考えるから
"Restless Heart"で〆るのは自然だと思ってます、どちらもCoverdale's WHITESNAKEの
名で出してるし。
WSの名前に拘ってるのはリスナーの方だけで、"1987"からジャケ写から蛇が消えちゃって
エンブレムにこだわってたのは、案外WSという名前がCovにとっては「シンボリックな
もの」でしかないとってことなのかもしれません。
俺もなんかまとまりつかなくなっちゃったけど、許してちょ。
kiraさんみたいに洞察力のある、アーティスト側への理解が深いファンばかり
だったら、kiraさんみたいな人が某雑誌の編集部にいたら(爆)
少しはまともな世の中になってたとは思う、HR/HMの世界。
[1999/03/04 01:10:34]
お名前: hamaki
>kiraさん
恐れ入りました!!
じっくり私の考えを書きたいと思います。
とは言うものの、kiraさんのように考えて聴いてないから困った。。。。
いつも「WS好き」、だけで聴いてきたから。
[1999/03/03 12:57:05]
お名前: kira
(きりがないので、これで一応まとめてみます。)
ビジネス的な成功を意識ていくカヴァデールは何かが変わったけど、
それでもWHITESNAKEとしてのあり方を彼は忘れなかった。それは
その後加入するメンバーにも信頼を寄せ、彼らに自由を与え続けた姿
勢に現われてる。
でもエイドリアンの負傷という事態が招いた「スリップ・・・」での思わぬ
”スリップ”で(笑)、カヴァデールは反省と自身の今後について長い時
間悩むことになる訳です。で、原点回帰というテーマを掲げ、完成させ
たのがアルバム「レストレス・ハート」だったんだけど、回帰の仕方が
間違ってたと思うんです。それはかつてのどのWHITESNAKEの作
品にも有り得なかった、カヴァデールの完全コントロールになり過ぎた
ことが全て原因だと僕は見ています。サウンドや楽曲的には確かに往
年のものに近いけど、バンドとしての骨格がないカルシウム不足感は、
僕に言わせると「これはWHITESNAKEじゃない」のです。彼が今、
新たな旅立ちをしようとしてるのはWHITESNAKEという枠を捨て、
いい意味で「レストレス・ハート」で取り戻した自信を武器に、自分自身
の音楽そのものを楽存分に出し切って楽しもうとしているからなんだと、
僕は嬉しく思っています。
最後に一言。
ムーディやマースデンのコメントは正直、的を得ています。でも逆にThe
Snakesやサイクス、マニック・エデンの楽曲が優れていながらもイマイ
チ無駄が多かったり、詰めが甘かったり、メジャーになりきれないのは
カヴァデールのような指揮官に恵まれないせいじゃないかなと僕は言い
たいですね。
なんか結局まとまりませんでしたね(笑)。
[1999/03/02 18:04:37]
お名前: kira
(さらに続きです。)
とにかくアルバム「スライド・イット・イン」までのカヴァデールのメンバー
選びは、プレイスタイルはどうあれ、コージーにせよサイクスにせよ彼の
WHITESNAKEに掲げたポリシーには最適のプレイヤーとして僕は納
得できる人材ばかりでした。加入した当時は反対したファンも多かった
けど、僕は「なるほど」と思ったものでした。期待通りいい仕事をアルバ
ムとして残してくれたと今でも思うしね。
でもアメリカ進出に発想転換の必要性を感じ始めたカヴァデールの変
化は回りの環境や人の姿勢までさえ変えてしまうようになる。ここから
は想像だけど、唯一それを制止しようとしてくれたのがコージー。彼の
加入はお互いの音楽への情熱のベクトルの一致によるものだったけど、
カヴァデールの大きな変化はコージーに疑問を抱かせるようになって
しまう。
ちょっと余談だけど、カヴァデールと同じく、コージーも誰と組もうとそれ
に相応しい新しい音楽を生み出せる素晴らしいミュージシャンだったで
しょ? 「どこに行ってもスタイルを変えない」とか「風見鶏」とか言われ
つづけた彼だけど、彼の通り過ぎたバンドで魂を昇華できなかったバン
ドはなかったんじゃないかなあ。今更ながら本当に凄いドラマーでした
(涙、涙)。何が言いたいかというと、コージー脱退の時点で一番WHI
TESNAKE本来の精神を大切に守っていこうとしてくれたのは、創設
者カヴァデールではなく、コージーだったんじゃないかということです。
その後、政治的な右腕と呼べるパートナーを失ったカヴァデールは糸
が切れたタコ状態で飛んでいってしまうんですよね。
あ〜、ペンが止まらんようになってきた。ちょっと休憩。
またまた次回へつづく!
[1999/03/02 12:47:32]
お名前: kira
(続きだよ)
とにかく”WHITESNAKEサウンド”という意味ではなく、あくまで”W
HITESNAKEの存在意義”みたいなものを評価するなら、アルバム
「レストレス・ハート」は一番WHITESNAKEらしくなかったんじゃな
いかと思うんです。
例えばhamakさんなら、WHITESNAKEを知らない人に1枚だけ
アルバムを聴かせてあげて「これがWHITESNAKEだよ」と言うと
したらどのアルバム?ここがポイントなんだと思うんですよね。
誤解のないようにお断りしておきますが、僕はアルバム「レストレス
・ハート」が大好きなファンです。が、それはカヴァデールの魅力満
載のアルバムだから。少なくともあの作品をして「これがカヴァデー
ルだよ」と胸ははれても、「これがWHITESNAKEだ」とは僕には言
えないです。
カヴァデールは頭がいい人です。あのアルバムが完成した直後、
まだ前進か解散かを迷っていたのは、客観的にあの作品を聴いて
そのあたりの葛藤があったからだと思うんです。もしあの作品で新
たなWHITESNAKEとしての可能性を見出ていれば、今の彼に相
応しいWHITESNAKEにチャレンジする道もあったはず。そうせず
に解散を選んだのは、自分のバンドに対する精神そのものの変化
に気づいたからじゃないかと推察しています。決して体力的な問題
が一番の理由ではないと・・・。
・・・・まだ書き足らない。しつこく次回へつづく。
[1999/03/02 08:31:46]
お名前: kira
(昨日のメールの続きです。)
で、カヴァデールの音楽に対する姿勢について触れた訳ですけど、
その角度から各アルバムを僕なりに検証すると、アルバム「レスト
レス・ハート」には他とは決定的に違う面があると思うんです。
アルバム「スリップ・オブ・ザ・タン」はサウンド的には一番好きにな
れない作品でした。でももしヴァンデンバーグ自身がプレイしてい
れば精神的にはWHITESNAKEであっただろうと思います(それ
は前回書いた内容を読み直していただければ、僕の言おうとしてる
ことが分かってもらえると思う)。ラスト・アルバム「レストレス・ハー
ト」を僕が異質だと思う理由は、過去のアルバムのいいとこだけを
持ってきた感じがしたからなんです。ラストであるというテーマがあ
ることをよしとしても、今までのカヴァデールの姿勢からいくと、ヴァ
ンバーグとしか生み出せないWHITESNAKEとしての音楽を見せ
て欲しかったなと思うんです。ヴァンデンバーグがいくらブルースが
プレイできるからといっても、彼じゃないとプレイできないカラーは
あのアルバムのどこにも出ていないと思えてなりません。その意味
ではThe Snakesの方が、「俺たちゃこれしかできねー」みたいで、
凄く好感持てたし、「楽しんでるぞ、こいつら」と思えたところがとても
嬉しかったんですよね。
・・・・・・またまた次回に続く。
[1999/03/01 23:52:01]
お名前: hamaki
私は「COME AN'GET IT」からですが、ずっとDAVIDを追い続けていました。
初期の時代が最も好きですが、彼が作る曲は組む相手が誰であれ素晴らしい。
どの時代でも曲調は非常に聴きやすいし、人生や愛について男の辛さを歌った
歌詞は涙ものです。
ただ、私は漠然と良いと思ってきただけなので、KINOさんの「彼のブルーなんだ」
というような発言や、kiraさんが書かれている「彼の言わんとする”ブルース”」
のように、「ブルーズ」と結び付けて考えていませんでした。
最近、KINOさんの発言をもとに歌詞を読んで、やはり人生を歌った「ブルーズ」
なんだなと納得するようになりました。
勿論ブルーズだから、あの子が好きという恋愛ソング(またはSEXYソング)もあり
ますね。
kiraさんの言われるとおり、WSでやる気をなくしてしまったメンバーは辞めさせ
られていったんでしょう。または辞めなければならない状況だったんでしょう。
DAVIDはやる気のあるメンバーに対しては、ソロなどどんどんさせていたから、
ワンマンというのとは少し違っていたと思います。
ちゃんとスポットライトを浴びせるように気を使っていた。
ただあまりにも自由にやらせ過ぎて、COZYの頭を殴られるようなど迫力ソロや
延々とプレイするSYKESのソロ(あまりにも長くて西武球場で友人は狭山茶を買い
に行った)、VAIのきらきらぴろぴろソロはマッチしていなかったけど。
なんだかまとまらなくなっちゃったなあ。
DAVIDの作る曲はどれもブルーズ、決してワンマンではなくてどんどんスポット
ライトが浴びるように気を使っていた、ということを書いたつもりです。
[1999/03/01 20:46:57]
お名前: kira
いきなり難しいテーマだなあ(笑)。
うまくまとめられそうにないけど、一応僕なりの意見を。
WHITESNAKEを語るとき、カヴァデールの音楽に対する理想を中心に
考えるか、あくまでバンドとしてのサウンドのあり方を討論するか、2通りの
テーマに分けるべきだと思うんですよね。純粋にリスナーとしては後者的
評価もしますが、カヴァデール個人をデビュー時から追いかけてきた1フ
ァンとしては前者的な評価抜きではWHITESNAKEは語れません。
例えばカヴァデールが自己のバンドWHITESNAKE結成を決意したとき、
彼のこだわりは肉体的にも感情的にも訴える音楽を実現することだった。
そして同じ精神でプレイできる人間達でしか生み出せないマジックこそ彼
が求めたものであり、どんなスタイルのプレイヤーかよりも遥かに大切な
メンバー選びの条件だったと思うんです。だからWHITESNAKEの一員
としてプレイの中に何を込めるべきかを見失ってしまった者は出て行かざ
るを得なかったと。
メンバー・チェンジの度に曲調が変わると言われるカヴァデールだけど、
それはパートナーへの信頼と敬意、更にそれは彼自身の飛躍への挑戦
でもあり、決して精神の変化だとは僕は思わないです。
それが彼の言わんとする”ブルース”であり、人生であり、僕が惚れる男
としての姿なんですよね。決して表面的に曲調やフレーズがブルースっ
ぽいことだけが大切なのではなく、聴き手にその心が伝わる瞬間こそが
”ブルース”なのだと、いつの時代の彼の歌唱にも現われてると思うんで
す。
ただそれでもhamakiさんのご指摘どおり、ある時期からのバンド感覚の
欠如や音楽性の変化は、明らかに別の問題だと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次回につづく。
[1999/03/01 16:56:35]
お名前: hamaki
>kiraさん
こちらへの初めての書き込みありがとうございます。
あらためてテーマを投げるとなると直ぐ思いつかないんですが...
レコード・コレクターズ3月号に、MICKY MOODYのインタビューが載っていました。
辞めていった人達がよくするDAVIDへのコメント、「DAVID+バックバンド」を彼も
していました。
私は、スターを欲しがったレコード会社がDAVIDにちやほやしたせいは勿論あると
思うけど、「COME AN'GET IT」のアメリカ・ツアーで惨敗して、やる気をなくした
バンドの建て直しには強烈なイニシアチブを取るしかないとDAVIDは考えたんだと思っ
ています。
HP作るのはテキスト中心なら簡単です。私は本を見て手入力でやってるくらいですもん。
強烈なWSのページを期待しています。
P.S.
B.B.については、KINOさんのページに専用掲示板がありますよ。
[1999/02/28 20:57:36]
お名前: kira
間違ってTOSIさんの「はじめまして」のコメント欄にご挨拶しちゃい
ました(そっちも観てね)。TOSIさんもこれ読まれたらゴメン&ヨロシ
クです。HP出来たら教えてね。
またhamakiさんともゆっくり語り合いたいです。カヴァデールにつ
いてならどんなテーマでもいいので何でも投げかけてくださいね。
僕も時間の許す限りどんどんこのページに投じていこうと思います
ので。じゃあまた!
kira
[1999/02/25 21:24:21]
このテーマについての発言をどうぞ。
記事一覧に戻る