記事タイトル:METAL CRUSADE'99(Hamaki代打) |
きのしたさん、代打ありがとうございました。 レポートも書いていただき、感激です! NWOBHMもリアルタイムで経験されている、HRの生き字引であるきのしたさんならでは のレポートですね。考え込まれてしまった当たり特に... 演奏力は????があったみたいですが、まあそんなものなのかもしれないですねえ(あ、 人に代打させておいて不適切な表現でした)。ばりばりの現役は、トロイ兄弟だけなんだろう し。 MANTISの"CHEATED","RUNNING FOR-"は、前回の来日でやらなかったので、拾いもので したね。オリジナルで聴けて感激だったでしょうね。 1stが素晴らしいのは間違いないですが、私はオリジナルメンバーにそんなに思い入れは ないので、今回のイベントがきっかけで今のメンバーのデニス達と仲が悪くならないよう祈 るのみです。 一番最後、SEで"WE WISH YOU WELL"がかかったそうですよー。[1999/08/05 22:34:27]
皆さん、Hamakiさん、こん××は。 出張になってしまったHamakiさんの代わりに、8/1日比谷野音で開催された METAL CRUSADE'99の簡単なレポートを・・・。 私、当年40才。NWOBHM20周年ってことは、僕が20才の時です。まさに大学生、 所謂ヘヴィメタルキッズだった事は間違いありません。毎日ギターをしょって 大学へ通って、クラブの部室で当時新着のアルバムをかけながらコピーに明け暮れて いました・・・。そんな時に一番心の琴線を揺るがせたのは、PRAYING MANTISの 「Time Tells No Lies」でした。両ギターパートをフルコピーしました、完璧に・・・。 Hamakiさんから「急遽出張になったので、よかったら行きませんか?」とメールを もらい、「それは是非!」と暑い野音もものともせず出掛けた訳です。 もしかして、あの頃の瑞々しい心にまた出会えるかも・・・と。 ライブは各バンド40分で、セッティング変更20分を伊藤正則氏のDJで過ごすものです。 会場はBブロックまで埋まっていまして、Cブロックは暑さ凌ぎの人たちが、もう少し のんびりした感じでリラックスしながら楽しんでいる、和やかな雰囲気ですが、 いるんだ、これが!パッチワークのGジャン、リストバンド、ガンベルトの強者達が! おぢさんはにっこり・・・!おーおー、いいぢゃんよぉ・・・。 スタートはTRESPASS。全盛期は知りません。スタートからPAのバランスも良く、 アップテンポの、如何にもな曲が続きます。特にラストあたりの曲はなかなかでした。 しかぁし!全般に曲は退屈、ボーカルは一本調子・・・如何にもB〜C級な雰囲気。 2番手はSAMSON。おぉ、ドラムはサンダースティックだぁ!相変わらずバカッぽいのぅ。 リズムが悪いのも変わりなし。ギターはコーラスエフェクトが掛りっ放しで聞き辛い。 これも曲が退屈なんだ・・・。ぢゃあね! 3番手はTANK。このバンドも全盛期を知りません。ちょっとバンドの選択がマニアック 過ぎないかい?それとも現在集合可能なのはこれくらいって事かな。 しかぁし!実はこのTANK、侮れませんでした。分厚いサウンド、疾走感、まとまりと、 完全なる及第点。それにボーカルの野太い咆哮、右ギターの腕前と、聞かせどころも有。 とんでもない拾いもんでした。 4番手はいよいよPRAYING MANTIS。今回はDr.のデイヴ・ポッツとギターのスティーヴ・ キャロルが復帰してオリジナル編成!そりゃもう期待で一杯ですよ。特にスティーヴの 唄とギターは大好きでしたからね。 前面にあった他バンドの機材をどかし、スタート!あれ?ギターが聞こえない!! ありゃま、スティーブのお馴染レスポールが不調だ!おまけにティノのギターは音量が 出てないぞ?更にPAが全くのへたくそ!!美麗ツインリードがいきなりのつまづき。 スティーブ、ギターを替える・・・よし!ありっ?なんぢゃい、その音は! 文字通りの「ペンペン」サウンドですよ(泣)更に更ぁに!弾けてない・・・(号泣) どぉしたんだよぉぉぉ、スティーヴゥ!!客席でも「ありゃりゃあ?」の声・・・。 きっと、今は普通の社会人なんでしょう。まあ、なんと残酷な光景でしょう。 おもいぃで ぼろぼろぉ・・・(唄:内藤やす子) では自分を救うネタは、というと・・・ さすがトロイ兄弟は現役、もうバッチリでした。デイヴのドラムも不安なし。 売り物のコーラスも美しい。疾走感のある美旋律は再現できましたし、ギターは(泣)の スティーヴも、高いしゃがれ声のボーカルに以前の味を蘇らせました。「Cheated」や 「Runninng For Tommorow」は、さすがにジーンと来るものがありましたよ。 ほんとはスティーヴがちゃんと復帰して、オリジナルのMANTISでやってほしいですが。 外的な要因としてはPAですね。一升瓶振りかざして殴り込もうかと思いました。 とは言え、曲のポテンシャルは他3バンドを圧倒的に超えています。惜しいなぁ。 最後にTANKとMANTIS合同でR n' Rナンバー。やめろよ、かっこわりぃ!!と、私は退出。 う〜ん、複雑な思いでしたね。家に帰って、MANTIS聴きながら考え込んじゃいました。 彼等と同じように、自分も老い、衰えているんだなぁ・・・と。[1999/08/02 11:08:19]