VINYL REVIEW
気になるアルバム/シングルについてレビューしています。
'99年購入したものがメインです。
'98年の分 '97年の分
「CAN'T GET THERE FROM HERE」/GREAT WHITE('99.JA.VICTOR ENTERTAINMENT,VICP-60628)
「THE UNFORGIVEN」/MICHAEL SCHENKER GROUP('99.JA.NIPPON CROWN,CRCL 4720)
「JUST ANOTHER SUICIDE」/THUNDER('99.JA.VICTOR ENTERTAINMENT,VICP-60564)
「CAN'T GET THERE FROM HERE」/GREAT WHITE('99.JA.VICTOR ENTERTAINMENT,VICP-60628)
'99.7.4

GREAT WHITEには裏切られることが無い。
ブルーズ・フィーリング溢れる曲調に、ちょっと高めでやさしいJACK RUSELLのVoが乗っているところは変わらない。
新譜では聞き易さが加わって、彼らの久しぶりのヒットだと思う。
得意のロックン・ロールも健在だ。
NIGHT RANGERのJACK BLADESがプロデュースをしており、6曲で作曲にも参加している。
復活後のNRの曲はともかく、GWでの組み合わせは良い方向に作用したんだろう。
オープニングの"ROLLIN'-"は軽快なロックン・ロールで、無難にスタートするが、2曲目の"AIN'T NO-"が最高!
ブルージーなGrとやさしいVoがけだるい感じだが、キャッチーで良いのだ。
J.BLADESの効果に大感謝。
キャッチーだが、けだるさが泣かせてくれるのだ。
そして何とDON DOKKENも作曲に参加している(4曲共作、"PSYCHEDELIC-"はJ.BLADESと共同プロデュース)。
DOKKENも復活後はダークだったが、良い方向を持ち込んだんだろう。
ろくな曲がない今のHR/HMで、この曲は私には久しぶりのヒットだ。
泣ける曲を聴けるのが、HR/HMの醍醐味の一つなのだ。
3曲目の"SILENT-","SISTER-"も同様な曲調だけど素晴らしい。
JACKの熱唱とMARK KENDALLのブルーズGrソロがたまらない。
ハードな曲もちゃんとあり、ロックン・ロールを基調とした"GONE-"はうねうねしてしつこくて最高。
"THE GOOD-"はD.DOKKENとJ.PILSONの共作で、ヘヴィでスローな曲。
最近のG.WHITEには無い曲調だが、なかなか良い。
BALLADもうまいVoだと当然最高。
とにかくお気に入りのALBUMだ。
こんな曲を聴かせてくれるのは、今はTHUNDERとGREAT WHITEくらいだなあ。
- ROLLIN' STONED
- AIN'T NO SHAME
- SILENT NIGHT
- SAINT LORRAINE
- IN THE TRADITION
- FREEDOM SONG
- GONE TO THE DOGS
- WOODEN JESUS
- SISTER MARY
- LOVELESS AGE
- PSYCHEDELIC HURRICANE
- HEY MISTER
- THE GOOD DIE YOUNG
「THE UNFORGIVEN」/MICHAEL SCHENKER GROUP('99.JA.NIPPON CROWN,CRCL 4720)
'99.4.13
初めて聴いたときは、MICHAELはもうやばいんじゃないかと思った。
なんとなくGrの音色が黒くてダークに聞こえたし、官能的な音色が聞こえない。
でも毎日聴き続けていくうちに、MICHAELのフレーズはしっかり息づいてることが分かった。
まずいなと思っても毎日聴き続けるところは、やはりMICHAELが好きだからだと思う。
それはともかく、聴くほどに味が出るなんて、使い古された例えだけどスルメイカのようだ。
"HELLO ANGEL"は、やるせないイントロや、途中のやさしい歌声から激しくなっていくという展開が最高。
このアルバムからスリリングな曲を選ぶと、唯一これになるかな。
KELLY KEELINGの声もソウルフルでなかなか良い。
"PILOT-"もけっこうGrを弾きまくっていて、スリリングな曲のうちと言えるかな。
"FAT CITY-"はスピードナンバーで、曲調と乾いた声質がJOEのRAINBOWのように聞こえる。
"FOREVER-","THE STORM"のBALLAD系は、まるでGARY BARDENが歌っているかのようで、'80年代のMSGファンとしては懐かしい気持ちで一杯だ。
「THANK YOU」以来、耳になじみがある音色のアコースティックも堪能することが出来る。
特に"THE STORM"は、Grが全開ではないが多少泣いてくれ、心に訴えるものを感じた。
もうちょっと泣いてくれれば最高なのに。
他はほとんどミドルテンポのナンバーだが、アルバム全体に渡ってMICHAELのフレーズが息づいているので、一々説明できないなあ。
味があるアルバムで良かったが、不安は残る。
'98.4の日本公演ぶち切れの後のG3ツアーでも、さえた音色は聴けなかったし(bootleg CD,VIDEOによる)、今回のアルバムでも全開ではない。
何か引っかかるところがあって、今の音色になってしまうのか?謎である。
きっと本人にも分からないんだろう。
それでも私はMICHAELが好きです。
ぶち切れちゃう人だと分かっていても付いていくのです。
- RUDE AWAKENING
- THE MESS I'VE MADE
- IN AND OUT OF TIME
- HELLO AGAIN
- FAT CITY N.O.
- TOWER
- PILOT OF YOUR SOUL
- FOREVER AND MORE
- TURNING OFF THE EMOTION
- LIVE FOR TODAY
- ILLUSION
- THE STORM
「JUST ANOTHER SUICIDE」/THUNDER('99.JA.VICTOR ENTERTAINMENT,VICP-60564)
'99.2.21
NEW発売前のシングル。
- JUST ANOTHER SUICIDE
アコースティックGrが全編に流れるHR。
とても効果的です。
勿論ちゃんとエレキが入る。
大きなインパクトを持った曲とは言えないけど、曲の良さはもう定番です。
- MONTANA MOUNTAIN WOMAN
この曲もアコースティックGrを使っているが、曲調はBALLAD系。
LUKEが付き合っていたVIXENの女性(!誰だ?)が題材だそう。
特に劇的な展開をしていく曲じゃないけど、ダニーの歌声は良いなあ。
NEWのテーマはアコギなのかな。
- DUELLING HARMONICAS
聴いてて吹き出しちゃう様なおちゃらけた曲。
酔ってハーモニカを吹いているらしい。
ピアノもじゃんじゃん速くなる。
演奏しながら大笑いしているところがまたこちらの笑いを誘っちゃうよ。
- WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS(LIVE)
ジョー・コッカーやビートルズよりもTHUNDERのヴァージョンが好き。
うまいVoだし演奏もハードだからね。
'98年CLUB CITTA'の演奏で、オーヴァーダブは無いらしい。
久しぶりの演奏とのことでコーラスなんかはおぼつかないけど、彼ら演奏すると味があるのです。
- SHE'S SO FINE(LIVE)
やはり'98年CLUB CITTA'の演奏から。
ゆったりとうねるようなGrの音色が好き。彼らの名曲だね。
この曲を聴くと'91年のファイナルカウントダウン(@東京ドーム)を思い出すなあ。