お花を長持ちさせる方法
切花を長く持たせる方法

1.花束をもらったら
  ラッピングを外し、まず水上げをしましょう。さらに、切花用延命剤を水に入れると効果抜群です。
  また、水の交換をこまめにすることも効果的で、この時にまた水切りをすれば更に持つと思います。

2.もらった花がしおれかけている時
  夏など、暑い時期に多いのですが、家に持ち帰ったら花がしおれかけていて、急いで水につけても結局枯れてしまうことがあります。このような時の水上げの方法ですが、首がふらふらしているような時は、新聞紙などで首のあたりまで包み湯上げをします。その後、すぐに飾らずにバケツにたっぷりの水を入れそれに水が上がるまでつけておきます。(深水につける)それから、適当な長さに水きりして、花瓶に飾ってください。ここでも、切花用延命剤を使うと効果が出ます。
  
水上げの方法
   *水きり・・・バケツのような大きな入れ物に、水を張りその中で切れるはさみで切
           り口を新しくする。
           時間のない時はこの方法が早くて手軽。
   *湯上げ・・・切り口を新しくしたものを、沸騰したお湯の中に5-10秒つけます。(この
           方法が一番効果があるかな?)

切り花用延命剤がない時は、下記の方法でも代用できます。
  ◎花瓶の中に台所用洗剤を、2〜3滴たらす。
       (これは、空気中のバクテリアが水に入らないようにする効果があります。した
        がって水が腐りにくく、お花が長持ちします。)
  ◎花瓶の中に、漂白剤を入れる。
       (これも水に入ったバクテリアを殺菌することによりお花を持たせる方法です。)
  

 要するに、お花を長持ちさせるには、切り口に入っているバクテリアの除去、(水きりで切り口を新しくする、湯上げで切り口のバクテリアの殺菌)延命剤などで空気中から水に入ってきたバクテリアの殺菌、を行えばいいということですね。ただし、延命剤は花をきれいに咲かせる効果も備えていますので、洗剤や、漂白剤よりもきれいに咲いた花を見られると思います。
 そのほか、疑問に思っていることなど何でもお答えしますので、お気軽にご質問ください。

 

 

 

水切り

花を長持ちさせる代表的な方法。バケツなどに水を汲み、切花の切り口を水中に入れ、それを2~3cmのところを斜めにきります。はさみやナイフで、切り口を鋭く切ってください。

 

湯上げ

切花の茎を2~3cmきり、沸騰させたお湯の中に5~10秒つける方法。弱りかけの花、水上げのよくない花(バラ.ブルースター.デルフィニュームetc)などに有効です。