質問1 やきものの種類は
名称 原料 うわぐすり 焼成温度 透水性 透光性
土器 粘土 なし 約800度 あり なし 縄文土器
石器 粘土 なし 1200〜1300度 なし なし 須恵器
陶器 粘土 あり 1000〜1300度 あり なし 唐津焼
磁器 陶石 あり 1250〜1400度 なし あり 波佐見焼
質問2 1599年に波佐見でやきものを焼き始めたことは本当ですか 写真下・永尾山神社玉垣
実ははっきりとした裏づけはありません。町内永尾郷にある山神社の玉垣には「当山元建 慶長四亥年 玉垣再建 明治26年 巳年」とあり慶長四年(1599)にやきもの生産が始まったことを暗示しています。ただし波佐見でもっとも古い窯跡(下稗木場窯跡)の発掘調査の結果、この窯が築かれたのは約400年前と考えられており、可能性が残されているといえるでしょう。
質問3 波佐見には江戸時代の古い窯跡がいくつくらいありますか
いまのところ8地区30基余り確認されています。肥前では有田町、伊万里市、武雄市につづく多さです。
質問4 江戸時代焼き物用の粘土はどのようにして作ったか 写真下・復元された唐臼(有田町)
陶器の場合山などから土を採取し「水ひ」と呼ばれる不純物を取り除く作業を行えば、やきもの作りに適した粘土を得ることができます。しかい磁器の場合は、まず陶石という火山性の堅い岩石(石英粗面岩)を打ち砕かねばなりません。その際、江戸時代には水力を利用した「唐臼」が使用されていました。粉々にされた陶石は、陶器と同様に水ひの工程をえた後やきもの用の「陶土」となります。
質問5 江戸時代のやきものの型作りは 写真下・復元された蹴ロクロ(中尾山伝習館)
1、てびねり成形・指や竹べらなどを用いて形作る方法です。
2、ろくろ成形・ろくろの回転を利用し、粘土を引き上げて形作る   方法です。
3、型作り成形・あらかじめ形が刻まれた形に粘土を押し当てて作  る方法。