BPでセルフ給油を体験しよう!


BP全景
BP EXPRESS全景。グリーンで
まとめられている。

給油機
給油機。パネルにボタンが並んでいる
ところがほかのGSと違う。

給油中
自分自身で給油。使い方は簡単。

支払い
ここで、給油機番号を言い、
支払いを済ませる。

盛況
この日は日曜日で、たくさんいた。
また、洗車機も順番待ちしていた。

窓拭き
窓拭きは、専用の器具(スポンジと
ワイパーがついたもの)で拭く。

器具
左から、空気圧調節器、室内掃除機
(有料)、マット洗い機。これらも
自分で動かします。


  昨年(98年)の秋、我が富士見村にセルフ型ガソリンスタンドBP EXPRESSふじみ店がオープンしました。セルフ型ガソリンスタンドとしては、県内二番目です。
  BPは、正式名称British Petroleumで、かの有名なイギリスの石油会社です。日本では、ベイシアグループとともに展開しています。ここふじみ店も、となりにコンビニエンスストアのセーブオン、相向かいにベイシアショッピングセンターが建ち並んでいます。

BPでの給油のしかた
  1. まず、給油機のパネルで、希望金額、または量のボタンを押す。
  2. 希望の給油ノズル(レギュラー、ハイオク、軽油)をとり給油口のふたを開け、差し込む。
  3. ノズルのレバーをひくと、給油を開始。
  4. 希望の金額・量がくると自動的に止まります。
  5. 給油口のふたを閉め、給油機の番号を確認する。
  6. 会計所で給油機の番号を言い、支払いを済ます。
と、こんなかんじでやっていきます。注意するところは、ノズルの先についている油種反応センサです。これは、レギュラー・ハイオク・軽油を入れ間違えないようにするセンサで、揮発が少ない時期は、よくエラーが出ます。エラーが出ると、インターホンで店員が確認を取るので、めんどうです。このエラーが出ないようにするには、ノズルをいったん奥まで入れてレバーをひき、ガソリンが出始めたら、かるく抜くと出にくくなります(私はいつもこれを行なっている)。
  また、バイクに給油する際は給油前にバイクボタンを押すことにより、ガソリンが少量ずつ出てくるしくみになっていて、安全面が高くなっています。(私はあまり好きではないので、いつもは押さないで入れる)
  セルフサービスということは、すべて自分でやらなければなりません。そのようなわけで、すいがらやごみ捨て、窓拭きなども自分でします。窓拭きなどはなかなか大変で、ガソリンスタンドの店員の気持ちが味わえます。ほかに、マット清掃機、空気圧調整機等も設置されていて、自由に使えるようになっています。
  洗車はというと、これまた自動機ですべてセルフサービスとなっています。洗車機入口で自動車の型や洗車の種類を選び、あとは移動していくだけという便利なものです。
  もちろん、給油やその他分からないことがあれば、店員を呼べば丁寧に使い方を教えてくれます。

  来店者を見ると、意外と女性の客も多く見かけます。それだけ給油が簡単であり、しかも経済的だということがいえると思います。また、ビニール手袋が置いてあり、においが気になる人などはしています。
  気になる値段ですが、セルフスタンドだけあって近くのガソリンスタンドより、レギュラーが3〜5円/リットルほど安くなっています。さらに、ベイシアの3000円以上の買い物レシートで、さらに2円/リットル安くなります(99年6月現在)。これだけ差があると、値段を選ぶかサービスを選ぶかはっきりしてきます。

  欠点といえば、まず一番に挙げられるのが、寒い日や風が強い日などの給油です。冬の深夜などに行くと、ぞうきんが凍っていたりしてさっさと給油を終わらせて帰りたいと思ってしまいます。それと、ほかのセルフにはある手洗い場が見つからないことが気になりました。不意にガソリンがついてしまった場合には、不便だと思います(そのようなことはめったにないですが)。さらに、給油のみで修理やオイル交換などの施設がないので、そのようなことが必要な場合はほかのガソリンスタンドへ行かなくてはなりません。

  このガソリンスタンドができたことにより、以前からあった近くのスタンドのサービスが良くなったり、価格を下げてきたりしてきています。競争原理が働いてこのような効果を得られることはわれわれ消費者から見てとてもうれしいことです。ぜひ、このまま維持し続けることを願っています。


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