PS版DQWのリメイクに物申す!

俺とザキ



○ラスボス
 さぁやってきました。ここですけど、難しいですねぇ。まずラスボスが弱いということに関しては、私の場合、『もしかしたら彼は死にたかったのではないか』という結論に達してしまい、その自説にまたショックを受けて自分自身に精神的な痛恨の一撃を放ってしまったというよく分からん状態になってしまっているので、普通のRPGのようにラスボスを単純に強くしていいのかどうか判断できませんね。 一番大事な人を亡くした彼の採った行動。それは人間への復讐では無く、あの人が存在しないという苦痛からの逃避として全てを忘れるために選んだ道だとしたら・・・。 もうね、耐えられないっスよ、コレは。出来ることなら戦闘を避けて欲しいのだけれど・・・。
 そして、彼が消える場面。・・・何とかしてくれないですかね。久美沙織氏の小説版同様、GBソフト「ドラゴンクエストモンスターズ」で、彼に記憶を呼び戻させたと理解できる、本編の範疇を越えた台詞を言わせたのもシナリオライター氏があまりに彼が不憫と思っていたからこそでしょう。 せめて、彼に大切な人の名前を思い出させてあげるという目的のあるなしだけでも、最後の戦闘は別の意味でより力が入るものとなるのではないでしょうか。何といってもあの最後の戦闘は本来意味を成さないものなのですから。
 
 さて、本題はここからです。ズバリ、ラスボスはエビルプリーストにしてくれませんかね?
 つーか、どう考えてもコイツが諸悪の根源でしょう? 結界の門番程度の扱いで終わるようなモンスターではないっしょ? だからこそ久美沙織氏の小説版では大トリでラスボス扱いだったのでしょう? 
 ・・・いやホント、マジでお願いしたいです。そして○の玉で力が半減される前の本来のゾーマ並にめちゃくちゃ強くしていただきたいですな(因みに倒すには約レベル70以上が必要;)。それをですね、ガツーンとやりたいんですよ。・・・例えそれが全ての解決には繋がらなくても。

◆◇◆

○エンディング
 ここは最後のシーンの解釈がちょっと・・・よく分からないというか。なんでシンシアだけ?というところをもうちょっと説明して欲しいですね。小説版でも書き様に困ったようで表現をぼかしてますし。
 唯一、当時の出版物で明記してあったのがゲームブックでして、それによると、生まれ育った村に帰ってきた勇者だが、一人ではあまりに寂しいので、平和を取り戻したお礼としてマスタードラゴンがシンシアを生き返らせた・・・ようなことが書いてあったんですが、そりゃねーだろという感じでして。それでピサロの方はフォロー無しかい!ということですね。エンドテーマの時間内に納めるためでなく、ここまで来て無理矢理ハッピーエンドに持っていってお茶を濁すようなことは止めて欲しいものだと思います。

◆◇◆

 え〜、ということで好き勝手に書いていきましたが、いや〜すっきりしました(^^;)。まぁシステム関連はともかく、お話自体は大きく変更はしないと思うので完全に自己満足で終わってますが、ラスボスのところだけは何とかしていただきたいと思いますね。
 次回はPS版DQWのプレイレビューになると思います。さて、どうなっていますやら・・・。


(3/3)